行先表示器とは? わかりやすく解説

方向幕

(行先表示器 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 16:06 UTC 版)

方向幕(ほうこうまく)は、公共交通機関の行き先や、運行区間、路線名などを表示するため、車両に設置されるを使用した装置である。英語ではロールサインRollsign[1]という。


注釈

  1. ^ 九州産交グループでは会社創立77周年を記念して「九州産交グループ77年目のありがとう 次の未来へ回送中」というユニークな表示を出していたが、2020年令和2年)6月に入ると新型コロナウイルスの流行に対応し、医療従事者に感謝の意を込めた「医療従事者のみなさまに感謝! 回送中」という表示に改められた。
  2. ^ 以前は熊本県内の他社と同様、熊本バスも後部に行先を表示していたが、現在では後部方向幕は使用しない方針となっているため(最初から後部にも行先表示するために設置されているLED方向機を搭載した自車発注車または移籍車を除く)。そのため、経年式車や過去の移籍車において前面と側面はLED化されておきながら後部だけ幕のまま「熊本バス」に固定されている車両がほとんどであるが、後部方向幕を黒色のカバーで塞いだ車両または後部方向幕自体を撤去された車両も存在する。[要出典]
  3. ^ 1958年(昭和33年)に運転を開始した20系客車は、九州特急の東京駅での誤乗を防ぐために列車名ごとに地の色を変えていたが、1964年(昭和39年)以降は白地となった。また、1967年(昭和42年)に登場した581系電車では、白地に、黒の縁取りがついた黄緑または黄色の文字を使用していた。[要出典]

出典

  1. ^ a b 『部屋を心地いいインテリアにする本』学研プラス、2015年、p.49
  2. ^ 三菱電機(編)「社会環境・交通システム」『三菱電機技報』第80巻第1号、三菱電機エンジニアリングe-ソリューション&サービス事業部、2006年1月、11頁。 
  3. ^ アクション エコ レポート 2005”. 名古屋鉄道 (2005年9月). 2021年10月6日閲覧。
  4. ^ 【ニュースリリース】AGCと共同で実用化に取り組んだ新型車両用表示器、 京阪電鉄3000系プレミアムカーに採用”. 交通電業社 (2020年5月15日). 2023年5月13日閲覧。
  5. ^ 【ニュースリリース】東武鉄道株式会社様新型特急スペーシア「N100系」で彩Visionを採用”. 交通電業社 (2022年7月21日). 2023年5月13日閲覧。
  6. ^ "南武線(尻手〜浜川崎駅間)へのE127系の投入について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道横浜支社. 17 February 2023. 2023年2月17日閲覧
  7. ^ カナロコ (2015年11月29日). “「オークションで高く売れる」廃車予定のJR表示幕盗んだ疑い”. news.yahoo.co.jp. 2015年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月29日閲覧。
  8. ^ “「オークションで高く売れる」廃車予定のJR表示幕盗んだ疑い”. 神奈川新聞. (2015年11月28日). オリジナルの2015年12月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151207044429/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00005447-kana-l14 
  9. ^ 小林宇一郎「新車インタビュー 信濃路のイキな通勤型新車 長野電鉄 OSカー」『鉄道ファン』No.58、1966年4月号、p.35、鉄道友の会、1966年4月1日。
  10. ^ 『日本の私鉄2 小田急電鉄』p.157、保育社カラーブックス)、ISBN 4586532025
  11. ^ 宇都宮駅バスのりば
  12. ^ バス関連商品(LED式行先方向幕)”. 西鉄エム・テック. 2008年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月17日閲覧。
  13. ^ AKB48総選挙会場行き臨時バス運行』(pdf)(プレスリリース)西日本鉄道、2015年6月5日http://www.nishitetsu.co.jp/release/2015/Information/15_i_027.pdf2015年6月9日閲覧 
  14. ^ 柴田進 (2015年6月5日). “西鉄、AKB48総選挙会場行き臨時バスを特別な行先案内表示で運行”. トラベル Watch (インプレス). https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/20150605_705689.html 2015年6月9日閲覧。 
  15. ^ FAQ -よくある質問と回答-”. 方向幕製作メーカー 株式会社交通電業社. 2008年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月18日閲覧。
  16. ^ 鉄道ファン』1990年2月号 p.136 交友社
  17. ^ 『鉄道ファン』1985年4月号、p.124、交友社
  18. ^ a b 鉄道ジャーナル』1998年6月号別冊、p.54、鉄道ジャーナル社、1998年。
  19. ^ EF66 36に「広島車両所公開」ヘッドマーク 鉄道ホビダス、ネコ・パブリッシング、2016年9月23日



