かんがん

デジタル大辞泉

かん‐がん〔クワングワン〕【^×宦官】

読み方：かんがん

東洋諸国で宮廷や貴族の後宮に仕えた、去勢された男子。中国・オスマン帝国・ムガル帝国などに多かった。王や後宮に近接しているため勢力を得やすく、政治に種々の影響を及ぼした。宦者(かんじゃ)。

かん‐がん【汗顔】

読み方：かんがん

［名・形動］顔に汗をかくほど恥ずかしく感じること。また、そのさま。赤面。「—の至り」

「実に—な事だらけで、何とも言訳の為(し)ようもないが」〈逍遥・当世書生気質〉

かん‐がん【肝^×癌】

読み方：かんがん

⇒肝臓癌

かん‐がん〔クワングワン〕【還願】

読み方：かんがん

「願解(がんほど)き」に同じ。

世界宗教用語大事典

かんがん 【還願】

神仏にかけた願を解くこと。願解。願戻。願がかなうとお礼参りをし物品を奉納したりする。これを報賽（「返り申し」とも）という。願掛け中にその人が死んだとき、家人がその人の用いた食器を壊し、着物を逆さまに振って「願ほどき」と叫ぶ。

PDQ®がん用語辞書

肝がん

【仮名】かんがん
【原文】hepatoma

肝臓の腫瘍。

肝がん

【仮名】かんがん
【原文】liver cancer

原発性肝がんとは、肝臓の組織から発生したがんのことである。続発性肝がんとは、身体の別の部位から肝臓に転移してきたがんのことである。