勘太郎の関係者
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「tactics (漫画)」の記事における「勘太郎の関係者」の解説
スギノ 声 - 保志総一朗 杉野村の2代目山の神。人間から天狗道に落ちた白天狗である。むーちゃんとは夫婦(プラトニック)である。同族嫌悪からか人間を嫌っており、むーちゃんに対する独占欲がかなり強い。そのためかむーちゃんがよく懐いている勘太郎とは常にいがみあっている。春華の過去を知りうる人物であり、それ故に春華を心配している。春華と同じく鯖が苦手。昔、春華が封印されていなくなっている間荒れて人々を困らせていた。その際鯖饅頭を村の人に仕込まれ、それを食べてしまい苦しんでいるところをむーちゃんに助けられる。それ以来むーちゃんと共に過ごしている。しかし現在でも人の家に上がり込んで我が物顔で振舞ったりと、あまり懲りていない様子がうかがえる。 天狗道に落ちただけあって妖力はかなりのものである。普段は着物を着用しているが、かなり現代風な格好をすることもある。 むーちゃん 声 - 南央美 緑色の猫とも兎ともつかぬヌイグルミのような姿をしている。「むー」としか喋らない。正体はよく分かっていないが、霊力は桁外れに高く、九字を飲み込むほどである。妻としてスギノに愛されているが、むーちゃん自身は勘太郎や蓮見を気に入っている(スギノ曰く「むーちゃんは如何物食い」)。夫であるスギノのことをぞんざいに扱ったりするが、本当はスギノのことをちゃんと想っている。得意技は相手に自白させること。主食は虫ということになっているが、スギノが「むーちゃんは食べものを大切にしている」、蓮見がむーちゃんに「なんでも召し上がる」など言っていることから雑食であると思われる。 アニメ版では「荒魂」を吸い込んだが、その影響で邪悪な性格になってしまった描写がある。しかしその後どうなったかは不明。 蓮見了寛(はすみ りょうかん) 声 - 飛田展男 勘太郎の大学時代の後輩で、名の知れた民俗学者である。誕生日は11月29日。学者としてかなり優秀であるが、頑固な性格の青年。勘太郎とは衝突が絶えない。妖怪という存在を頑として信じないが、實質妖怪が好きで民俗学者になったという経緯もあり本当はその存在を認めているようである。生真面目な性格を勘太郎に付け込まれ踊らされることもしばしば。昔、源頼光の家庭教師をしていた経験があり、本人曰く「そのときから髪が薄くなった」。老け顔を気にしている。 ロザリー 声 - 井上麻里奈 英国生まれの蓮見の養女。霊媒体質で、妖怪などと話ができる。 かつてはエドワーズが所属する「叡智と髑髏」に囚われており、霊媒体質を利用した儀式で無理矢理降霊させられていた。その際、エドワーズから非道な仕打ちを受けており、彼の傍に近づけない。いつもゴシック&ロリータ風の服装をしており、ヌイグルミを持ち歩いている。蓮見のことを「了寛」と呼び、慕っている。 霊力の低いあやめに代わり、藤を蘇らせるための媒介とされるため源側に誘拐された。最終的に藤はあやめに乗り移ったが、ロザリーには酒顛童子が乗り移り、春華と戦った。 レイコ 声 - 南央美 勘太郎の民族学研究の出版を担当する編集者。勘太郎に弄ばれることもあり気苦労が絶えない。締め切りを守らない勘太郎のもとへ現れた際春華に一目惚れする。 江戸川すず(えどがわ すず) 声 - 水樹奈々 アニメオリジナルキャラクター。江戸川子爵の娘。春華のことを慕っており洋服をよく差し入れてくれる。誕生日は8月1日のAB型。春華の主人である勘太郎を「守銭奴」と呼び、敵視している。アニメ最終話で、勘太郎達が源頼光らと一戦交えていた時に既に病死しており、この世の人ではない事が明かされる。コミックスでも物語間の4コマ、付録漫画などに偶に登場している。
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