チョウコウ

デジタル大辞泉

ちょう‐こう〔チヤウカウ〕【丁香】

読み方：ちょうこう

チョウジの花のつぼみ。漢方で健胃・駆風薬などに用いる。

ちょう‐こう〔テウ‐｜チヨウ‐〕【兆候／徴候】

読み方：ちょうこう

物事の起こる前ぶれ。きざし。前兆。「景気回復の—がみえる」

ちょう‐こう〔‐カウ〕【^×寵幸】

読み方：ちょうこう

特別にかわいがられること。寵愛。

「この小女王の—をほしいままにするのを」〈中勘助・銀の匙〉

ちょう‐こう〔チヤウカウ〕【張衡】

読み方：ちょうこう

［78〜139］中国、後漢の科学者・文学者。南陽（河南省）の人。字(あざな)は平子(へいし)。詩賦にすぐれ、「西京賦」「東京賦」が有名。渾天(こんてん)儀（天球儀）・候風地動儀（地震感知装置）を作った。

ちょう‐こう〔テウ‐〕【彫工】

読み方：ちょうこう

彫刻をすること。彫刻を職業とする人。彫り師。彫り物師。

ちょう‐こう〔テウ‐〕【朝貢】

読み方：ちょうこう

［名］(スル)外国の使者などが来朝して朝廷に貢物を差し出すこと。来貢。

ちょう‐こう〔テウ‐〕【潮候】

読み方：ちょうこう

潮の満干(みちひ)する時刻。しおどき。

ちょう‐こう〔チヤウカウ〕【聴講】

読み方：ちょうこう

［名］(スル)講義を聞くこと。「経済学を—する」

ちょう‐こう〔テウクワウ〕【調光】

読み方：ちょうこう

［名］(スル)照明の明るさを調節すること。「曲調に合わせて—する」「—器」

ちょう‐こう〔テウ‐〕【調貢】

読み方：ちょうこう

みつぎもの。貢調。

ちょう‐こう〔テウカウ〕【調香】

読み方：ちょうこう

［名］(スル)新たな香水などを作り出すために、複数の香料を調合すること。

ちょう‐こう〔テウカウ〕【趙高】

読み方：ちょうこう

［?〜前207］中国、秦の宦官(かんがん)。趙(ちょう)（河北省）の人。始皇帝の死後、丞相の李斯(りし)と謀り胡亥(こがい)を2世皇帝に擁立。のち李斯を殺し丞相となって権力を振るい、胡亥を殺し子嬰(しえい)を帝としたが、子嬰によって殺された。

ちょう‐こう【重厚】

読み方：ちょうこう

［名・形動］⇒じゅうこう（重厚）

ちょう‐こう〔チヤウカウ〕【長^×庚】

読み方：ちょうこう

日没後、西の空に輝く金星。宵の明星(みょうじょう)。

ちょう‐こう〔チヤウカウ〕【長江】

読み方：ちょうこう

長い川。

揚子江(ようすこう)の中国での呼称。チャンチアン。

ちょう‐こう〔チヤウカウ〕【長考】

読み方：ちょうこう

［名］(スル)長い時間をかけて考えること。「—した末の一手」

ちょう‐こう【長講】

読み方：ちょうこう

１ （チャウカウ） 講演・講釈などを、普通より長い時間にわたってすること。また、その話。「三時間に及ぶ—」「—一席」

２ （チャウコウ） 《「ちょうごう」「ぢょうごう」とも》長い期間、不断に法華経などを講説すること。また、その法会。長講会。

難読語辞典

丁香

読み方：チョウコウ（ｃｈｏｕｋｏｕ），　チョウジ（ｃｈｏｕｊｉ）

フトモモ科の常緑小高木、園芸植物、薬用植物

長庚

読み方：チョウコウ（ｃｈｏｕｋｏｕ），　ユウズツ（ｙｕｕｚｕｔｓｕ），　ユウツズ（ｙｕｕｔｓｕｚｕ）

宵の明星

歴史民俗用語辞典

長講

読み方：チョウコウ（ｃｈｏｕｋｏｕ）

期間を限らず、長く他人のためにある経典を講ずること。

麻雀用語集

長考 チョウコウ

ツモった牌でどれを切るか、若しくは鳴くかどうかを長く考えること。

植物名辞典

丁香

読み方：チョウコウ（ｃｈｏｕｋｏｕ），　チョウジ（ｃｈｏｕｊｉ）

チョウジノキの別称。
フトモモ科の常緑小高木、園芸植物、薬用植物

学名 Syzygium aromaticum

ウィキペディア

チョウジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/05 13:24 UTC 版)

チョウジ（丁子、丁字）またはクローブ（英: Clove）は、フトモモ科の樹木チョウジノキ（学名：Syzygium aromaticum）の香りのよい花蕾である。原産地はインドネシアのモルッカ群島であり、香辛料として一般的に使われるほか、生薬としても使われる。漢名に従って丁香（ちょうこう）とも呼ばれる。

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「チョウコウ」の例文・使い方・用例・文例

• 北京原人の頭蓋骨の化石は1929年から1936年の間に，ファンシャン区のチョウコウティエン(周口店)村で発見された。