ソロキャンペーン ステージ
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「コール オブ デューティ ブラックオプス」の記事における「ソロキャンペーン ステージ」の解説
今作のストーリーは、終盤まで主人公にして語り手であるメイソンの回想で進行していく。各エピソードはメイソンの回想であり、メイソンと尋問官のやりとりは、ミッション最中でも割り込まれる時がある。また、『極秘裏に行われた作戦、記録に残らない戦史』という事を示すかのように、シリーズ慣例のミッション冒頭の作戦詳細は大半が黒のマーカーペンで塗りつぶされ、判読不能状態に追いやられてしまう。 OPERATION 40 (オペレーション40) キューバ ピッグス湾 1961年4月17日 0500時 メイソン 時期としてはピッグス湾事件の最中にあたる。メイソン達CIAの特殊作戦チーム「OP40」は、ある人物を抹殺する任務を受けハバナ市に潜入していた。現地の工作員・協力者との連絡を終え、OP40のメンバーは、ターゲットの人物が隠れ住む海辺の別荘に急襲を仕掛けた。 VORKUTA (ヴォルクタ) ソビエト連邦 ヴォルクタ強制収容所 1963年10月6日 0600時 メイソン OP40の最後、脱出に失敗したメイソンは、ソ連のヴォルクタ強制収容所に送られた。恐怖と苦痛に満ちた日々の中で、メイソンは同じく囚人であるヴィクトル・レズノフと出会い、固い友情を結んだ。2年後、レズノフが主導する囚人達の蜂起計画にメイソンも参加、最も危険な先頭に立って戦うことになる。 なお史実においてはヴォルクタ収容所の反乱は1953年7月に発生している。 U.S.D.D. (合衆国国防総省) ペンタゴン 1963年11月10日 1700時 メイソン 帰還したメイソンは心理テストに合格し、CIAエージェントであるジェイソン・ハドソンの担当下で、工作員として復隊した。メイソンはペンタゴンに呼び出され、ケネディ大統領から、ドラゴヴィッチ暗殺の命令を手渡しされる。 EXECUTIVE ORDER (大統領命令) ソビエト連邦 バイコヌール 1963年11月17日 0700時 メイソン メイソンは、ソ連の宇宙船打ち上げ阻止、ひいては大陸間弾道ミサイルの開発計画を阻止する大統領命令の秘密作戦「オペレーション・フラッシュポイント」に参加。戦友フランク・ウッズとともにバイコヌール宇宙基地に潜入していた。しかし、スパイとして基地に先んじて潜入していたウィーバーが捕らえられてしまい、作戦決行を急がねばならなくなってしまった。 SOG (研究・偵察グループ) 南ベトナム ケサン 1968年1月21日 0900時 メイソン 「オペレーション・フラッシュポイント」を終えた後も、メイソンはドラゴヴィッチを追い続けた。そして、5年後。彼はドラゴヴィッチの腹心であるクラフチェンコが東南アジアで活動している事を知らされ、担当官であるハドソン共々MACVが展開する南ベトナムのケサンに送られた。彼はそこでウッズと再会するが、喜ぶ間もなく基地はNVA(北ベトナム軍)の大規模な襲撃に見舞われ、迎撃戦を手伝う羽目に陥った。 THE DEFECTOR (亡命者) 南ベトナム フエ市 1968年2月2日 1900時 メイソン メイソンの意見を受け、MACVおよびSOGのチームはNVAの攻撃が激しいフエ市に降下した。そこにはドラゴヴィッチの計画に関する情報を持ち出した亡命者がいるからだった。火の海と化したフエ市で保護した亡命者は、メイソンにとって思いがけない人物であった。 NUMBERS (数列) 香港 九龍城 1968年2月9日 1700時 ハドソン 香港の九龍城で、ハドソンはプロジェクト・ノヴァの関係者であったダニエル・クラーク博士の確保に成功。彼を尋問していた。だが、ドラゴヴィッチはクラークもろとも証拠を抹消するべくスペツナズを派遣した。ハドソンのチームはクラークと共同戦線を張り、嵐の九龍城からの脱出を図る。 PROJECT NOVA (ノヴァ計画) 北極圏 1945年10月29日 1200時 ヴィクトル・レズノフ メイソンは、ヴォルクタでレズノフから語り聞かされた昔話を回想していた。