西日本鉄道とは?

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|基本情報|地図|動画|文献|商品|全文検索

Weblioカテゴリー検索

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

Weblioカテゴリー/辞書と一致するものが見つかりました。


三省堂 大辞林

三省堂三省堂

にしにほん-てつどう ―だう 【西日本鉄道】



ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

西日本鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/01 17:19 UTC 版)

西日本鉄道株式会社
Nishi-Nippon Railroad Co., Ltd.
ロゴマーク
Fukuoka Building.JPG
西鉄本社のある福岡ビル
種類 株式会社
市場情報
東証1部 9031
福証 9031
略称 西鉄、NNR
本社所在地 日本の旗 日本
〒810-8570
福岡県福岡市中央区天神一丁目11番17号
設立 1908年明治41年)12月17日
(九州電気軌道株式会社)
業種 陸運業
事業内容 鉄道事業
一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
海上運送事業
利用運送事業
航空運送代理店業
通関業
不動産の売買および賃貸業
遊園地・植物園等の経営
代表者 長尾亜夫代表取締役会長[1]
竹島和幸(代表取締役社長
資本金 261億5729万円
(2010年3月31日現在)
売上高 単独1280億円、連結3138億円
(2010年3月期)
純資産 単独822億円、連結1053億円
(2010年3月31日現在)
総資産 単独3468億円、連結4051億円
(2010年3月31日現在)
従業員数 単独4394人
(2009年9月30日現在)
決算期 毎年3月31日
主要株主 日本生命保険相互会社 4.97%
株式会社福岡銀行 4.89%
株式会社みずほコーポレート銀行 3.98%
(2007年9月30日現在)
主要子会社 西鉄グループを参照
関係する人物 西鉄に関係する人物を参照
外部リンク www.nishitetsu.co.jp
テンプレートを表示

西日本鉄道株式会社(にしにっぽんてつどう、: Nishi-Nippon Railroad Co., Ltd.、NNR)は、福岡県を基盤に鉄道路線、バス路線などの路線網を持つ大手私鉄。また、西鉄グループの中心となる会社でもある。東証1部上場(証券コード:9031)。 一般的に略称の西鉄(にしてつ、Nishitetsu)として知られている。

本社所在地は福岡県福岡市中央区天神一丁目11番17号に所在する福岡ビル

なお、西日本旅客鉄道(JR西日本)とは、全く関連のない別の企業である。同社は福岡県も営業エリアに含まれているため、国鉄分割民営化の際は、当社との混同が懸念されていた。

目次

会社概要

天神大牟田線太宰府線甘木線貝塚線(旧・宮地岳線)の4つの鉄道路線および路線バス高速バスなどを運営するほか、国際貨物(輸出入)・不動産業・レジャーサービス業なども行っている。福岡県内に留まらず日本全国、さらには海外でも事業を行っている。幹線である天神大牟田線を中心に私鉄路線としての輸送水準は高く、首都圏中京圏京阪神圏三大都市圏以外の鉄道会社として唯一大手私鉄の中に含まれる。鉄道事業の通称は西鉄電車(にしてつでんしゃ)、バス事業の通称は西鉄バス(にしてつバス)である。

1908年創業の九州電気軌道が前身で、2008年に100周年を迎えた(傍系の博多湾鉄道汽船1900年創業)。かつては福岡市内線北九州線などといった路面電車も有していたが、(事実上の)全面廃止を受けて、都市間高速電車として発展を続けていた大牟田線(現在の天神大牟田線)にその中心がシフトした。現在は同路線が鉄道・バス部門における利益捻出の柱となっている。

2007年5月10日に当社から発表された同年3月期(2006年度)決算[2]では、全事業20,071百万円の営業利益のうち、鉄道事業が5,145百万円、バス事業が-1,315百万円、兼業事業が7,871百万円となっている。

最大のターミナルである西鉄福岡(天神)駅福岡市地下鉄空港線天神駅と接続しており、福岡空港駅へは同線で結ばれている。このことから、同様に羽田空港から首都圏とを結ぶ京浜急行電鉄や、関西国際空港から京阪神圏とを結ぶ南海電気鉄道中部国際空港から中京圏とを結ぶ名古屋鉄道とビジネスホテル事業で提携しており、沿線の主要駅に各社のポスターが掲示されている。

