方向幕
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方向幕(ほうこうまく)は、公共交通機関の行き先や、運行区間、路線名などを表示するため、車両に設置される幕を使用した装置である。英語ではロールサイン(Rollsign)[1]という。
注釈
- ^ 九州産交グループでは会社創立77周年を記念して「九州産交グループ77年目のありがとう 次の未来へ回送中」というユニークな表示を出していたが、2020年(令和2年)6月に入ると新型コロナウイルスの流行に対応し、医療従事者に感謝の意を込めた「医療従事者のみなさまに感謝! 回送中」という表示に改められた。
- ^ 以前は熊本県内の他社と同様、熊本バスも後部に行先を表示していたが、現在では後部方向幕は使用しない方針となっているため(最初から後部にも行先表示するために設置されているLED方向機を搭載した自車発注車または移籍車を除く)。そのため、経年式車や過去の移籍車において前面と側面はLED化されておきながら後部だけ幕のまま「熊本バス」に固定されている車両がほとんどであるが、後部方向幕を黒色のカバーで塞いだ車両または後部方向幕自体を撤去された車両も存在する。[要出典]
- ^ 1958年(昭和33年)に運転を開始した20系客車は、九州特急の東京駅での誤乗を防ぐために列車名ごとに地の色を変えていたが、1964年(昭和39年)以降は白地となった。また、1967年(昭和42年)に登場した581系電車では、白地に、黒の縁取りがついた黄緑または黄色の文字を使用していた。[要出典]
出典
- ^ a b 『部屋を心地いいインテリアにする本』学研プラス、2015年、p.49
- ^ 三菱電機(編)「社会環境・交通システム」『三菱電機技報』第80巻第1号、三菱電機エンジニアリングe-ソリューション&サービス事業部、2006年1月、11頁。
- ^ “アクション エコ レポート 2005”. 名古屋鉄道 (2005年9月). 2021年10月6日閲覧。
- ^ “【ニュースリリース】AGCと共同で実用化に取り組んだ新型車両用表示器、 京阪電鉄3000系プレミアムカーに採用”. 交通電業社 (2020年5月15日). 2023年5月13日閲覧。
- ^ “【ニュースリリース】東武鉄道株式会社様新型特急スペーシア「N100系」で彩Visionを採用”. 交通電業社 (2022年7月21日). 2023年5月13日閲覧。
- ^ "南武線(尻手〜浜川崎駅間)へのE127系の投入について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道横浜支社. 17 February 2023. 2023年2月17日閲覧。
- ^ カナロコ (2015年11月29日). “「オークションで高く売れる」廃車予定のJR表示幕盗んだ疑い”. news.yahoo.co.jp. 2015年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月29日閲覧。
- ^ “「オークションで高く売れる」廃車予定のJR表示幕盗んだ疑い”. 神奈川新聞. (2015年11月28日). オリジナルの2015年12月7日時点におけるアーカイブ。
- ^ 小林宇一郎「新車インタビュー 信濃路のイキな通勤型新車 長野電鉄 OSカー」『鉄道ファン』No.58、1966年4月号、p.35、鉄道友の会、1966年4月1日。
- ^ 『日本の私鉄2 小田急電鉄』p.157、保育社(カラーブックス)、ISBN 4586532025
- ^ 宇都宮駅バスのりば
- ^ “バス関連商品(LED式行先方向幕)”. 西鉄エム・テック. 2008年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月17日閲覧。
- ^ 『AKB48総選挙会場行き臨時バス運行』(pdf)(プレスリリース)西日本鉄道、2015年6月5日 。2015年6月9日閲覧。
- ^ 柴田進 (2015年6月5日). “西鉄、AKB48総選挙会場行き臨時バスを特別な行先案内表示で運行”. トラベル Watch (インプレス) 2015年6月9日閲覧。
- ^ “FAQ -よくある質問と回答-”. 方向幕製作メーカー 株式会社交通電業社. 2008年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月18日閲覧。
- ^ 『鉄道ファン』1990年2月号 p.136 交友社
- ^ 『鉄道ファン』1985年4月号、p.124、交友社。
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』1998年6月号別冊、p.54、鉄道ジャーナル社、1998年。
- ^ EF66 36に「広島車両所公開」ヘッドマーク 鉄道ホビダス、ネコ・パブリッシング、2016年9月23日
行先表示器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 21:12 UTC 版)
正面・最後部・側面ともに全てオージ製LED表示器を採用している。かつて方向幕表示器は東武バスからの移管分を含めて三陽・オージの2社が併用されていた。また、3014号車に残っている方向幕表示器もオージ製である。
