大坂の陣での活躍とは? わかりやすく解説

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大坂の陣での活躍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 00:07 UTC 版)

本多富正」の記事における「大坂の陣での活躍」の解説

慶長19年1614年)、大坂の陣が起こると、親豊臣であった越前家をまとめ上げて幕府方として参戦させた。 冬の陣の際は吉田好寛修理)、山川朝貞、荻田長繁越前軍を率いて越前府中より出陣し近江大津にて江戸から向かった藩主忠直合流し、富正と成重を左右先手として大坂天王寺付近に布陣した。越前軍は藤堂高虎計略失敗した際の乱戦巻き込まれ軍令無視して攻撃入り空堀突入した両軍頭上から鉄砲撃ちかける木村重成隊や真田丸真田信繁配下の軍により、加賀藩前田利常)勢らと共に多大な損害出している。後方家康の陣より遣わされ安藤直次により退却命令伝えられるが、忠直井伊直孝勢らは退こうとせず被害拡大越前家小栗正高が富正の馬印奪取し引き上げさせたため、これを見た諸家部隊退却始めた。のちに富正と成重は茶臼山家康本陣呼ばれ家康から叱責受けた真田丸の戦い参照)。 大坂夏の陣の際は養子志摩国許に残すが、志摩勝手に大坂駆けつけた。最終決戦前日5月6日)夜、富正と成重は再び家康陣営呼びつけられ、越前軍の働き悪さ直接叱責された。この際の「日本一臆病者」などの言われ様に憤った忠直以下の越前全軍は「一人も残らず忠直と共に骸を戦場の土と化し今日汚名滌ぐべし」として、夜間吉田好寛先導最前線移動し加賀藩前田利常)勢と決められていた先陣一番槍の場を勝手にもぎ取る抜け駆け行ったその際、富正は家臣らに「自分討ち死にする覚悟であるので全員従うように」と通達している。 翌日7日)朝、越前軍の最先頭に配置された富正は兵士に食を採らせ、充分に準備をした上で真田信繁勢と正面から激突した配下の将達、忠直兄弟ら(忠昌ら)と共に越前兵の精強さを見せつけた上で京橋門脇の塀に富正自らが立ち、大坂城一番乗り名乗り挙げたのち手勢率いて志摩共々本丸突入し千畳敷屏風懸物分捕り一番乗り証拠手柄とした。富正配下大坂方の将・大谷吉治討ち取るなど、越前軍が挙げた首級は3,700とも伝わる。この越前軍の活躍戦後、「掛カレカレノ越前衆、タンダカレノ越前衆、命知ラズノツマ黒ノ旗」という囃子歌が流行したほどに評判となった翌々日9日)、家康本陣呼ばれ抜け駆けの件について叱責されるがこれを「吉田好寛采配」と弁明している。10日には二条城にて、水野勝成との間で一番槍をめぐり審議を受けるか、証人もあり富正と認定された。これらの武功賞され家康から黄金50拝領している。

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大坂の陣での活躍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 22:46 UTC 版)

佐竹義宣 (右京大夫)」の記事における「大坂の陣での活躍」の解説

慶長19年1614年)の大坂の陣では、義宣は徳川方として参陣した。義宣は、慶長19年9月25日参勤のため久保田城出立していたが、その途中同年10月7日大阪への出陣命令受けた。これを受けて佐竹軍は同月15日以降順次久保田城出発し江戸にいた義宣は同月24日江戸出発した。義宣が大阪到着したのは、同年11月17日である。 義宣は玉造口に陣取り上杉景勝とともに木村重成及び後藤基次率い軍勢あたったこの際渋江政光戦死した今福の戦い)。今福の戦いでの勝利戦況大きな影響与えたので、幕府における佐竹軍の評価高まった大阪の役冬の陣)において幕府から感状受けたのはわずか12であったが、うち5名を佐竹家中の者が占めたことからもそのこと分かる

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大坂の陣での活躍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 08:17 UTC 版)

千村良重」の記事における「大坂の陣での活躍」の解説

大坂の陣において、冬の陣では妻籠関所信濃飯田城守備務め夏の陣では天王寺口の戦い参戦した

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