歴史

西日本鉄道は、1908年明治41年)に設立され1911年(明治44年)に開業した九州電気軌道(九軌)が前身である。これに先立つ1902年(明治35年)には太宰府馬車鉄道(後に九州鉄道に合併)が二日市 - 太宰府間に馬車鉄道を開業している。1910年(明治43年)には福岡市内で福博電気軌道が、翌1911年には博多電気軌道路面電車の運行を開始。両社は後にそれぞれ東邦電力と九州水力電気に吸収されるが、1934年(昭和9年)に福博電車が双方の軌道事業を引き継いだ。一方、1924年大正13年)には九州鉄道(九鉄、国有化された1887年設立の九州鉄道とは別)が福岡 - 久留米間で高速電車を開業する。

1942年昭和17年)には陸上交通事業調整法に対応するため、九州電気軌道・福博電車・九州鉄道・博多湾鉄道汽船(湾鉄)・筑前参宮鉄道の5社が合併し、西日本鉄道が発足した。登記上は九州電気軌道(本社・小倉市砂津)による他4社の吸収合併で、合併成立3日後の1942年9月22日に現社名に改称している。また合併と同時に小倉地区への戦災を恐れ、西鉄発足と同時に本社を福岡市西新に移転、旧九州電気軌道本社は「北九州営業局」となった。「西日本鉄道」の社名は、5社合併時の博多湾鉄道汽船社長であった太田清蔵により命名されたものである。

