ソロキャリアと最後の年とは? わかりやすく解説

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ソロキャリアと最後の年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 10:46 UTC 版)

サンディ・デニー」の記事における「ソロキャリアと最後の年」の解説

その後1枚目のソロアルバム海と私のねじれたキャンドル』の録音取り掛かった1971年リリースされ、その捉え所のない歌詞と、型破りなハーモニー際立っていた。これはフェアポートのバンドメンバーだったマーティン・ランブル(英語版)の夢と死に触発された「レイト・ノーヴェンバー」や、デニーの歌のなかで数多く描かれているジャクソン・C・フランク英語版)についての暗号めいた「ネクスト・タイム・アラウンド」で際立っている。 デイヴィッド・ベイリー(英語版)によるジャケット写真あしらわれた『サンディ』が1972年続き、このアルバムでトレバー・ルーカス(英語版)が初めプロデュースした新しオリジナル曲8曲とともに、このアルバムではデニートラディショナル曲の最後録音となる、ブルガリア共和国アンサンブル触発されデニー野心的なマルチトラックのボーカルアレンジメントの「クワイエット・ジョイズ・オブ・ブラザーフッド」が披露された。 『メロディー・メイカー誌(英語版)』の読者投票1970年1971年2度渡ってデニーを「イギリスの最優秀女性歌手」に選びデニーザ・バンチ呼ばれるロックンロール時代スタンダード集めたロック・オン』と題されアルバム録音するための一回限りプロジェクト参加した1971年デニーは『レッド・ツェッペリン IV』に収録された「限りなき戦い」でロバート・プラントデュエットした。デニーレッド・ツェッペリンアルバム参加した唯一のゲストボーカリストである。1972年デニーザ・フーロックオペラトミー』のルー・ライズナー(英語版)の交響楽的編曲亀尾出演したデニーの短い出演は、ピート・タウンゼントボーカルフィーチャーされた「イッツ・ア・ボーイ」の最後部分だった。 1973年デニー長年ボーイフレンドプロデューサーのトレバー・ルーカス(英語版)と結婚し3枚目のソロアルバムオールド・ファッションド・ワルツ』をレコーディングした収録曲では喪失孤独、闇への恐怖時間の経過季節の移ろいといったデニー個人的な関心多く書き連ねられている。このアルバムには、デニーのもっとも愛され自作曲である「ソロ」が収録されており、ゲレッド・マンコヴィッツによるジャケット写真あしらわれている。 1974年デニーフェアポート・コンベンション(すでに夫のルーカス参加していた)に復帰しワールドツアー1974年アルバムライブ』に収録された)と1975年スタジオアルバムライジング・フォー・ザ・ムーン』に参加したデニーソリストおよびソングライターとして発展が『リージ・アンド・リーフ以来バンド試行していたフォーク根ざした方向性から遠く隔たっていたにも関わらず11曲中7曲はデニー作詞作曲ないし共作だった。 デニールーカス1975年末にフェアポート・コンベンション離れデニー最後アルバムとなる『ランデヴー (サンディ・デニーのアルバム)』に着手した1977年リリースされたこのアルバムの売り上げ芳しくなく、それに続いてデニーアイランド・レコードから脱落した1970年代半ばノーサンプトンシャーのバイフィールド(英語版)に引っ越して1977年唯一の子供となる娘のジョージア出産した1977年秋の「ランデブー」のプロモーション全英ツアーが、デニー最後公開出演となった1977年11月27日ロンドンのロイヤルティ・シアター(英語版)での千秋楽ライブアルバムゴールド・ダスト〜ザ・ファイナル・コンサート 1977』に収録されたが、エレクトリック・ギター録音に関する技術的な問題から、ギターのほとんどがジェリー・ドナヒューによって録りなおされ後で1998年になってようやくリリースされた。

※この「ソロキャリアと最後の年」の解説は、「サンディ・デニー」の解説の一部です。
「ソロキャリアと最後の年」を含む「サンディ・デニー」の記事については、「サンディ・デニー」の概要を参照ください。

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