九州産交バス
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九州産交バス株式会社(きゅうしゅうさんこうバス、英: Kyushu Sanko Bus Co., Ltd.)は、熊本県熊本市近郊の路線バスと熊本県内から各都市への高速バス等を中心に運営するバス事業者。2015年10月1日からは貸切バスの運営も行っている。九州産業交通ホールディングス傘下。ここでは、九州産業交通の頃に地域毎にて分社化され、後に合併して設立された「産交バス株式会社」についても記載する。
注記
- ^ 2023年6月の組織改正により産交バスの営業所としては廃止され、八代営業所へ統合。これまで担当していた路線ならびに車両は産交バス八代営業所松橋車庫所有という位置づけとなった。ただし、車内の忘れ物等については九州産交バス松橋営業所にて対応する。
- ^ 2015年12月1日で九州産交バス直轄営業所としての機能は廃止され、光の森営業所へ移転した。現在は産交バスのみの営業所として残留・存続している。
- ^ 2022年5月現在、HP上でもリンクが削除され、検索時刻表上でも該当路線は「阿蘇営業所運行」と表示されている
- ^ 予約・発券業務は大江戸温泉物語が担当する。
- ^ ただし、運転業務は高速営業所の乗務員に委託。
- ^ 1973年から1975年にかけて九州自動車道の区間開通と共に高速道路載せ替えによって福岡までの急行便は廃止されたが、その名残として久留米までの区間は1987年頃まで久留米急行として運行されていた。
- ^ 西工製車体は末期の2009年頃迄導入されていた
- ^ それ以前も中古導入のノンステップ車や子会社の車両(日野・ポンチョ等)は標準塗装で導入されていた
- ^ 最終導入のC-Ⅰ(1999年に7台、2000年に1台)においては、8台の内5台は「快速あまくさ号」に転用され天草営業所に転属、残り3台は熊本営業所に残留し、2012年頃より高速運用から外れ「やまびこ号」や「たかちほ号」の他、天草快速や空港リムジンの予備車として使われていたが、2017年頃(時期不明)までに3台共廃車となっている。また、「あまくさ号」専用車となった5台の内4台も元「B&Sみやざき号」専用車の2代目セレガが八代営業所より4台転属して来た事により予備車両となったのち2020年6月までに離脱したため、かつての西工C-Ⅰ高速車は2020年7月時点で残り1台となっている。
- ^ さらに夜行便においては1994年導入車から全国の事業者でも珍しい車内公衆FAXも搭載されていた時期もあり話題になった。
- ^ この4台のみ高速車としてはトイレが設置されておらず、行灯は「九州産交」に固定され、行先表示はサボ式となっている。
- ^ 当該車両は木山営業所・大津営業所常駐扱いだったが、のちに貸切カラーのまま行灯のLED行先表示化ならびにワンマン機器増設の上で高速営業所に転属し、主に大分線「やまびこ号」を中心に運用されている。
- ^ 写真の車両は当時、かつての天草産交の車両。その後八代へ転属
- ^ 導入当初は産交観光バス→九州産交観光所属の貸切車だったが、のちに産交バス(株)へ移籍。撮影時は熊本市内定期観光バス(もりめぐりん)専用車として使用。
- ^ 写真の車両は導入当時のもので、撮影時は「フェニックス号」続行便として使用中。その後この車は大牟田営業所へ転属し久留米230あ3252へと改番後、のちに熊本営業所へ帰属し熊本230あ3252へ再改番。
- ^ ただし、人吉周遊バス「じゅぐりっと号」と、トヨタ・ハイエース(豆バス)を使用する人吉地区の尾曲線・涼水戸温泉前線・小柿公民館前線・七地線および水俣市の水俣駅前~葛彩館線においては車両の都合上機器の搭載が出来ないため使用不可。また、座席予約指定制の都市間バスや定期観光バスにおいても使用出来ない。
- ^ ただし、各店舗に設置してある「くまモンのIC CARD」専用チャージ機での「nimoca」・「Suica」などのチャージは出来ない。
- ^ ただし、同社間であっても直接目的地へは行けず途中乗継が必要な区間における定期券はICカードには対応していないため、この場合は従来の紙式定期券での利用となる。また九州産交バスと熊本電鉄バスが共同運行している楠団地線で指定停留所から当該系統に乗る場合に限り、どの会社でも有効な定期券についても、紙式定期券となる
- ^ サンライズ号、あそ☆くま号、フェニックス号を除く。フェニックス号においては運行開始当初から2022年3月31日まで他路線と同様に4枚綴り回数券が使用出来たが、同年4月1日よりダイナミックプライシング型(価格変動制)運賃導入に伴い廃止となった。
- ^ ただし、指月電機は、2017年に情報機器システム事業を小田原機器に譲渡している。
- ^ 桜町BTのAホーム内に2023年3月31日オープン。無人決済システムを実用化した店舗として九州ではJR九州本社S店と並び初出店となる。
出典
- ^ 令和元年度(2019年度)ブライト企業に111社が認定されました! 2019年10月21日(ココクマ) 2021年1月23日閲覧
- ^ “ブライト企業認定証” (PDF). 九州産交バス (2019年10月17日). 2021年1月23日閲覧。
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- ^ バス浸水「1日も早く再開を」熊本・人吉の営業所 2020年7月11日(産経新聞)
