ObfuscationAttribute.ApplyToMembers プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ObfuscationAttribute.ApplyToMembers プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

型の属性が型のメンバに適用されるかどうかを示す Boolean 値を取得または設定します。

名前空間: System.Reflection
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property ApplyToMembers As
 Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ObfuscationAttribute
Dim value As Boolean

value = instance.ApplyToMembers

instance.ApplyToMembers = value

C#

public bool ApplyToMembers { get;
 set; }

C++

public:
property bool ApplyToMembers {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

J#

/** @property */
public boolean get_ApplyToMembers ()

/** @property */
public void set_ApplyToMembers (boolean value)

JScript

public function get ApplyToMembers
 () : boolean

public function set ApplyToMembers
 (value : boolean)

プロパティ値
属性が型のメンバに適用される場合は true。それ以外の場合は false。既定値は true です。

解説

属性がメンバに適用される場合、このプロパティの値は無視されます。

重要 :
この属性を適用しても、属性を適用するコード エンティティの隠ぺいが自動的に行われるわけではありません。この属性の適用は、隠ぺいツールの構成ファイルを作成する代わりとして行われます。つまり、隠ぺいツールに対する指示を出すだけです。Microsoft では、隠ぺいツールの販売元が次に説明するセマンティクスに従うことを推奨しています。ただし、特定のツールが Microsoft の推奨するセマンティクスに従っているという保証はありません。

使用例

型は隠ぺいから除外されるが、ApplyToMembers プロパティが false であるために型のメンバには除外が適用されないコード例を次に示します。

このコードは、コンパイルして実行することのできる例の一部です。詳細については、ObfuscationAttribute クラスのトピックを参照してください。

Visual Basic

<ObfuscationAttribute(Exclude:=True, ApplyToMembers:=False)> _
Public Class Type2

C#

[ObfuscationAttribute(Exclude=true, ApplyToMembers=false)]
public class Type2
{

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ObfuscationAttribute クラス
ObfuscationAttribute メンバ
System.Reflection 名前空間