レインボーライン関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:37 UTC 版)
「烈車戦隊トッキュウジャー」の記事における「レインボーライン関係者」の解説
車掌 レッドレッシャー車内に常駐している人物。レインボーラインとシャドーラインの秘密をある程度知り得ている。口癖は「イマジネーション!」。 主に烈車でトッキュウジャーたちをシャドーラインの駅に送り届ける役目を持つが、本人によると「シャドーラインの長期停滞は危険」なため、即座に駅から離脱して戦いを静観している。車内の表示板により、トッキュウジャーの乗り換えチェンジを強制解除する権限を持っているが、メンバーの誰かが別行動を起こせば、烈車の進行方向を切り替え助けに戻るなど、全面的にトッキュウジャーのサポートをしている。 温厚な性格で、ライトたちには敬語で語りかけ、彼らの相談や頼みごとにも業務に支障のない範囲で快く対応する。その反面、非常事態には極度の興奮状態に陥るなど、エキセントリックな一面も持つ。食べ物の好き嫌いは少ないが、キュウリだけは非常に苦手としている。 第8駅でレッドレッシャーを止めるために急ブレーキをかけようとした際にはチケットを外し、さらにその裾を汗を拭くためのハンカチ代わりに使っており、この場面を目撃したヒカリは見なかったことにしている。 アプリチェンジャーを使いチケットとともにトッキュウ6号へトッキュウチェンジしようとしていたが、チケットだけが変身し、自身は帽子のマークが6号のシンボルに変わった程度である。 シャドーを恐れており、ゼットが乗り込んだ際にはすぐに隠れていた。 後日談の『行って帰ってきたトッキュウジャー』では車掌を辞め、鉄道警察隊隊長に就任する。また、トッキュウ7号に変身できるようになり、ライトたちと共闘した。メインライターの小林靖子は、車掌の設定には様々な案が存在していたが、関根勤が起用されたことにより人間の姿になったと証言している。 ものまねやカマキリ拳など演じる関根の持ちネタを披露することが多い。監督の加藤弘之は関根のファンであるため、加藤の担当回では特に多くなっている。第42駅の大滝秀治のネタで使用したつけ耳などは関根の自前である。 チケット 車掌が右手に填めているサルのパペットのような形状をした、彼の右腕。車内アナウンスを担当している。ライトたちには車掌が腹話術で喋っているだけと疑われているが、本人は「自分の意思がある」と言い張っている。どこからかトッキュウオーのコクピットに単独で出現することもある。車掌と同様にですます口調で話すが、彼とは対照的に毒舌家で、車掌と意見が対立することもある。 シャドーラインを目の敵にするような発言も多く、ザラム(明)に対しても同様。 トッキュウ6号へ変身した際にはやる気満々で戦いに行こうとしていたが車掌に止められ、明になる前のザラムが6号に変身した際には悔しがっている。明がビルドレッシャーの操縦システムを勝手に改造したことも気にいらないなど、明を煙たがっている。 第45駅では、ライトがチケットを車掌の手から外したが、それでもしゃべっている。ただし、その間も車掌は右手を動かしており、自身はしゃべっていなかった。メインライターの小林は、車掌が人間の姿になったことから、キャラ立ちのためチケットを加えたと述べている。 デザインを担当した篠原保は、「小猿っぽく」という指定と毒気のあるキャラクターであることから、かわいさだけでなく不気味さも加味している。また正体不明であることから、生物やロボットなど具体的なイメージに固定させないことも意識している。胴体部分は車掌の衣装を簡略化させた服を着ている。 ワゴン レインボーラインに乗務員として勤務し、車内販売を担当する女性。ロボットのような容姿をしているが、正体は不明。彼女の提供する各種弁当などの車内食はレッドレッシャーの客車で生活するトッキュウジャーの食糧にもなっている。第2駅では車内の天井を巨大フォークで突いている。 仕草や口調が妙に色っぽく、「激しく」や「いやーん」が口癖。ノリが良いため、ライトたちには気安く話せる存在となっている。趣味は自撮りで、車内清掃中にセクシーなポーズでしていることが多い。 トッキュウジャーのメンバーがレッドレッシャーのメンテナンス時にディーゼルレッシャーに移った際には、一緒にディーゼルレッシャーへ移動しており、ディーゼルオーの合体アナウンスも担当した。 後日譚の『行って帰ってきたトッキュウジャー』では、車掌の鉄道警察隊隊長に就いたことを受け、新しい車掌に就任した。ミオとカグラが少し子供っぽいため、壇蜜のようなセクシーな感じのお姉さん的存在として作られた。 デザインではロボット的に細かいディテールを加えているが、スーツ制作ではそれをできるだけ削ぎ落として細身に仕上げている。車内ワゴンは既存のものを改造している。 ポーズは『チャーリーズ・エンジェル』や『シカゴ』、セクシーなグラビアなどを参考にしている。 総裁 レインボーラインの最高責任者。車掌同様に人間の姿をしているようだがウサギの被り物で素顔を隠している。他人のイマジネーションに作用する力を持ち、その力でライトたちの身体を大人に変えた。素顔を見せないのは「他人の想像力を育ませるための措置」らしい。 ハイパーレッシャターミナルの司令室に常駐し、業務連絡アナウンスも自ら行っている。通信には黒電話を用いる。本人いわくドリルが好きで、ドリルレッシャーがお気に入り。 第19駅で声だけで登場し、明にビルドレッシャーを与える。初めて姿を見せたのは第31駅で、当初はライトたち初期メンバーが子供の姿に戻れなくなることを懸念し、車掌に5人の秘密を伝えトッキュウジャー解散を命じたが、それでもなおトッキュウジャーを続ける決意をした5人の意思を尊重しハイパーレッシャーの使用を許可する。 ライトは総裁を「おかず(=惣菜)」とたびたび間違えて呼んでおり、一度チケットからも「このおかず!」と暴言を吐かれたことがある。また、頭の被り物は登場するたびにずれていることがよくあり、毎回チケットに指摘されている。デザインを担当した篠原は、「遊園地の着ぐるみのように」という発注をもとに、チケットの意匠を盛り込んでいる。モチーフはウサギで、遊園地のマスコットキャラクター風というオーダーだった。
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