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ほうしゃ-せんりょうほう はう―れうはふ 6 【放射線療法】

放射線用いて行う治療法。特に癌などの悪性腫瘍対象となる。放射線治療


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放射線療法

強い放射線照射して、患部小さくしたり、がん細胞死滅させる方法です。子宮頸がんには、高い治療効果あります。また、高齢手術がむずかしい人の場合などには、早い時期から使用される場合あります
新し技術開発で、からだに対す負担少なくなってきましたが、下痢吐き気食欲不振はじめとするさまざまな副作用あります



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放射線療法(ほうしゃせんりょうほう)



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放射線療法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/03 23:26 UTC 版)

リニアック

放射線療法(ほうしゃせんりょうほう、 米国では radiation therapy、英国、カナダ、およびオーストラリアでは radiation oncology あるいは radiotherapy[1])は手術抗がん剤治療とともに(がん)に対する主要な治療法の一つである[2]

がんが発生した臓器の機能と形態を維持しながら治療が行えることを特徴とする[3][4]。アメリカでは3人に2人が利用している[5]。その歴史は19世紀末のエックス線ラジウムの発見を始まりとし、抗生物質、抗がん剤の開発および外科手術麻酔法の確立がなされていなかった当時の癌治療はほとんど放射線療法のみであった[6][7]。癌治療の目標には根治(完治)、延命、緩和があるが[8]、放射線療法はこの全てに利用される[9]。がんを完治させる可能性があるのは手術のほかは放射線療法だけであり、しかも放射線療法は患者の負担が少ないやさしい治療法で[10]、高齢者にも適応できる[4]。局所療法のため副作用が少なく、それも大部分は治療後一ヶ月から二ヶ月で自然に治まる[11]。使用される放射線のエネルギーが、正常組織に対して無視できない影響を与えると[12]、後述するように放射線障害と呼ばれる副作用を起こし、その内容も様々であるものの、この影響は放射線治療のメリットに比べて十分小さい[13]

放射線療法は放射線が生物の細胞を殺す作用を利用しているが、この作用は細胞分裂の盛んな細胞に対して効果が大きく、分裂の盛んながん細胞により大きな影響を与える[14]。放射線ががん細胞のみならず正常細胞にもダメージを与える一面があるものの、がん細胞はダメージに対する回復能力が乏しいため[15]放射線の分割照射は、正常細胞がダメージから回復する時間を与えて行われ、ダメージから回復できないがん細胞だけを死滅させている[16]。がん細胞の数が減少すると免疫細胞側が優勢となり、残ったがん細胞すべてを処分することができるようになる[17]。また、ふだんは免疫細胞が見逃しているがん細胞も放射線照射によってその存在が知られ、免疫細胞はがん細胞の場所に移動し、ただちにこれを処分する[18]


  1. ^ 英語版ウィキペディア導入部(en:Radiation therapy)より
  2. ^ 鎌田中川 2007, p.115
  3. ^ 放射線治療は、生活する上で支障となるような合併症をもたらない治療となることが原則であり、合併症が当然とされる手術と異なる。しかし、照射の痕跡が残るため、再度の照射では合併症が生じる危険性が増す。(近藤 1999 pp.15,99)
  4. ^ a b 西村恭昌 近畿大学医学部放射線腫瘍学部門
  5. ^ 唐澤 2009, p.14
  6. ^ 井上手島 2010, p.14
  7. ^ 人類初の放射線治療は1896年11月24日から12月3日まで、1日1回の照射に分割された形式で行われた。分割されたのは機械の性能が不足していた為であり、その後は治療機器が改良され高線量を1回で照射することも行われたが、20年後には、1回で照射する方式の効果が極めて低いと結論付けられている。現在、経験的知見から推奨される治療計画はどれも同じように分割化されている。(アリソン 2011 p.156)
  8. ^ 鎌田中川 2007, pp.115-116
  9. ^ 中川 2007, p.42
  10. ^ 唐澤 2009, p.12
  11. ^ 唐澤 2009, p.15
  12. ^ 近藤誠によれば、治癒率を上げようと線量を多くしたり、照射する範囲を広げたりすることが原因として多いとされている。(近藤 1999 p.99)
  13. ^ a b c d e f g h i 「3.放射線治療の副作用」『放射線によるがんの治療(特徴と利点) (08-02-02-03)』原子力百科事典ATOMICA
  14. ^ 中川 2007, p.66
  15. ^ 中川 2007, pp.66-68
  16. ^ 唐澤 2009, p.25
  17. ^ 中川 2007, pp.68-70
  18. ^ 中川 2007, p.70
  19. ^ Ann C. Mertens et al.  (2002). “Pulmonary complications in survivors of childhood and adolescent cancer”. Cancer 95 (11): 2431–2441. doi:10.1002/cncr.10978. “The lung is one of the most radiation-sensitive structures in the body. Therapy-related radiation damage to the lung depends on the volume of lung tissue irradiated, the total dose received, and fractionation scheduling.2 Radiation-induced lung disease includes an acute phase of radiation pneumonitis that occurs 2–6 months after exposure.”
  20. ^ Ann C. Mertens et al.  (2002). “Pulmonary complications in survivors of childhood and adolescent cancer”. Cancer 95 (11): 2431–2441. doi:10.1002/cncr.10978. “Chest radiation was associated with a 3.5% cumulative incidence of lung fibrosis at 20 years after diagnosis.”
  21. ^ Ericka Wiebe al. (2006), “RADIATION-INDUCED LUNG INJURY”, Oncology Exchange 5 (2): 29–32, http://www.oncologyex.com/gif/archive/2006/vol5_no2/5_protocols_practices_2.pdf 


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