ユニオンセイバーとは? わかりやすく解説

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ユニオンセイバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:12 UTC 版)

新世紀GPXサイバーフォーミュラ」の記事における「ユニオンセイバー」の解説

第4回大会から参戦するイギリスチームハイデッカーシューマッハランドル新条など、充分にチャンピオン狙えドライバー歴代獲得しながらも、未だに総合優勝経験のない無冠強豪チーム最高位第8回大会ジェームス・郭と、第15回第16回大会ランドルによる2位第8回大会以降常に上位ランクインしている強豪だが、他のトップチーム第10回大会以降次々に2カー体制開始する中でも1エントリー続け2020年に全チーム2カー制が導入された時でさえ、開幕時は1エントリー継続したが、その年の最終2戦以降2カー制を開始した2015年当初使用していたナイトセイバーはドイツコンストラクター車体製造者)のケルンから供給されていた市販レースカーで、チームとしては車体製造していなかったが、カール・リヒター・フォン・ランドルの加入以降自社車体製造手がけるようになり、従来から製造していたエンジン開発ノウハウランドル資金力加わりユニオンセイバー製レースカー、イシュザークは強力な戦闘力発揮した。まだGT型が主流だった時期いち早くフォーミュラ型のナイトセイバーを採用した一方GT型のイシュザークに変更後時代フォーミュラ型に主流移行して2019年までGT型を採用していた。 基本的にイシュザークはダウンフォース発生用のウィング備えておらず、回転するローターによってダウンフォース能動的に発生・非発生させる点に特徴があり、イシュザークはアオイスゴウ車両とは異なり変形機構搭載しないが、これもダウンフォースローターの特性から必然的なことである。 ブースト機構巨大なブーストポッドを1基のみ搭載する水素エンジン搭載したイシュザークのブーストモードの名称は「メッサーウィング」。その名の通り通常は刃のようにそそり立っている車体中央部垂直尾翼状のウィング左右に大きく展開し巨大なブーストポッドが露出するという仕組みイシュザーク00-X1などリニアホイール搭載車両含め、この垂直尾翼状の巨大なウィングはイシュザークシリーズの大きな外観的特徴となっている。 ナイトセイバー 005KNIGHT SAVIOR 005 カーナンバー1) ケルンから供給され車両ホイールベース伸ばし高速走行最適化するスプリントモード呼ばれる特殊な簡易変形機構有する点を除けば、ごく普通のフォーミュラカー形状をしている。 レースチーム向けに市販されているレース車両であるが、2015年シーズン開幕段階では参戦車両中、最高速で1位、ゼロヨン2位など優秀なデータ示し、ナイト・シューマッハの能力加わり周囲驚かせる活躍見せたイシュザーク 007(ISSUXARK 007 カーナンバー1) 本来はシューマッハ専用として開発されていた車種後任ランドルと共に第6戦ノルウェーGPデビュー、その才能いかんなく応えデビューしていきなり2連勝飾り予選では終盤5戦中、実に4戦でフロントロー(3戦でポールポジション)という抜群速さ示しトラブル見舞われ第9戦以外はいずれ優勝争いリードしたウィング前端部を軸として左右に展開するエアブレーキ機構持っていたが、00-X1以降はそうした装備見られなくなったデザインした河森正治は、パワーボート風のフォルムを持つイシュザークのデザインは、この007時点ですでに完成しており、008以降、特に00-X1以降のイシュザークのデザイン当初個性を削いでいったものでしかない述べている。 イシュザーク 008(ISSUXARK 008 カーナンバー3) 2016年からラリー廃止されたことに伴い前年のイシュザークをオンロード専用仕様したもの2016年から2017年にかけて用いられ、前モデル同様、デビュー戦となった2016年開幕戦ブラジルGPと第2戦アメリカGPでいきなり連勝した2016年シーズンランドルスランプもあってタイトル獲得こそ逃したが、2017年まで入賞した10戦をいずれも表彰台圏内終えていることからも明らかなように、この車の戦闘力極めて高いものであったナイトセイバー 006RKNIGHT SAVIOR 006R カーナンバー3) ケルンから供給され車両ナイトセイバー005アップデート版。2017年第5戦で負傷し戦線離脱余儀なくされたランドルイシュザーク008)に代わり、第6戦スペインGPよりB・Hガーネットによって駆られた。計7戦に参戦し、6ポイント記録。翌2018年引き続きガーネット搭乗11戦に出場し、6ポイント記録イシュザーク 00-X1(ISSUXARK 00-X1 カーナンバー3) 自社エンジン供給する見返りとしてスゴウから得た6輪駆動制御ノウハウと、シュトロブラムスから供給受けたローリングコクピット・リニアホイールなどによって生まれ変わった新型イシュザーク。シュトロゼックチームの親会社であるシュトロブラムス社との関係のためか、同チームのフランツ・ハイネルが設計に関り、従来からついていた尾翼状のウィング・コックピットは、シュトロゼックのシュティール同じくコーナリング時左右にスイングするようになった。ただし、ランドル希望により、着座姿勢同時期に開発されていた新型シュティール(HG-164)とは異なり通常のシート式となっている。 