ザンスカール
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ザンスカール (Zanskar) は、カルギル地方(インド北西部のジャンムー・カシミール州の一部)にある高地の地名である。チベット民族が住み、広義のラダックの一地方とも見なされる。ラダック王国に服属していたが、19世紀に同王国とともにカシミール王国へ併合された。また古くはグゲ王国 (Guge) や吐蕃王国の版図に属していた。現在はラダック連邦直轄地にある。ザンスカールはチベット語で「白い銅」を意味し、銅の産地として知られていたことに由来する。チベット文字ではཟངས་དཀར། (zangs dkar) と書き、ラダック語ではザンスカール、標準チベット語(ラサ方言)ではサンカルと読む。ザンスカール当地の方言でもザンカルに近い。パドゥム (dpa' gtum: Padum) がこの地方の中心都市である。
- ^ JammuSeptember 4, Press Trust of India. “Ladakh-based Buddhist association demands district status for Zanskar” (英語). India Today. 2021年5月7日閲覧。
- ^ パイインターナショナル『世界の断崖 おどろきの絶景建築』パイインターナショナル、2018年、114頁。ISBN 978-4-7562-5008-7。
- ^ “Google Travel”. www.google.com. 2023年8月23日閲覧。
- ^ “Shingkula Guest House – Shingkula Guest House”. shingkula-guesthouse.com. 2023年8月23日閲覧。
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