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行先表示器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:31 UTC 版)
他のバス事業者ではよく見られるLEDの行先表示は、系統を色分けしている影響かあまり導入が進んでいなかった。これまで横大路営業所の中型車 か16系統・南8系統などの小型バス運行路線(日野ポンチョ 使用系統)のみだったが、2010年より営業を開始した2009年度新規投入車両の2272・2273号車(梅津営業所)は、大型車では初のLED表示とり、2009~2012年度はLED表示を採用したが、2014年3月改正で実施されたラインカラー導入を見越して、2013年度新車から幕式に戻された。 幕式の表示では系統番号が均一・循環・多区間系統で色別表示されバス停やガイドブック、地図でもこの色別表記にならっているが、LED行先表示器ではその区別は無くLED自体の2色表示である。 各系統(または運行区間など)の最終バスは幕式の行先表示器のバックライトに赤ランプを、最終の一つ前は黄緑色を使用する。なお、LED車に関してはこの限りではなく設備を持たない車両もあるが、2013年より営業を開始した車両では、枠となる部分のLEDが緑色、もしくは赤色に点灯していた。前述のラインカラー導入により、大半のLED車は洛西営業所や横大路営業所に転属している。 2015年頃にフルカラーLED表示器が発売され、京都府内では京都バスが、京都府外では名阪近鉄バス、西武バス、沖縄県のバス事業者などに導入されたが、京都市バスでも2018年度に導入を開始、5年計画で全て幕式表示器を置き換える予定。
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行先表示器
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「富士急行1000形電車」の記事における「行先表示器」の解説
正面貫通扉窓下に設置されている行先表示器は字幕式で、各駅停車での運行時は終着駅名のみが表示され、京王時代と同様にゴシック体縦書き配列である。特急として運行する時は、井の頭線で運行されていた3000系の正面行先表示器字幕に類似した横書きの配列で、赤地に白抜きの「特急」表示を上部に添えている。しかし、先述したように1200形での特急運用は「フジサン特急」が検査などで運休した際の代走のみになったため、実際に掲出される機会が少なくなった。
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行先表示器
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「一畑電気鉄道2100系電車」の記事における「行先表示器」の解説
正面貫通扉窓下に設置されている行先表示器は字幕式で、各駅停車での運行時は終着駅名のみが表示され、京王時代と同様にゴシック体縦書き配列である。急行として運行する時は、井の頭線で運行されていた3000系の正面行先表示器字幕に類似した横書きの配列で、赤地に白抜きの 急行 表示を上部に添えている。側面の行先表示器は京王時代の種別用は撤去され、行先用の機器のみ使用。急行運転時には、種別と行先を併記して表示する。
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行先表示器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:44 UTC 版)
落成当初の行先表示器は前面・側面ともに第01 - 13編成が字幕式、第14編成以降は3色LEDであったが、B修工事施工後の第14 - 18編成はフルカラーLED式、千代田線転用後の第01・03・06・13編成は8色カラーLED式に変更されている。側面の設置位置はワイドドア車のみ車体中央部の側窓の上に設置されている。それ以外の編成では横から見て中央より1つ右の側窓上部に設置している。 幕式の車両は前面・側面ともにローマ字併記で書体はゴシック体であった。なお、落成当初は側面にローマ字併記はなかったが、1996年(平成8年)の東葉高速鉄道線開業に伴い、1999年(平成11年)までに順次、前面・側面ともに方向幕が交換され、ローマ字入りとなった。 3色LED車では書体は明朝体として、側面はローマ字併記があるが、前面は側面表示器よりもドットが粗く日本語のみである。前面・側面ともにLED表示器は05系のものは低輝度品だが、05N系では高輝度品を使用し、視認性の向上が図られている。なお、後に05系も前面・側面ともに05N同様の高輝度品への交換が実施された。 フルカラーLED車は書体はゴシック体を使用しており、前面・側面ともローマ字併記である。 種別表示は各駅停車の場合は当初は無表示であったが、2016年頃から順次「各停」または「各駅停車」と表示されるように変更された。3色LED車は、4文字の種別は2文字で表記される。千代田線北綾瀬支線については「綾瀬⇔北綾瀬」および「ワンマン」の交互表示である。 種別表示色は以下のとおり。字幕式:快速は赤地に白文字、通快は白地に深緑色の文字、東快は白地に赤文字。 3色LED式:各停は橙地、快速・東快は赤文字、通快は黄緑文字。 フルカラーLED式(第14 - 18編成):各駅停車は青地、快速は赤地、通勤快速は緑地、東葉快速は橙地。
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