機能面による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/15 06:34 UTC 版)
「ワイヤーストリッパー」の記事における「機能面による分類」の解説
各工具の指定の操作をする事によりその工具が出来る加工機能別に分類する。 被覆を切る機能のみ。被覆の除去は手で工具又はワイヤーを手で引っぱって除去するタイプ。 被覆を切ると同時に被覆が剥ぎ取られるタイプ。 被覆を切った後、連続して被覆を剥ぎ取る操作が出来るタイプ。
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機能面による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 20:14 UTC 版)
「ドライバー (工具)」の記事における「機能面による分類」の解説
握り部(柄) 材質は木製・樹脂製・金属製がある。当初木製の柄から始まり、日本では1952年にベッセルが国産初の樹脂製柄ドライバー「ユーライト柄絶縁ドライバー」を商品化している。金属製柄はTONE等のステンレス製 (SUS) ドライバーで見受けられる。 精密ドライバー 時計ドライバーともいい、腕時計やめがねなどに用いられる微小なねじを回すことに用いる。柄の端に空回りする円盤状の支えが設けられていて、手のひらで押すことでドライバーをねじに対して垂直に保つことが容易になっている。これにより指は「つかむ」「押す」という動作から開放され回す動作に専念でき、回転力を微妙に加減できる。人差し指でドライバー後端を押さえ、親指と中指で回す使い方もされる。刃先が非常に小さいため、力の掛け方を間違えると簡単に刃先が潰れてしまう点に注意したい。 ドライバービット 先端と軸のみで柄がついていないドライバー用の刃先 (bit)。専用のハンドルと組み合わせて使用する。インパクトドライバーや電動ドライバー、トルクドライバーなどは、通常ビット部分が交換可能になっている。Bitの差込形状は多種存在し、6.35mm六角サイズでボールくぼみ部まで9mm、13mmが多く用いられている。 スタビードライバー スタビー(stubby)は英語で「切り株状の」、「短い」、「ずんぐりした」という意味の形容詞で、柄を含めた全長が短い。基本的に狭い所で使用する。短いが細いわけではないので、握れる環境がよければそれなりに大きなトルクで締めることも可能であるが、短いため早く回すことができず、長いビスを回したり数多くのビスを処理したりするような作業には向いていない。 フレキシブルドライバー 先端と柄の間が柔軟性のあるスパイラル構造になっている。狭くて手が入らないような所に使用する。構造上刃先に大きな力を加えることが出来ないため、比較的大きなトルクを必要とするような作業には向いていない。 電工ドライバー 電気工事(電工)用のドライバーで、基本的に感電対策として握り手部分を絶縁体(木材、プラスチック、ゴムなど)で覆い、刃先と人体を接触させないような構造となっているものが多い、また最近の物では刃先自体でのショート事故防止のため先端部ギリギリまでゴムチューブなどを被せた物もある。そのほか大きな力を掛けて締め付ける作業などがあるため、握り部を大きくして力を加えやすくしている物も多い。握りのみぞは電線をしごくのに使う。使用に関しての注意として、感電対策で基本的なドライバーとの構造上の違いにより持ち手の底と刃の部分が直接つながっていないため、普通のドライバーなどで見かけるハンマーで底を叩いてビスをかち込むといったことをすると、刃先が持ち手の底を突き破って砕けてしまうことがある点に注意が必要である。 検電ドライバー 柄の内部にネオンランプと抵抗器とを内蔵しており、握りは絶縁性がある半透明プラスチック製構造である。先端を電気配線に触れ、柄の後ろの金属部を手で触れると、人体を通じて流れた微少電流でランプが点灯して、配線が活電部であることが確認できる。ドライバーシャフトを直接手で触れると当然感電の危険がある。交流電気が来ているかを調べるときに使用する。300ボルトまでの低圧用と、1万5000ボルトくらいまでの高圧用がある。 電子検電器が普及するまで第一線で使われていた物だが、小さいとは言え人体に電流を流す危険性と年齢による人体の水分と油分などの分泌量の差などによりまともに使えないことがあるなど、動作に不安点が多数存在するため、現在では検電器として使っている人は少ないとされる。 ラチェットドライバー 一方向のみに回転するようなラチェット機構を組み込んでいて、往復動作させるだけで回転できるようになっている。回転方向は切り替えられるものが多い。 オートマチックドライバー 本体シャフト部に左・右のリードの大きいねじを設け、それにはまるナットを握り部内に付けたタイプ。先端は、ビットの差し替えが出来るようになっている。握りをビス方向に押すと、シャフトと先端が左右方向に回転し、握りがバネで元に戻る時には空回りをするラチェット機構になっている。シャフトは、回転方向と固定の切り替えが出来る。 トルクドライバー トルクドライバーは、適正なねじの締結トルク管理をすることが出来るように、設定以上のトルクを掛けると空回りするような構造になっている。 インパクトドライバー 「インパクトレンチ」を参照 回転方向へ衝撃を与えてねじを回す動力工具。動力として圧縮空気タービンまたは電動機が内蔵されていることが多い。 ショックドライバー インパクトドライバーと用途は同じだが、手動で使用するもの。動力やハンマーも内蔵しないため使用には別途ハンマーが必要となる。回そうとするねじにドライバーの先端を当てて保持し、ドライバーの後端をハンマーで打撃して使う。インパクトドライバーに比して回転トルクの加減が困難なため締付けに用いることはまれであり、主に錆びなどで固着したねじを緩めるために使用される。打撃の衝撃荷重の大部分が先端の押し付けに作用し、一部が回転エネルギーに変換されてねじを回す。カムアウト等ドライバー先端が逃げてネジを破壊する事故が減ると同時にショックが固着したネジを回すきっかけになる。破壊寸前となったねじの緩め作業に最終手段として使用することが多い。 電動ドライバー モーターにより回転するドライバー。コード式のものや、充電式のものがある。トルク管理機能を持ったものが多い。先端部分を交換することでさまざまなサイズのねじに対応し、ドリルにもなる。インパクトドライバーにも電動の物が存在するが一般的には電動ドライバーだけで言う場合はインパクト機能を持った物の事ではない。 コアドライバー 無線機器の発振コイルや中間周波トランスに使われている調整用フェライトコアを回すためのドライバー。高周波磁界に影響を与えないように、磁性を持たない材料(プラスチック、セラミックスなど)から作られている。 貫通ドライバー ハンマーなどで叩けるように軸が柄を貫通して後端に露出しているドライバー全般を指す。柄頭を叩く使い方ができるが、ショックドライバーのようにトルクをかけることはできない。絶縁加工されているものを除き感電事故の発生を防ぐため、電気工事には用いてはならない。 キャッチドライバー ドライバーの先端部にねじを保持するための2本のツメが備えられ根元のノブで開閉を操作してビスが先端部から落ちないように保持するタイプのドライバー。奥まった位置でもビスを落とすことなく取り付けることができる。
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