三等車とは? わかりやすく解説

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さんとう‐しゃ【三等車】

読み方:さんとうしゃ

旧日本国有鉄道で、客車三等級があったころの、最下級の車両


普通車 (鉄道車両)

(三等車 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 15:14 UTC 版)

普通車(ふつうしゃ)は、日本鉄道における鉄道車両・設備の呼称で、JR旅客用の車両のうち、基本となる設備(座席椅子)を備える車両をいう。


  1. ^ この帯色による区別は、明治時代の関西鉄道が嚆矢といわれる
  2. ^ 『鉄道省年報. 昭和4年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 当時の赤色の塗料は、一等(白色)・二等(青色)に比べて割高であり、かつ三等車は一等車、二等車数に比べて膨大な数を有していた。


「普通車 (鉄道車両)」の続きの解説一覧

三等車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 06:44 UTC 版)

国鉄オハ31系客車」の記事における「三等車」の解説

オハ44400形⇒オハ32000形(オハ31形1927年から1929年昭和4年)にかけて512両が製造された、オハ31系基本となる三等座席車である。木製ナハ23800形を鋼製とした構造であった新製当初オハ44400形と呼称したが、増備途中1928年10月車両称号規程改正オハ32000形に改称された。さらに1941年昭和16年10月称号改正オハ31形改称されたが改称前に2両が事故廃車になっており、その分詰めて番号順にオハ31 1 - 510付番された。1966年昭和41年12月オハ31 245(静シミ)の廃車形式消滅となった。 オハフ45500形⇒オハフ34000形(オハフ30形オハ32000形と対をなす緩急車1927年から1929年にかけて165両が製造された。木製のナハフ25000形を鋼製とした構造であった座席定員72名。新製当初はオハフ45500形と呼称した。増備途中1928年車両称号規程改正でオハフ34000形に改称された。1941年称号改正でオハフ30形改称されたがこちらも改称前に2両が事故廃車になっており、その分詰めて番号順にオハフ30 1 - 163付番された。1966年12月にオハフ30 125盛アオ)の廃車形式消滅となった

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三等車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 19:10 UTC 版)

国鉄28400系客車」の記事における「三等車」の解説

スハ29300形(スハ28400形) 3・4列車専用三等車としてスハ29300 - 29319の20両が1925年汽車東京支店および日車東京支店製造された。 三等車ではあったが、特急専用設計として編成終点方向転換されることを前提座席が2列一方向固定式クロスシートとされ、これは以後スハ33900形→スハ32550形(スハ33形)を経て戦後スハ44形に至る一連の特急専用三等客車群の設計基本となった1937年頃に2両がスハニ28900形に、5両がスハユニ28820形に、残り12両がスヘ28400形に改造され形式消滅した。 なお、1927年称号改正では事故廃車欠番となったスハ29309を除く19両がスハ28400形28400 - 28418に改称されている。 スハフ29500形(スハフ28800形) スハ29300形に対応する三等緩急車として、これらと同様、1925年にスハフ29500 - 29511の12両が汽車東京支店日車東京支店製造された。1937年から1938年にかけて8両がスハニ28900形に、残りの4両がスヘフ28800形に改造され形式消滅した座席など諸設備スハ29300形に準じるが、こちらは1927年称号改正時には無事12両全車が改称されスハ28800~28811となっている。

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三等車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 19:10 UTC 版)

国鉄28400系客車」の記事における「三等車」の解説

オハ27050形 戦時中不要となった食堂車オシ27703 - 27705を改造した通勤客車である。 車内厨房施設水槽全て撤去し車体中央客用扉を増設の上つり革板張りロングシート設置した。 後にオハ28050 - 28052へ改番されている。 オハ28000形 1942年ダイヤ改正不要となったオイテ27002・27004の2両を1943年鉄道省吹田工機部改造した通勤客車である。 改造当たって極力種車部品再利用されており、展望デッキ通常のデッキ変更し展望室の4の広窓を残したままその直後一等室(回転座席部分)に1,100mm幅の中央扉を設置、更に車内各種設備全て撤去して中央扉を挟んで前後長さ5,515mmおよび6,915mmと文字通りロングシート設置 された。 なお、屋根上の明かり取り窓と通風機位置展望車時代同一で、旧展望室の広窓と共に種車面影留めていた。 オハ28100形 オイ27800形5両を格下げ改造した通勤客車である。車体中央への客用追加設置車内板張りロングシート化つり革設置などは他の本系通勤客車と同様であった。 オハフ28300形 スイフ27830形4両を格下げ改造した通勤客車である。改造内容オハ28100形に準じる

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