照射

デジタル大辞泉

ともし【^▽灯】

読み方：ともし

１ ともしび。とうか。とぼし。

「—は、その炎のまわりに無数の輪をかけながら」〈芥川・偸盗〉

２ （「照射」とも書く）夏の夜、山中の木陰にたいまつなどをもやし、近寄る鹿を射殺す方法。また、その火。《季 夏》「百姓の弓矢ふりたる—哉／召波」

しょう‐しゃ〔セウ‐〕【照射】

読み方：しょうしゃ

［名］(スル)

１ 日光などが照らすこと。「—時間」

２ 治療のために赤外線や放射線を当てること。ふつうX線・α(アルファ)線・γ(ガンマ)線などについていう。「X線を—して胸部のレントゲン写真をとる」

PDQ®がん用語辞書

照射

【仮名】しょうしゃ
【原文】irradiation

x線、ガンマ線、中性子線、その他の線源から得た高エネルギーの放射線を利用して、がん細胞を殺傷して腫瘍を収縮させる治療法。体外の装置から放射線を照射する場合（体外照射療法）と、放射線を放出する物質を体内のがん細胞の近くに留置する場合（内照射療法）がある。全身照射では、放射標識モノクローナル抗体などの放射性物質を血流を介して全身に循環させる。「radiation therapy（放射線療法）」、「radiotherapy（放射線療法）」とも呼ばれる。

季語・季題辞典

照射

読み方：トモシ（ｔｏｍｏｓｈｉ）

古くに鹿狩りに使われた方法

季節 夏

分類 人事

ウィキペディア

照射

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/12/12 06:05 UTC 版)

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ウィキペディア小見出し辞書

照射

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/06/13 08:22 UTC 版)

「宝石のトリートメント」の記事における「照射」の解説

石に人工的に放射線（電子、中性子）や電磁波（γ線）を照射し、結晶構造に歪みを与える。自然環境下で起きる可能性も十分に有りうるのだが、全てトリートメント扱いされ、エンハンスメントとは認められていなかった。 真珠照射により黒灰～青灰色の珠が得られる。 石英茶色、紫（アメシスト）、煙水晶、ローズクォーツなどが無色～黄色の石英、水晶を照射処理することで得られる。 ダイヤモンドブルー・ダイヤモンドやグリーン・ダイヤモンドの多くは、あまり商品価値のない黄色や茶色のダイヤモンドに放射線を照射して得ている。 トパーズブルー・トパーズは天然にも産するが、色が薄く商品価値がほとんどないため、こうした石や無色のトパーズを照射して得ている。黄色やオレンジの石の場合は色が強くなる。 トルマリン無色、もしくは色の薄いトルマリンをこの処理にかけると、黄、茶、ピンク、赤、ときには緑と赤のバイカラーなど、様々な色が得られる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

照射

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 01:36 UTC 版)

名詞

照 射（しょうしゃ）

1. 日光などが照りつけること。
2. 光線や放射線を当てること。

発音^(?)

しょ↗ーしゃ

動詞

活用

サ行変格活用

照射-する

Weblio日本語例文用例辞書

「照射」の例文・使い方・用例・文例

• まず小部分にレーザーを照射します
• 紫外線照射前と紫外線照射後の比較
• (ガンマ線による)食品照射.
• 外部電源からの放射照射の間発光する
• 食物をガンマ線照射で処理してください
• 蛍光色素を励起する波長で試料を照射する、光を使用した顕微鏡検査
• 物質に光を照射しその透過光を測定することで、その物質の光学濃度を測定すること
• 熱または日光の過度の照射によって乾燥する
• 電磁波照射パターンで輪によって示される特定の方向へのアンテナの高められた応答
• 短距離のための照射を可能にするクルマのヘッドライトの光線
• 吸収される電離放射の単位で、照射原料1グラムあたり100エルグと等しい
• キュリウムをカーボン・イオンで照射することによって合成される放射性超ウラン元素
• 原子病という,放射能の照射を受けることで起こる病気
• 高空を照射する大型投光器
• 照射灯という,航路標識用の灯火
• 反射鏡で夜間遠くまで照射できるように作られた大型の電灯
• 人工的な光を照射して行なう病気の治療法
• 光照射により誘導される重合反応
• 陽子線照射法という,癌の治療法
• 放射線の照射をうけうる許容量