サル目とは? わかりやすく解説

さる‐もく【サル目】

読み方:さるもく

霊長類


さる‐め【猿目】

読み方:さるめ

落ちつかない目つきのように、ひそかに人のようすを盗み見る目つき


霊長目

(サル目 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/08 17:36 UTC 版)

霊長目(れいちょうもく、Primates)は、哺乳綱に分類される。別名サル目[6]霊長類[7]


  1. ^ I, II and III (valid from 31 July 2021)<https://cites.org/eng> [Accessed 05/07/2021]
  2. ^ a b Colin P. Groves, "Order Primates," Mammal Species of the World, (3rd ed.), Volume 1, Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (ed.), Johns Hopkins University Press, 2005, Pages 111 - 184
  3. ^ a b Tim H. Clutton-Brock 「霊長類」上原重男訳『動物大百科3 霊長類』伊谷純一郎監修 D.W.マクドナルド編、平凡社、1986年、6 - 17頁。
  4. ^ a b 日本モンキーセンター 霊長類和名編纂ワーキンググループ 「日本モンキーセンター 霊長類和名リスト 2018年11月版」(公開日2018年12月16日・2021年8月8日閲覧)
  5. ^ a b 川田伸一郎他「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻 別冊、日本哺乳類学会、2018年、1 - 53頁。
  6. ^ 田隅本生 「哺乳類の日本語分類群名,特に目名の取扱いについて 文部省の“目安”にどう対応するか」『哺乳類科学』第40巻 1号、日本哺乳類学会、2000年、83 - 99頁。
  7. ^ 霊長類』 - コトバンク
  8. ^ a b 岩本光雄「サルの分類名(その1:マカク)」『霊長類研究』第1巻 1号、日本霊長類学会、1987年、45-54頁。
  9. ^ a b 新妻昭夫 「用語解説」『動物たちの地球 哺乳類I 6 クモザル・マーモセットほか』 第8巻 42号、朝日新聞社、1992年、192頁。
  10. ^ a b 岩本光雄 「サルの分類名(その8:原猿)」『霊長類研究』第5巻 2号、日本霊長類学会、1989年、129 - 141頁。
  11. ^ 岩本光雄 「サルの分類名(その6:マーモセット科)」『霊長類研究』第4巻 2号、日本霊長類学会、1988年、134 - 144頁。
  12. ^ a b 佐藤宏樹「昼も夜も動くキツネザル:周日行性の系統発生と至近メカニズム,および適応的意義をさぐる」『霊長類研究』第33巻 1号、日本霊長類学会、2017年、3-20頁。
  13. ^ a b 相見滿「霊長類の共通祖先は夜行性だったか」、京都大学霊長類研究所 編『霊長類進化の科学』京都大学学術出版会、2007年、40-52頁。
  14. ^ a b 中務真人「霊長類の起源と進化」『バイオメカニズム学会誌』第21巻 4号、バイオメカニズム学会、1997年、179-184頁。
  15. ^ 松沢哲郎・高井正成・平井啓久(2007)「霊長類学への招待」,京都大学霊長類研究所 編『霊長類進化の科学』京都大学学術出版会.ISBN 978-4-87698-723-8
  16. ^ 高井正成 霊長類の進化とその系統樹 (霊長類の進化を探る)
  17. ^ Pollock JI, Mullin RJ (May 1987). “Vitamin C biosynthesis in prosimians: evidence for the anthropoid affinity of Tarsius”. Am. J. Phys. Anthropol. 73 (1): 65–70. doi:10.1002/ajpa.1330730106. PMID 3113259. 
  18. ^ 長谷川政美、「系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史」、2014年10月25日、ベレ出版、ISBN 978-4-86064-410-9
  19. ^ a b c d e 三上章允 霊長類の色覚と進化 2004年9月18日。京都大学霊長類研究所 東京公開講座「遺伝子から社会まで」 のレジュメ
  20. ^ Surridge, Alison K.; Osorio, Daniel; Mundy, Nicholas I. (2003). “Evolution and selection of trichromatic vision in primates”. Trends in Ecology & Evolution 18 (4): 198–205. doi:10.1016/S0169-5347(03)00012-0. ISSN 01695347. 
  21. ^ a b c 岡部正隆、伊藤啓 「1.4 なぜ赤オプシン遺伝子と緑オプシン遺伝子が並んで配置しているのか「第1回色覚の原理と色盲のメカニズム」 『細胞工学』7月号をWEBに掲載。
  22. ^ 河村正二「新世界ザルRed-Green視物質遺伝子と色覚の進化」『霊長類研究』Vol. 16 (2000) No. 2 pp111-124.doi:10.2354/psj.16.111
  23. ^ 松下裕香, 太田博樹, WELKER Barbara. ほか、「恒常的3色型色覚とされてきたホエザル属における種内L-Mオプシン多型の発見、『霊長類研究 Supplement』 第27回日本霊長類学会大会、セッションID:B-7、2011, doi:10.14907/primate.27.0.36.0
  24. ^ 岡部正隆、伊藤啓 「1.6 女性で赤緑色盲が少ない理由「第1回色覚の原理と色盲のメカニズム」 『細胞工学』7月号をWEBに掲載。
  25. ^ サルとヒトとの進化の分岐、定説より最近か ミシガン大 AFPBB News 2010年07月16日
  26. ^ Nature2010年7月15日号
  27. ^ Friedman TB, Polanco GE, Appold JC, Mayle JE (1985). “On the loss of uricolytic activity during primate evolution--I. Silencing of urate oxidase in a hominoid ancestor”. Comp. Biochem. Physiol., B 81 (3): 653?9. PMID 3928241. 
  28. ^ Peter Proctor Similar Functions of Uric Acid and Ascorbate in ManSimilar Functions of Uric Acid and Ascorbate in Man Nature vol 228, 1970, p868.