ドラゴヴィッチ、クラフチェンコ、シュタイナー。この男達が、何故死すべきなのか。そもそも、プロジェクト・ノヴァとは何なのか。 『CoD:WaW』赤軍編ラスト、ベルリン攻防戦から半年後。レズノフ達の部隊はドラゴヴィッチ将軍が指揮する秘密作戦に召集された。作戦の目的は、北極圏で抵抗を続けるドイツ軍の研究基地から、亡命を希望する科学者フリードリヒ・シュタイナー博士を救出すること。救出されたシュタイナー博士は、彼がナチス統治下のドイツで研究していた化学兵器「ノヴァ6」のプロトタイプが眠るという座礁船にドラゴヴィッチを案内した。 VICTOR CHARLIE (ベトコン) ベトナム DMZ 1968年2月9日 1200時 メイソン ドラゴヴィッチの腹心、クラフチェンコがラオス領内でノヴァ6に関わる活動を行っている事が突き止められた。メイソン達SOGはその拠点を壊滅すべく、北ベトナムに向かった。 CRASH SITE (墜落地点) ラオス 1968年2月11日 1300時 メイソン ノヴァ6を搭載したソ連の偽装輸送機が、ラオス領内で撃墜された。残骸からノヴァ6を回収すべく、メイソン達SOGが投入される。アメリカ海兵隊の協力の元、PBRと攻撃ヘリの混成部隊は、メコン川をラオス領内の輸送機墜落現場へと遡った。 WMD (大量破壊兵器) アメリカ カリフォルニア州ビール空軍基地 1968年2月18日 0500時 モーズリー大尉/ソ連 ヤマンタウ 1968年2月18日 1700時 ハドソン クラークから得た証言を元に、ハドソン達CIAチームはウラル山脈ヤマンタウ山にある軍事施設に潜入した(このステージの前半部は、地上を進むハドソン達と、上空のSR-71 ブラックバードから偵察管制任務を行うネイトッシュ少佐の視点が交互に入れ替わる)。 モーズリー大尉、ネイトッシュ少佐が操縦するSR-71の偵察支援を受け、ハドソン達のチームが突入したが、そこにはシュタイナーの姿は無く、基地はすでに撤収準備が進んでいた。 PAYBACK (復讐) ラオス 1968年2月19日 1100時 メイソン ドラゴヴィッチの罠に落ち、捕らえられてしまったメイソン達SOG。ボウマンをはじめとする仲間達が殺される中、ウッズとメイソンは敵の一瞬の油断を衝き、脱出を果たした。だが、二人は味方拠点に帰還するのではなく、このままクラフチェンコの拠点を襲撃する事を決断した。 REBIRTH (再生) ソ連 リバース島 1968年2月23日 2230時 メイソン/ソ連 リバース島 1968年2月23日 2200時 ハドソン 「復讐」後、メイソンは原隊に帰還せず、レズノフと二人きりでアラル海のリバース島に向かった。そこにシュタイナーの研究所がある事は、クラフチェンコの基地にあった情報から判明していた。メイソンはレズノフに導かれるまま、シュタイナー殺害へと動く。 一方、「大量破壊兵器」で情報を得たハドソン達CIAのチームが島の反対側から、こちらはシュタイナーの身柄を確保すべく潜入していた。ハドソンは無線でメイソンに呼びかけるが、メイソンは反応しようとしない。スペツナズの手により島中にノヴァ6が撒かれる中、ハドソン達は化学防護服を身に纏い研究所へと急ぐ。 REVELATIONS (啓示) NSA庁舎 ルーム9 1968年2月25日 2300時 メイソン プロジェクト・ノヴァの危機は切迫し、情報は不足している。尋問官は遂に最後の事実を明かし、メイソンの精神に揺さぶりをかけた。メイソンの精神と記憶は混乱の極みに達し、そこに一つの事実が浮かび上がる。 REDEMPTION (償還) メキシコ湾 1968年2月26日 0600時 メイソン 得られた情報を元に、CIAのBlack Opsチームはメキシコ湾にある送信施設の破壊に向かった。ハドソンの推測に違わず、そこはプロジェクト・ノヴァ以外の計画も進行する東側の秘密基地だった。
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