この車両製造時より、ランドルがユニオンセイバーのオーナー就任したため、技術根幹からの大幅な変更が可能となり、動力リニアホイール足回りに6輪、と、前モデルから大胆な変更加わったいずれもユニオンセイバーとしては初め導入したものであったが、デビュー戦となった2018年最終戦日本GPでは、これがデビュー戦となる謎の新人プリンツ・ローゼンクロイツがプレクオリファイ予備予選)をあっさり通過しリタイアするまではトップ争い演じた翌年はほぼ2年ぶりに復帰したランドルによって駆られ前半6戦で2勝、シーズン12戦で表彰台7回と健闘したものの、スゴウアオイ同様、後半戦はジャッキー・グーデリアン駆るシュティールHG-165の後塵を拝するのみに終わる。 イシュザーク 00-X3(ISSUXARK 00-X3 カーナンバー3) 2020年にユニオンセイバーが投入した新型イシュザーク。6輪車引き続きローリングコクピット・リニアホイールを用いた外観的にはこれまでのイシュザークとは幾分異なり側面スリムになりフォーミュラカーに近い形状になったフリッツアルザードNP-1にこそ及ばなかったものの前年圧倒されシュティールHG-165に対して互角上のレースが可能となったこともあり、アルザード事件によりアオイ失格になった後のランキングでは、実に前半だけで3勝(うち1勝はフリッツリタイアした第4戦フランスGP)という結果ランドルもたらしたイシュザーク 00-X3/II(ISSUXARK 00-X3/II カーナンバー3〈ランドル〉、4〈2020-2022 新条2023 ギャラガー〉) 00-X3の動力リニアホイールから従来のユニオンセイバー製の水素エンジン戻したもの。そのため、ブースト機構もメッサーウィングを含めイシュザーク008以来3年ぶりに旧来服した。これにより、シュトロゼックから提供され技術はローリングコクピットのみ残る形となった2020年第11戦日本GPデビューし、このグランプリからユニオンセイバーは2台体制となり、ランドル加え、謎の覆面ドライバー当初デビューしプレクオリファイをあっさり通過したが、直後にこれは開幕前にアオイ追われ新条直輝であることが発覚し、後、2022年までランドル新条コンビによってステアリング握られた。デビュー戦では新条難攻不落のアルザードをバトル追い詰めそれを凌駕することを成功させ、ポテンシャルの高さを示した。このレース途中で中止となったため、この新型イシュザークはデビュー戦1-2フィニッシュ飾った2年目2021年シーズン両名とも風見ハヤトタイトルを争うも、及ばず2022年風見ブリード加賀争いに加わることはできず、特にランドル車はトラブルにも数多く見舞われた。 2023年現在も現役である。色はランドル従来どおり純白を、新条真紅を、2023年新条に代わって加入したセラ・ギャラガーは薄い赤を基調したものとなっている。 ナイトセイバー005イシュザーク007イシュザーク008イシュザーク00-X1全長 4485mm 4647mm 4651mm 4651mm 全幅 2207mm 2248mm 2250mm 2250mm 全高 935.6mm 982mm 982mm 982mm 車両重量 515kg 695kg 492kg 471kg 総排気量 5000cc 5000cc 4494cc 4494cc 最高出力 1500馬力/23000回転 1850馬力/25000回転 1860馬力/18800回転 1950馬力/19800回転 最大トルク 140kg-m/11000回転 150-m/16500回転 157-m/15000回転 172kg-m/16000回転 最高速度 444km/h 503km/h 610km/h 640km/h エンジン C.C.エンジンV12 C.C.エンジンV12/S C.C.エンジンV12/S C.C.エンジンV12/S-II 構造 ハイドロリックシステム 4WD C.T.S 4WD C.T.S 4WD C.T.S 6WD ボディ素材 C.F.R.P S.C.F.R.P S.C.F.R.P S.C.F.R.P 変速機 前6 後1 前6 後1 前6 後1 前6 後1 イシュザーク 00-X3イシュザーク 00-X3/II全長 4021mm 4021mm 全幅 2350mm 2350mm 全高 982mm 982mm 車両重量 462kg 460kg 総排気量 ー 4494cc 最高出力 不明 2140馬力/21900回転 最大トルク 不明 195kg-m/17500回転 最高速度 675km/h 685km/h エンジン 光学活性触媒燃料電池 C.C.エンジンV12/S-V 構造 超電導リニアホイール C.T.S 6WD ボディ素材 S.C.F.R.PII S.C.F.R.P 変速機 無段(超電導加速) 前6 後1

※この「ユニオンセイバー」の解説は、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」の解説の一部です。
「ユニオンセイバー」を含む「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」の記事については、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」の概要を参照ください。

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