ハンブラビ
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「ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン」の記事における「ハンブラビ」の解説
密林ステージのみ登場。変身したのち、上空を飛行しながら爆弾を落としてくる。変身中や飛行中は無敵。必ずEカプセルを持っている。
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ハンブラビ
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「ティターンズの機動兵器」の記事における「ハンブラビ」の解説
ゼダンの門(旧:ア・バオア・クー)工廠で9番目に開発された可変MS。 設計にはパプテマス・シロッコが関与しており、ジュピトリスで試作がおこなわれている。ガブスレイの後継機であるともいわれるが、変形機構は量産化を前提とした簡易なもの(ほぼ、両脚を背中に折り上げるだけ)を採用しており、ムーバブル・フレームとマグネット・コーティングにより、MS形態からエイのようなMA形態に約0.5秒で変形完了する。スペックの数値は第3世代MSとして高いとは言えないが、運動性や格闘戦性能は非常に高い。搭載されている熱核ロケット・エンジンは燃焼効率が高く、長時間安定した機動が可能である。また、変形により機体特性を目まぐるしく入れ替え、相手を翻弄する多彩な攻撃が可能となっている。 細長く尖った頭部および両肩アーマーと、さらにこれらに計5基(顔面2基、後頭部、両肩)のモノアイが装備されているのが特徴で、これによりMS/MA両形態で十分な索敵が可能となっている。胸部から頭部にかけてのユニット全体が複合的なセンサー・アレイとなっており、各形態で状況に応じて最適化された情報をパイロットに伝達する。また、腰部アーマーの裏側にはオプションのマウント・ラックがある。装甲は脆弱であるが、耐ビーム・コーティングの性能は優秀である。 整備性や生産コストの面では優れており、稼働率も高いが、乗りこなすには高い技能と戦闘のセンスが必要とされたため、量産先行機が数機建造された時点で本格的な量産は見送られている。 ヤザン・ゲーブルは、本機に搭乗した感想をシロッコに求められた際に「得体の知れない力を感じる」と述べている。それに対してシロッコは「それはヤザン大尉が、今まで楽をしてきたからだ」と答えているが、小説版では「バイオセンサーによるシステムが導入されているから」と回答している。 武装 ビーム・ライフル 背面に2門装備されている。後方への発射も可能。名称はコスト削減のためにビーム・ライフル用の規格のユニットを使用していることによるが、「ビーム・ガン」や「メガ粒子砲」とも呼ばれる。出力2.6メガワット。基本的にMA形態用である。 ビーム・サーベル 両前腕内側に1基ずつ収納する。形状はリック・ディアスやネモなど、エゥーゴのアナハイム・エレクトロニクス製MSのものと同じタイプとされるが、出力は0.5メガワットとやや高い。また、収納時にはビーム・ガンとしても使用可能。 海ヘビ 手持ち式の電撃兵器。バーニアの付いた先端部を射出してワイヤーを伸ばし、敵MSへ巻きつけ高圧電流を流して電子機器とパイロットにダメージを与える。劇中では、携行武装としてもっとも多く使用されている(第35、38、49話)。 クモの巣 海ヘビと同様の電撃兵器で、3機でワイヤー・ネットを展開する。高度な戦法となるものの、成功すればMS3機分の放電となるため威力は高い。右腕に装備するが、海ヘビのような持ち手などは確認できない。劇中では海ヘビより早い第33話で使用され、Ζガンダムにダメージを与えている。 フェダーイン・ライフル 出力6.6メガワットを誇る高出力ビーム・ライフルで、ガブスレイのものを流用している。劇中では第34話で、ヤザン機が携行し、ラムサス機とダンケル機はハイザックおよびマラサイ用のビーム・ライフルを携行した。 腕部クロー 前腕部に装備された折りたたみ式の2本の鉤爪で、MS・MA両形態で使用可能。MA形態時にはランディング・ギアとしても使用する。 テールランス MA形態では「しっぽ」のように長く伸ばし、スタビライザーとなる。MS形態では背部に折りたたまれるが、先端が専用に鍛造されたガンダリウム合金製となっており、刺突装備としても機能する。武器としては、劇中では第34話で使用されたのみで、メタスの股間部から突き上げてコクピット・ハッチを破壊している。 劇中での活躍 第31話で初登場。