西鉄では創立年を自社の直接の母体会社である九州電気軌道が設立された1908年としているが、創立記念日は5社合併後、現社名に改称した9月22日としている。

年表

  • 1942年昭和17年)
  • 1943年(昭和18年)
    • プロ野球球団「大洋軍」を買収し、「西鉄軍」発足(同年シーズン終了後に解散)。
  • 1943年(昭和18年) - 1944年(昭和19年) - 福岡県内のバス事業者各社を買収。
  • 1944年(昭和19年)5月1日 - 糟屋線と宇美線が戦時体制により国有化され、糟屋線は国鉄香椎線に、宇美線は国鉄勝田線となる。
  • 1945年(昭和20年)
  • 1948年(昭和23年)
  • 1949年(昭和24年) - プロ野球球団「西鉄クリッパース」(会社名:西鉄野球株式会社)発足、パ・リーグに加盟。
  • 1950年(昭和25年)
  • 1951年(昭和26年)
    • 西鉄クリッパースが西日本パイレーツと合併、「西鉄ライオンズ」となる。
    • 7月1日 - 宮地岳線宮地岳 - 津屋崎間が延伸開業。同時に宮地岳駅移転。
    • 9月25日 - 大川線を休止(1966年廃止)。
  • 1952年(昭和27年)1月6日 - 大牟田市内線を休止(1954年廃止)。
  • 1957年(昭和32年)2月11日 - 西鉄初の新性能車1000形運転開始。
  • 1958年(昭和33年)11月27日 - 福島線を廃止。
  • 1959年(昭和34年)5月1日 - 大牟田線で特別料金不要の特急を運行開始。
  • 1961年(昭和36年)12月28日 - 西鉄福岡駅に自動券売機を設置。
  • 1962年(昭和37年)
  • 1969年(昭和44年)6月25日 - 日本民営鉄道協会(民鉄協)を脱退。
  • 1972年(昭和47年)
  • 1973年(昭和48年)
    • 1月5日 - 福岡市内線の吉塚線(吉塚駅前 - 千代町間)が廃止。
    • 5月10日 - 大牟田線で2000形特急電車運転開始。
    • 11月17日 - 九州自動車道鳥栖 - 南関間開通に伴い、福岡 - 熊本間の都市間高速バス「ひのくに」を高速道路経由に変更。西鉄初の高速バス。
  • 1975年(昭和50年)
    • 10月10日 - 大牟田線で5000形通勤電車運転開始。
    • 11月2日 - 福岡市営地下鉄の建設工事に伴い、福岡市内線の貫線(九大前 - 姪浜間)・城南線(西新 - 渡辺通1丁目間)・呉服町線(呉服町 - 祇園町間)が廃止。
  • 1978年(昭和53年)3月3日 - 高架化の完成した平尾 - 大橋間で西鉄初のロングレールを採用。
  • 1979年(昭和54年)2月11日 - 福岡市内線の循環線と貝塚線が廃止。これにより福岡市内線は全線廃止に。
  • 1980年(昭和55年)11月1日 - 北九州線の路線の一つである北方線が廃止。
  • 1982年(昭和57年)8月1日 - 民鉄協に復帰。
  • 1983年(昭和58年)
  • 1985年(昭和60年) - 西鉄福岡駅ターミナルプロジェクト(天神ソラリア計画)開始。
  • 1986年(昭和61年)
    • 2月5日 - 鉄道運賃改定を実施(改定率は普通11.3%、通勤14.8%、通学15.3%)
    • 9月6日 - 地平区間としては西鉄初のロングレールが大牟田線春日原 - 白木原間で完成。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1989年(平成元年)
    • 3月10日 - 大牟田線で8000形特急電車運転開始。
    • 福岡市で開催されたアジア太平洋博覧会会場内において日本初のガイドウェイバスを運行開始(同博覧会終了と同時に終了)。
    • 3月24日 - 天神ソラリア計画の第1期工事として建設されていた「ソラリアプラザビル」が営業開始。
    • 4月25日 - 大牟田線の全車両(事業用および保存車両を除く)の冷房化・高性能化が完了。
  • 1990年(平成2年)10月14日 - 京王帝都電鉄(現・京王電鉄)と共同で福岡 - 東京(新宿)間に日本最長距離の高速バス「はかた号」を運行開始(後に京王は撤退)。
  • 1991年(平成3年)7月22日 - 宮地岳線の全車両の冷房化が完了。
  • 1993年(平成5年)
    • 4月18日 - 博多湾クルージングシップ「マリエラ」運航開始(2007年(平成19年)5月1日に西鉄シティホテルに移管)。
    • 5月17日 - 西鉄初の4扉車両6000形通勤電車が大牟田線で運転開始。
    • 7月3日 - 鉄道運賃改定を実施(改定率は普通13.3%、通勤22.7%、通学16.6%)
  • 1995年(平成7年)
    • 2月23日 - 西鉄初のVVVFインバータ制御車両、6050形通勤電車が大牟田線で運転開始。
    • 3月25日 - 大牟田線薬院駅の高架化完成に伴い同駅にすべての列車が停車。
  • 1996年(平成8年)3月8日 - 西鉄福岡駅に自動継続定期券発売機導入。
  • 1997年(平成9年)
  • 1998年(平成10年)4月23日 - 西鉄天神バスセンターが全面完成。これにより天神ソラリア計画の第2期として計画され、西鉄福岡駅・西鉄天神バスセンター・福岡三越が入った「ソラリアターミナルビル」が全面完成。
  • 1999年(平成11年)
    • 4月1日 - 福岡市交通局との共通プリペイドカードよかネットカード」を導入。
    • 4月24日 - 天神ソラリア計画第3期の「ソラリアステージビル」が完成。これにより西鉄福岡駅ターミナルプロジェクトが完了。
    • 7月1日 - 福岡都心部(天神 - 博多駅間各ルート)の運賃を100円に値下げ。同時に都心部を循環する100円循環バスを運行開始。
  • 2000年(平成12年)
  • 2001年(平成13年)
    • 1月1日 - 大牟田線を天神大牟田線に、西鉄福岡駅を西鉄福岡(天神)駅に改称。
    • 1月20日 - 天神大牟田線に快速急行を新設。
    • 2月17日 - 天神大牟田線で7000形通勤電車運転開始。
  • 2002年(平成14年)3月 - 駅を拠点としたウォーキングイベント「レールあんどハイク」開始。
  • 2002年(平成14年)5月1日 - 北九州営業局を西鉄バス北九州として分社。北九州地区における本社直轄拠点が消滅した。
  • 2003年(平成15年)12月 - 天神大牟田線で7050形通勤電車運転開始。
  • 2005年(平成17年)3月1日 - SUNQパス発売開始。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月25日 - 西鉄初のステンレス車両3000形電車が天神大牟田線で運転開始。
    • 4月1日 - SUNQパスの対応範囲がすべての九州島内高速バスおよび路線バスに拡大。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日 - 宮地岳線の西鉄新宮 - 津屋崎間を廃止、同時に宮地岳線を貝塚線に改称。
    • 7月21日 - 戦後初の女性車掌が誕生。
    • 8月1日 - 鉄道車両のヘッドライトの終日点灯を開始(ただし、JRや東武鉄道など他の大手民鉄とは異なり、夜間を除いて尾灯の点灯はほとんどされていない)。
  • 2008年(平成20年)
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
    • 6月17日 - 天神大牟田線を走行中の車内で火花が起こるトラブルが発生[4]
    • 10月7日 - 株式会社あんくるふじやの株式を創業家など3名から取得し同社を買収[5]
    • 10月中旬 - 電車教習所に3000形ベースの「運転シミュレータ」を導入[6]
  • 2012年(平成24年)1月1日 - 完全子会社の株式会社福岡スポーツセンターを吸収合併[7]