- ^ “人吉営業所の運行再開について” (PDF). 産交バス (2020年7月13日). 2020年7月14日閲覧。
- ^ 『熊本地域のバス事業者5社による共同経営が、4月1日から始まります 〜独占禁止法特例法に基づき、共同経営第1号を認可〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省総合政策局地域交通課、2021年3月19日。 オリジナルの2021年3月22日時点におけるアーカイブ 。2021年3月25日閲覧。
- ^ 『熊本の路線バス運行事業者の共同経営について 〜共同経営準備室〜』(PDF)(プレスリリース)九州産交バス/産交バス/熊本電気鉄道/熊本バス/熊本都市バス、2021年1月29日。 オリジナルの2021年2月10日時点におけるアーカイブ 。2021年2月10日閲覧。
- ^ “熊本市内中心部における 180 円均一運賃実施のお知らせ”. 共同経営推進室. 2024年2月12日閲覧。
- ^ “九州産交バス株式会社 組織図”. 九州産業交通ホールディングス. 2021年11月30日閲覧。
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- ^ 熊本都市圏路線再編計画「南部・東部地区のダイヤ改正について」 産交バスポータルサイト内
- ^ 『東部地区 バス路線網再編(認可申請中)に伴う運行方針について』(PDF)(プレスリリース)九州産交バス、2015年9月4日 。2015年9月11日閲覧。
- ^ “東京空港交通、九州産交バスにランプバスを譲渡 熊本空港で運用へ | FlyTeam ニュース”. FlyTeam(フライチーム). 2021年11月30日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/r_tsubame/status/1247542694269706240”. Twitter. 2021年11月30日閲覧。
- ^ 河出書房新社「各駅停車全国歴史散歩44 熊本県」
- ^ “バス回送時における LED 方向幕の表示変更について ~医療従事者のみなさまに感謝をお伝えいたします~” (PDF). 九州産交バス (2020年6月5日). 2021年2月4日閲覧。
- ^ “EVバス運行のご案内”. 九州産交バス. 2018年6月2日閲覧。
- ^ “環境省委託事業 中型電気バス(2018年)”. ピュース (2018年1月30日). 2018年6月2日閲覧。
- ^ 2019年5月7日 復刻カラーバス運行開始のお知らせ (九州産交バス)
- ^ 復刻カラーバスデザイン (九州産交バス)
- ^ 懐かしの「ベージュ」バス、復刻 九州産交バス(熊本日日新聞2019年5月8日朝刊6面より)
- ^ "熊本県内路線バス(電鉄電車含む)における「SUGOCA」等の全国相互利用10社の交通系ICカード利用サービス開始について" (PDF) (Press release). 九州産交バス. 1 February 2016. 2016年2月14日閲覧。
- ^ 8/31『くまモンのIC CARD』に定期券導入! ICカード定期券により、通勤通学がますます便利になります! (PDF)
- ^ “「熊本市電」および「阿蘇くまもと空港リムジンバス」の乗車手段を大幅拡充 ~4月25日より、市電全車両に導入およびご利用いただけるブランドを追加~” (PDF). 九州産交バス (2023年4月17日). 2023年6月18日閲覧。
- ^ TO熊カード・回数券の終了のお知らせ (PDF) - 九州産交バス・産交バス、2015年6月15日
- ^ 無人決済システム導入店舗が九州地方初出店!ファミリーマートJR九州本社/S店とファミリーマートサクラマチ/S店を3月31日(金)オープン! ~無人決済システムで利便性の向上と福利厚生の充実を推進~ (2023年3月23日)ファミリーマート公式ページ
- ^ “~無人決済システム導入店舗が九州地方で初出店~ 「ファミリーマートサクラマチ/S 店」 3月31日(金)6時オープン! SAKURA MACHI Kumamoto バスターミナルの利便性に寄与 (3月30日(木)11 時~メディア向け説明会を開催) ※報道関係者向け” (PDF). 九州産交バス (2023年3月23日). 2023年8月14日閲覧。
- ^ 九州産交バス(株) 抗ウイルス・抗菌事業はじめました (九州産交 抗ウイルス・抗菌事業トップページ)
- ^ バスモ トップページ (九州産交)
- ^ バスもっと! トップページ (九州産交)
九州産交バス
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一日フリー乗車券(熊本市内版) 700円 一日フリー乗車券(熊本県内版) 1,500円九州産交バス・産交バスが運行する一般路線バスに指定した日の1日中自由に乗り降りができる。熊本市内版は熊本交通センターから熊本市内の路線を中心とした範囲限定、熊本県内版は水俣・芦北地域を除く熊本県内一円で利用可能。いずれも2010年3月31日をもって販売を終了。同年4月1日より各社が発行する1日乗車券が共通化され、各社共通1日乗車券「わくわく1dayパス」と各社共通2日乗車券「わくわく2dayパス」が発売された。
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