メトロイドシリーズ
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『メトロイドシリーズ』(Metroid Series)とは、任天堂から発売されているコンピュータゲームシリーズである。
- 1 メトロイドシリーズとは
- 2 メトロイドシリーズの概要
メトロイドシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:27 UTC 版)
「メトロイド (架空の生物)」の記事における「メトロイドシリーズ」の解説
メトロイド=メトロイド ゼロミッション 銀河連邦政府には極秘裏に開発されていたため、公に発見されたのは惑星SR388に派遣された銀河連邦軍の調査隊が初となる。 捕獲されたメトロイドはスペースパイレーツに強奪され、生体兵器として転用するべく、惑星ゼーベス基地の中枢であるツーリアンで繁殖されていた。基地の全壊により、ツーリアンのメトロイドは全滅する。 メトロイドII RETURN OF SAMUS=メトロイド サムスリターンズ メトロイドを危険な生命体であると判断した銀河連邦政府は、サムスを惑星SR388に派遣、メトロイドの根絶を依頼する。これにより、惑星内のメトロイドは研究材料として持ち去られたベビーメトロイドを残して全滅した(厳密には、サムスは自分を親だと慕うベビーを殺すことができず、命令違反と分かりつつもこの名目で連れて来た)。 スーパーメトロイド 回収されたベビーメトロイドのエネルギー特性を平和的に利用するべく、銀河連邦によって研究が進められていたが、再建されたスペースパイレーツにベビーメトロイドを奪われ、再度惑星ゼーベスにて増殖が行われた。 再会したベビーメトロイドは成長して巨大化・凶暴化していたが後にサムスのことを思い出し、マザーブレインからサムスを庇って死亡。そのまま惑星ゼーベスが消滅したことにより、メトロイドは完全に絶滅したと思われていた。 メトロイド アザーエム ゼーベスでの最後の戦いから帰還したサムスのスーツ表面には、ベビーメトロイドの細胞片が付着しており、銀河連邦の検疫官が検査の際極秘裏に採取、それを基にクローン再生が行われていた。 更にアダム・マルコビッチが提出した「メトロイド軍事化計画」の中止を訴えるレポートを参考に、連邦軍の一部過激派が生体兵器として利用するべくスペースコロニー『ボトルシップ』で遺伝子操作を施し、凍結しないメトロイドがセクターZEROで培養・増殖される。マザーブレインと同様の能力を持つ人工知能・MB(メリッサ・バーグマン)のテレパシー操作、およびアンドロイド化による刷り込みを利用した制御体系も加わり計画は最終段階まで進んでいた。 しかし、MBが反乱を起こしたことでボトルシップは陥落。陰謀を知ったアダム率いる連邦軍第7小隊と偶然居合わせたサムスが調査に訪れる。その果てに遺伝子操作メトロイドはアダムが自身諸共研究施設を爆破し全滅。クローン第1号が成長したクイーンメトロイドもサムスに撃破され、救出された研究所主任のマデリーンが事件後に違法研究を公に暴露したことで計画は頓挫した。 メトロイドフュージョン 今度は銀河連邦本部の手によって(ボトルシップの場合は軍の独断のため、政府は関わっていなかった)、再度復元され研究が行われていた。 B.S.L(バイオロジック宇宙生物研究所)で、ベビーメトロイドのクローン達が銀河連邦の指導のもと秘密裏に飼育・研究されていた(平和利用を目的としたものらしいが、定かではない)。幼体から一足飛びに成体オメガメトロイドへと急成長させる、Xの寄生により危篤状態にあったサムスからXを除去するなどの成果を出したものの、シークレットラボの自爆装置が作動して離脱・爆散、生き残っていたオメガメトロイドもサムスによって撃破され、B.S.L.全体も墜落した惑星SR388もろとも自爆したことで全滅。メトロイドワクチンによりサムスの体内にその痕跡を残すのみとなった。 アイスミサイルによって凍結せずSA-Xがスーパーミサイルで攻撃していたことなどから低温に対する耐性を持っていた可能性があるが、ラスボスであるオメガメトロイドは凍結こそしないもののアイスビームでダメージを受けていたため真相は定かではない(SA-X は『アザーエム』でのサムスの記憶を持っていることになるため、アダムが行ったように極秘エリアを切り離して自爆させるため、わざとスーパーミサイルで施設を攻撃していた可能性がある)。 メトロイド ドレッド メトロイドそのものは登場しないが、サムスにワクチンとして投与されたメトロイドDNAが劇中でサムスの体を作り替えつつあり、終盤にはメトロイドのエネルギー吸収能力をサムスが使用できるようになり、最終的にパワードスーツがメトロイドスーツに変化し、サムス自身がメトロイドそのものとなってしまう。しかしメトロイドを制御する能力を持つクワイエットローブに擬態したXが自ら吸収されることで能力は抑制され、サムスは以前の状態を取り戻した。
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メトロイドシリーズ