[ヘルプ]
  1. ^ 但し、現在は代表権を返上している
  2. ^ 2007年3月期(2006年度)決算 (PDF)
  3. ^ クレジットカードで定期券などの購入が可能に! (PDF)”. 西日本鉄道 (2009年12月16日). 2010年12月18日閲覧。
  4. ^ 本年6月17日の天神大牟田線車両トラブルに関するお詫び
  5. ^ 株式会社あんくるふじやの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ (PDF)”. 西日本鉄道 (2011年9月22日). 2011年9月23日閲覧。
  6. ^ 西鉄電車教習所に新型「運転シミュレータ」を導入 (PDF)”. 西日本鉄道 (2011年9月30日). 2011年9月29日閲覧。
  7. ^ 子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ (PDF)”. 西日本鉄道 (2011年8月4日). 2011年8月6日閲覧。
  8. ^ 大手私鉄他社でパークアンドライドを推進している例は中京圏を地盤とする名古屋鉄道がある
  9. ^ 利用者の料金負担軽減のため行政が主体となって駐車場用地を提供することでマイカーから鉄道へのシフトを推進する自治体もある(大木町
  10. ^ 民鉄各社紹介 西日本鉄道株式会社(日本民営鉄道協会)
  11. ^ 企業情報:にしてつグループホームページ (ページ中段) - 2011年9月29日閲覧。
  12. ^ 『鉄道ファン 2011年9月号』交友社 西日本鉄道在籍車両数より
  13. ^ にしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券 FUKUOKA 1DAY PASS リニューアル (PDF) - 西日本鉄道ニュースリリース、2012年2月1日
  14. ^ 第170期定時株主総会招集ご通知 (PDF)
  15. ^ 第169期損益計算書 (PDF)
  16. ^ 約1,500か所。これはバス停名ベースであり、標柱総数は約3,500とのこと。
  17. ^ 西鉄の住宅資源リノベーションプロジェクト「エコノア」の展開について (PDF)”. 西日本鉄道 (2009年9月4日). 2009年(平成21年)9月20日閲覧。
  18. ^ 「MarkS city the大江」 プロジェクト始動 (PDF)”. 西日本鉄道・九州旅客鉄道(共同発表) (2011年7月8日). 2012年(平成24年)1月6日閲覧。
  19. ^ 西日本シティ銀行「博多に強くなろう」中島国彦氏談
  20. ^ 栄光の歴史「伝説の西鉄ライオンズ」
  21. ^ 西鉄創立100周年記念イベント「よみがえる西鉄ライオンズ」開催 (PDF)”. 西日本鉄道 (2008年9月2日). 2009年12月31日閲覧。
  22. ^ 「にしてつ100年の歩み」西日本鉄道 2008年発行 より


「西日本鉄道」の続きの解説一覧




固有名詞の分類



西日本鉄道に関係した商品


西日本鉄道のページへのリンク
「西日本鉄道」の関連用語
西日本鉄道のお隣キーワード
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
» モバイルで「西日本鉄道」を見る
_ _   


西日本鉄道のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2012 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの西日本鉄道 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2012 Weblio RSS