サラ・ザビアロフが月のフォン・ブラウン市に潜入する際にメッサーラとともに2機が出撃、行きはサラがテストを兼ねて技師とともに搭乗し、「いいMSになりますね」と感想を述べている。その後、別の兵士が搭乗しアーガマを襲撃するが、サラが脱出に成功しメッサーラに搭乗したあとに撤退する。 第32話からはヤザンが、第33話からはその部下であるラムサス・ハサ、ダンケル・クーパーも搭乗し、以降は常に3機で出撃する。ヤザン機はレコア・ロンド(第34話)およびファ・ユイリィ(第38話)のメタスを撃破(いずれもパイロットは脱出)、また3機の連携攻撃でバッチのリック・ディアスを撃破する(第38話)。 第49話の最終決戦ではラムサス機がエマ・シーンのスーパーガンダムに撃破されるが、直後にヤザン機はカツ・コバヤシのGディフェンサーのコックピット・カプセルを撃破。ダンケル機もスーパーガンダムに下半身を破壊されるが、爆発シーンはない。ヤザン機は背後からスーパーガンダムのパーツを破壊、ガンダムMk-IIの盾となるラーディッシュも撃沈するが、カミーユの人智を超えたニュータイプ能力に共鳴したΖガンダムに撃破される(ヤザンは脱出)。 劇場版『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』では、シロッコへの手土産として3機でドゴス・ギアを襲撃、撃沈している(テレビ版ではパラス・アテネが撃沈)。 漫画『機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ』では、オーストラリアの旧ティターンズ系の武装組織の本拠地「デビルズ・ネスト」に所属する1機が登場。前腕部の形状が異なり、クローにかわって3連装ミサイル・ポッドを装備、アッシマーのビーム・ライフルを2丁携行する。ビーム・サーベルは背部に移設され、ビーム・ジャベリンを二刀流で使用している。背面のウィングには迷彩柄の布がかぶせられている。連邦軍フレスベルク隊のマーティン・マータフの量産型百式改と死闘の末、撃破される。なお、MA形態へ変形する描写はない。 『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』ブラックロー運送が所有するレストアMSの1機として登場。マリア・シティのザンスカール軍に作業用MSとして売り込んでいる。実は偽装としてハンブラビの外装を取り付けたVガンダム (リア・シュラク隊仕様)であり、第30話で偽装を解き、サーカスと交戦している。 備考 デザインは永野護。カラーリングは青を基調としている。MSの目のデザインにこだわった永野が、モノアイの形を逆三日月型に仕上げている。 もともとは可変MSのメッサーラとしてデザインラフを描いた。その時点での仮称は「クラックス」。パプティマス・シロッコとメッサーラは企画段階ではもっと重要な存在になる予定だったので、デザイナーは皆狙っていたという。 その後、永野は半年ほど『Ζガンダム』の現場から離れていたが、1985年の4月に「デザインはいくつも上がっているんだけどちょっと困っている。富野さんももう一回やってみないかと言っているので参加してくれないか」という話が来て、復帰することになった。 「何をやってもいいから」と言われた永野は、「落書きできるくらい強いキャラクター性を持ったMSを」と考え、シルエット重視型のMSを提案することにした。そこでクラックスのラフスケッチをクリンナップしてエゥーゴ側の可変MSメタスとして提出した。21話から登場する予定だったが、あまりに奇抜なフォルムのために作画インの直前にメタスは現行のデザインのものに変更され、このデザインはハンブラビと名前を変えられて31話から登場するティターンズ側のMSに回されることになった。 1986年には、永野が自らのデザインをさらに推し進めて描いた別デザインが公開されている。1994年にはデザインをリメイクし、カラーリングをブラッディレッドに変更したイラストをアニメ誌に発表した。
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ハンブラビ+(ハンブラビプラス)
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「Gの影忍」の記事における「ハンブラビ+(ハンブラビプラス)」の解説
コウリュウの仲間として登場した十文字という名の忍者の駆るMS忍者。ハンブラビを元にカスタムされ、頭部は巨大な十文字手裏剣として用いる。デザインは来留間慎一。
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