はま‐かぜ【浜風】
読み方:はまかぜ
浜に吹く風。浦風。
浜風
浜風 (相撲)
(浜風 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 10:10 UTC 版)
浜風(はまかぜ)は、日本相撲協会の年寄名跡のひとつ。初代・濱風が四股名として名乗っていたもので、1750年代頃に創設され、代々「今右衞門」を通り名としていたが、名前の由来は定かでない。
- 1 浜風 (相撲)とは
- 2 浜風 (相撲)の概要
浜風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:59 UTC 版)
甲子園球場における「浜風」は、球場の南西(ライトスタンド後方)からレフトスタンド・三塁側アルプススタンド方向へ吹き抜ける風のことである。主に夏の晴天時の昼間に発生する海風であり、プロ野球や高校野球などの開催時期と重なることから球場の「名物」としても知られている。 浜風が強い場合、スタンド上辺を超える高さに上がった打球は特に強く風の影響を受けることとなり、守備に就いた野手が目測を誤ったり、ライト方向へ上がった本塁打性の打球が逆風となった浜風に押し戻された結果スタンドまで届かないなどといったケースもしばしばである。そのためライト方向への打球が多くなる左打者にとっては「不利な球場」と言えるが、右打者にとっても完全な追い風になることは少なく、この浜風で本塁打を損している選手は非常に多い。実際に、本塁打の出やすさを示す本塁打パークファクターが12球団の本拠地球場で最低であったシーズンもあるなど、球場自体の広さも相まって投手有利の「ピッチャーズパーク」に分類される球場である。 その一方で、掛布雅之やランディ・バースらはこの浜風の特性を逆手に取り、左打者ながら「芸術的」と評される流し打ちでレフト方向への本塁打を量産した。また、「奇跡のバックホーム」のように、この浜風が試合結果を左右してしまうこともある。 なお、アルプススタンドと外野スタンドとの間に存在する隙間は風の抜け道となっており、浜風が舞っている日でも右翼ポール際への打球はよく伸びる。赤星憲広(左打者)が2005年に放った唯一の本塁打(現役中に放った3本のうち、これが最後のものとなった)はその右翼ポール際に放ったものである。 ただし、2009年の銀傘架け替えによって、内野スタンド上の従来の広告看板があった場所が金網のみになったために風の吹き方が変わり浜風が弱まった可能性が示唆されている。また、ライトスタンドの後ろ(甲子園競輪場跡地)にマンションが建設されたことで浜風が弱まったという指摘もある。
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