古典的ないろはかるたとは? わかりやすく解説

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古典的ないろはかるた

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:36 UTC 版)

「かるた」の記事における「古典的ないろはかるた」の解説

いろは47文字対応したいろはかるた」が最も古典的で有名である。なお、歴史的仮名遣い字音仮名遣いに必ずしも準拠しているものではない。 ことわざ使っているが、内容江戸京都・大坂など上方尾張などで各々異なっており、地方の特色表れて、「郷土かるた」も各地存在する。「犬も歩けば棒に当たる」で始まるものは、江戸かるた(犬棒かるた)である。 以下に示すものは伝統的な一例である。2012年現在市販されているものには、一部差し替えられているものも多い(「ゐ」「ゑ」「京」の削除対象も含む)。江戸いろはかるた場合では、表現難解あるいは死語となっている(「月夜に釜を抜く」→「月とすっぽん」、「総領の甚六」→「損して得取れ」など、「芋の煮えたもご存じない」「子は三界首かせ」も同様に差し替え対象となっている)、下品な表現含まれる(「屁をひって尻すぼめる」→「下手の長談義」[上方より流用])、差別的ニュアンスがある(「かったいの瘡うらみ」→「かえるの面に」など)などが差し替え理由として挙げられる。「良薬は口に苦し」はもともとは慣用仮名遣いの「れうやく」、「れ」のだったが(字音仮名遣いでは「りやうやく」)、現代仮名遣いの「りょうやく」、「り」の配置変更され、元の「り」の、「律義者の子だくさん」が不採用となったこともある。こういった時代合わせた変化については賛否両論となっている。 仮名江戸上尾張犬も歩けば棒に当たる 一寸先は闇 一を聞いて十を知る論より証拠 論語読みの論語知らず 六十三つ子花より団子 針の穴から天覗く 花より団子憎まれっ子世にはばかる 二階から目薬 憎まれっ子頭堅し骨折り損のくたびれ儲け 仏の顔も三度 惚れたが因果 へ 屁をひって尻すぼめる 下手の長談義 下手の長談義年寄りの冷や水 豆腐に鎹 遠くの一家より近くの隣ちりも積もれば山となる 地獄(ぢごく)の沙汰金次地獄の沙汰も金次第律義者の子沢山 綸言汗のごとし 綸言汗のごとし盗人の昼寝 糠に釘 盗人の昼寝瑠璃も玻璃も照らせば光る 類をもって集まる 類をもって集まる老いては子に従え(「老い」は「おい」が正しい) 鬼も十八(「鬼」は「おに」正しい) 鬼の女房鬼神破れ鍋に綴じ蓋 笑う門には福来る 若いときは二度い か かったいの瘡(かさ)うらみ かえるの面に水 陰うらの豆もはじけ時 よ 葦(よし)の髄(ずい)から天井のぞく 夜目遠目笠のうち 横槌庭掃く た 旅は道連れ世は情け 立て板に水 大食上戸食らい れ れうやく(良薬)は口に苦し(「良」は「りやう」が正しい) 連木で腹切る 連木で腹切る総領の甚六 袖の振り合わせも他生の縁 袖の振り合わせも他生の縁月とすっぽん 月夜に釜を抜かれる 爪に火をともす念には念を入れよ 猫に小判 寝耳に水泣きっ面に蜂 なす時の閻魔顔 習わぬ経は読めぬ ら 楽あれば苦あり 来年の事を言えば鬼が笑う 楽して楽知らず む 無理が通れば道理引っ込む 馬(むま)の耳に風 無芸大食嘘から出た真 氏より育ち 牛を馬にする ゐ 芋の煮えたもご存じない(「」は「いも」が正しい) 鰯の頭も信心から(「」は「いわし」が正しい) 炒り豆に花が咲く(「炒り」は「いり」が正しい) の 喉元過ぎれば熱さを忘れる ノミと言えば 野良節句働き鬼に金棒 負うた子に教えられて浅瀬を渡る 陰陽師身の上知らず臭いものに蓋をする 臭い物に蝿がたかる 果報(くゎはう)は寝て待て安物買いの銭失い 闇に鉄砲 闇に鉄砲負けるが勝ち まかぬ種は生えぬ 待てば甘露の日和あり芸は身を助く 下駄と焼き味噌 下戸建てたはない ふ 文はやりたし書く手は持たぬ 武士は食わねど高楊枝 武士は食わねど高楊枝子は三界の首枷 これにこりよ道才坊 こころざし松の葉 え えてに帆を上ぐ 縁と月日 閻魔色事亭主の好きな赤烏帽子 寺から里へ 天道人殺さず あ 頭隠して尻隠さず 足元から鳥が立つ 阿呆につけるはない さ 三遍回って煙草にしょ 竿の先に鈴 触らぬ神にたたりなし き 聞いて極楽見て地獄 鬼神に横道なし 義理と褌かかねばならぬ油断大敵 幽霊浜風(「幽」は「いう」が正しい) 油断大敵目の上のこぶ 盲の垣のぞき 目の上のこぶ身から出た錆 身は身で通る 売りの古知らぬが仏 しはん坊のさね 尻食へ観音縁は異なもの味なもの(「縁」は「えん」が正しい) 縁の下の舞 縁の下の力持ち貧乏暇なし 瓢箪から駒(「瓢」は「へう」が正しい) 貧僧重ね食い門前の小僧習わぬ経を読む 餅は餅屋 桃栗三年柿八年急いては事を仕損じる せんちで饅頭 背戸の馬も相口 す 粋は身を食う 雀百まで踊り忘れぬ 墨に染まれば黒くなる京の夢大阪の夢 京に田舎あり

※この「古典的ないろはかるた」の解説は、「かるた」の解説の一部です。
「古典的ないろはかるた」を含む「かるた」の記事については、「かるた」の概要を参照ください。

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