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メトロイド ノルフェア深部のボスとして登場。身体は小さく、容姿や設定も大きく異なっている。 戦闘時は所定の位置で飛び跳ねながら、火炎弾を口から乱射するという単純な動作を繰り返す。 スーパーメトロイド プロローグで登場。単身でスペースコロニーを襲撃して、ベビーメトロイドを奪い去っていく。 一旦戦闘になるが、一定のダメージを与えるか逆に一定のダメージを受けると戦闘終了し、自爆装置が作動する(一定のダメージを与えての撤退の場合、ベビーメトロイドを一回落とすがすぐ回収する演出が追加される)。 その後はゲーム終盤において、ノルフェア深部の大ボスとして再登場する。 メトロイドフュージョン 冷凍室に保管してあったリドリーのDNAを読み取ったXが擬態したネオリドリーが登場する。 『スーパー』において惑星ゼーベスの戦いで倒され、更にその後惑星ゼーベスが爆発したために死骸の回収が不可能に近かったはずのリドリーが何故連邦の施設であるB.S.Lに保管されていたかについては、ディレクターの坂本賀勇曰く「『ゼロミッション』時点では「秘密」」とされていた。後に『アザーエム』にてB.S.L.内の一部保管物がボトルシップの遺産だった事が明らかとなったことから、『アザーエム』のクローンリドリーがそのまま冷凍保存されたものと思われる。 メトロイド ゼロミッション リドリー(エリア名)のボスとして登場する。また第2部では、メカリドリーが最終ボスとして登場する。 メトロイドプライム / メトロイドプライム ピンボール 遺伝子工学と機械化(サイボーグ化)により復元されたリドリーのメタフォームであるメタリドリーが登場する。 フリゲート・オルフェオンにてサムスと対面。その後、設備を破壊しながら惑星ターロンⅣへ降り立った。その後は各地で姿を見せ、最終的にアーティファクト神殿にて決着を着けることになる。 最終的にサムスに敗北し、アーティファクト神殿の防衛システムにより谷底に落下、爆死した。 メトロイドプライム3 コラプション 惑星ターロンIVの個体に近似したメタリドリーが登場するが、ターロンIVで遭遇した物とは別の個体である。 惑星ノリオンで一度サムスによって口内に直接パワービームを喰らい撃破され、ジェネレーターシャフトに落下させられたが実は生き延びており、惑星ウルトラガスのリバイアサンシードのフェイゾンに汚染されたことでオメガリドリーとして復活し、再びサムスに襲い掛かる。 メトロイド アザーエム 『スーパーメトロイド』の戦いにおいて完全に滅ぼされたとされていて、サムスも宿怨に終止符が打たれたと考えていた。だが実は、サムスのスーツに細胞が付着しており、メトロイド復活を試みる銀河連邦軍の一派がベビーメトロイドの細胞とともに誤って回収、スペースコロニー・ボトルシップにおいてリドリーとは知らぬままクローニングして復元された。 上記の「生態」ようにボトルシップの研究員たちは将来的にリドリーになる事を知らず、幼体をリトルバードと呼び、ペットのように飼育していた。しかし性格は既に残虐かつ狡猾であり、ボトルシップでメリッサの反乱がおこる少し前に飼育員を惨殺し逃亡していた。その途中でサムスと対面、クローン再生される以前の記憶があったかは不明だが激しく警戒する様子を見せ、第2形態になるとボトルシップ内のクリーチャーに指示を与えて従えて襲撃、サムスと交戦して追い詰めるも、援護に回ったアンソニーのプラズマビームの直撃を受けて再び逃亡。 その後成長を終えて最終形態となり、再度サムスの前に現れる。相手の正体が死んだはずのリドリーだと知り、幼少期に襲撃を受けた際のトラウマが蘇って狼狽するサムスを一方的に攻め立てるが、アンソニーに妨害されたため彼に矛先を変え、彼をマグマの底に突き落とす。だが、それによる怒りでサムスは平常心を取り戻し、交戦の末に全身がボロボロになるほどの重傷を負わされ三度逃亡する。 その後、生体兵器飼育研究所にて体力の回復を図るが、その最中にクイーンメトロイドによって殺害される。サムスもアダムの遺言でリドリーと決着を付けるべく向かっていたが、サムスが着いた時点では既に完全にエネルギーを吸われミイラとなっていた。後にこの遺体は銀河連邦軍が到着した際にナイトメアら他の生体兵器の残骸とともに忽然と姿を消しており、この際に回収されB.S.Lに送られた模様。 今作のリドリーは戦闘時にサムスを片手で掴んで壁に激しく擦りつける攻撃を行うが、これは『大乱闘スマッシュブラザーズX』のムービー中でサムスに対して使っていた攻撃を逆輸入したアクションである。戦闘中には自己強化を促す際に体色が『ゼロミッション』のような黒色に変色し、オーラを出す事で一部の攻撃を受け付けなくなる。 メトロイド サムスリターンズ 原典である『メトロイドII RETURN OF SAMUS』には登場しないが、本作では最終ボスとして登場する。プライムシリーズのメタリドリーのように体の一部が機械化している。メトロイド殲滅任務を完了し、ベビーメトロイドと共にスターシップの着陸地点に戻ってきたサムスの前に突如現れ、ベビーメトロイドの強奪を狙う。戦闘は3段階に分かれており、3段階目はベビーメトロイドもサムスに加勢する。サムスとベビーメトロイドの猛攻により撃破されるが、エンディングでは戦闘が行われた場所に機械化された足のパーツだけが残されており、生死は不明となっている。 なおシリーズにおいてリドリー本人が最終ボスを務めるのはこれが初めてであり、同時に2Dアクション本編シリーズでは『Ⅱ』が唯一未登場の作品でもあったため、プライムシリーズを除く本編時系列上の出来事を描く全ての作品に登場を果たした事になる。海外の公式攻略本によると、正式名称はプロテウス・リドリー(Proteus Ridley)とされている。
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