行先表示器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 21:12 UTC 版)

川越観光自動車」の記事における「行先表示器」の解説

正面最後部・側面ともに全てオージLED表示器採用している。かつて方向幕表示器は東武バスからの移管分を含めて三陽オージの2社が併用されていた。また、3014号車残っている方向幕表示器もオージ製である。

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行先表示器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:31 UTC 版)

京都市営バス」の記事における「行先表示器」の解説

他のバス事業者ではよく見られるLED行先表示は、系統色分けしている影響かあまり導入進んでいなかった。これまで横大路営業所中型車16系統・南8系統などの小型バス運行路線日野ポンチョ 使用系統)のみだったが、2010年より営業開始した2009年度新規投入車両の2272・2273号車梅津営業所)は、大型車では初のLED表示とり、20092012年度LED表示採用したが、2014年3月改正実施されラインカラー導入見越して2013年度新車から幕式に戻された。 幕式の表示では系統番号均一循環・多区間系統色別表示されバス停ガイドブック地図でもこの色別表記ならっているが、LED行先表示器ではその区別無くLED自体の2色表示である。 各系統(または運行区間など)の最終バスは幕式の行先表示器のバックライト赤ランプを、最終一つ前黄緑色使用する。なお、LEDに関してこの限りではなく設備持たない車両もあるが、2013年より営業開始した車両では、となる部分LED緑色もしくは赤色点灯していた。前述ラインカラー導入により、大半LED車は洛西営業所横大路営業所転属している。 2015年頃にフルカラーLED表示器が発売され京都府内では京都バスが、京都府外では名阪近鉄バス西武バス沖縄県バス事業者などに導入されたが、京都市バスでも2018年度導入開始5年計画全て幕式表示器を置き換える予定

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行先表示器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 04:53 UTC 版)

富士急行1000形電車」の記事における「行先表示器」の解説

正面貫通扉窓下設置されている行先表示器は字幕式で、各駅停車での運行時は終着駅名のみが表示され京王時代同様にゴシック体縦書き配列である。特急として運行する時は、井の頭線運行されていた3000系正面行先表示器字幕類似した横書き配列で、赤地白抜きの「特急表示上部添えている。しかし、先述たように1200形での特急運用は「フジサン特急」が検査などで運休した際の代走のみになったため、実際に掲出される機会少なくなった。

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行先表示器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 14:37 UTC 版)

一畑電気鉄道2100系電車」の記事における「行先表示器」の解説

正面貫通扉窓下設置されている行先表示器は字幕式で、各駅停車での運行時は終着駅名のみが表示され京王時代同様にゴシック体縦書き配列である。急行として運行する時は、井の頭線運行されていた3000系正面行先表示器字幕類似した横書き配列で、赤地白抜き急行 表示上部添えている。側面の行先表示器は京王時代種別用は撤去され行先用の機器のみ使用急行運転時には種別行先併記して表示する

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行先表示器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:44 UTC 版)

営団05系電車」の記事における「行先表示器」の解説

落成当初の行先表示器は前面側面ともに第01 - 13編成字幕式、第14編成以降は3色LEDであったが、B修工事施工後の第14 - 18編成フルカラーLED式、千代田線転用後の第01030613編成は8色カラーLED式変更されている。側面設置位置ワイドドア車のみ車体中央部の側窓の上設置されている。それ以外編成では横から見て中央より1つ右の側窓上部設置している。 幕式の車両前面側面ともにローマ字併記書体ゴシック体であった。なお、落成当初側面ローマ字併記はなかったが、1996年平成8年)の東葉高速鉄道線開業に伴い1999年平成11年)までに順次前面側面ともに方向幕交換されローマ字入りとなった。 3色LED車で書体明朝体として、側面ローマ字併記があるが、前面側面表示器よりもドット粗く日本語のみである。前面側面ともにLED表示器05系のものは低輝度品だが、05N系では高輝度品を使用し視認性の向上が図られている。なお、後に05系前面側面ともに05N同様の高輝度品への交換実施された。 フルカラーLED車は書体ゴシック体使用しており、前面側面ともローマ字併記である。 種別表示各駅停車場合当初無表であったが、2016年頃から順次各停」または「各駅停車」と表示されるように変更された。3色LED車は、4文字種別は2文字表記される千代田線北綾瀬支線については「綾瀬北綾瀬」および「ワンマン」の交互表示である。 種別表示色は以下のとおり字幕式:快速赤地白文字通快白地深緑色文字、東快は白地に赤文字。 3色LED式各停地、快速・東快は赤文字通快黄緑文字フルカラーLED式(第14 - 18編成):各駅停車青地快速赤地通勤快速緑地東葉快速地。

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