「霊長目」の続きの解説一覧

サル目(霊長目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 21:10 UTC 版)

哺乳類レッドリスト (環境省)」の記事における「サル目(霊長目)」の解説

哺乳類レッドリスト(サル目)和名学名1991年版1998年2007年2012年版備考オナガザル科 北奥羽北上山系ホンドザル Macaca fuscata fuscata 地域個体群 地域個体群 地域個体群 地域個体群 1991年版では東北地方ニホンザル個体群下北半島個体群を除く)で、1998年版では「東北地方ホンドザル」で評価した金華山のホンドザル Macaca fuscata fuscata 地域個体群 地域個体群 地域個体群 地域個体群 1991年版では東北地方ニホンザル個体群下北半島個体群を除く)で、1998年版では「東北地方ホンドザル」で評価したヤクシマザル Macaca fuscata yakui 希少種 準絶滅危惧 - - 下北半島ホンドザル Macaca fuscata fuscata (population in Shimokita Peninsula) 地域個体群 地域個体群 - - 1991年版では「下北半島ニホンザル個体群青森県)」で評価した

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サル目(霊長目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 14:52 UTC 版)

日本の哺乳類一覧」の記事における「サル目(霊長目)」の解説

在来2科〕 オナガザル科 Cercopithecidae ニホンザル Macaca fuscata 【固】ホンドザル亜種) M.f.fuscata 【本/絶滅のおそれのある地域個体群環境省レッドリスト):北奥羽北上山系金華山/固】 種子島には人為分布下北半島群れサル類の世界北限生息地5か所が天然記念物ヤクシマザルヤクザル)(亜種) M.f.yakui 【島(屋)/固】 【移】 タイワンザル Macaca cyclopis 【本】 台湾原産伊豆半島和歌山県青森県野生化ニホンザル交雑。「日本の侵略的外来種ワースト100」に選定。 【移】 アカゲザル Macaca mulatta 【本】 房総半島南部野生化ニホンザル交雑ヒト科 Hominidae ヒトホモ・サピエンスHomo sapiens 【ほぼ全国各地広く分布

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サル目

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:29 UTC 版)

名詞

  サル+ サルもく。異称霊長目

  1. 分類学》 哺乳綱(wp)獣亜綱(wp)真獣下綱(wp)下位分類される哺乳類の1タクソン、一分類群(wp))。樹上棲の小動物として新生代暁新世(wp)(wp)北アメリカ(wp)出現したあと、揺籃では絶滅ながら世界熱帯温帯地域適応放散(wp)ていったグループで、鮮新世(wp)にはアフリカ大陸(wp)にて人類進化させた。現生220で、食性(wp)など生態(wp)多様性に富む。現世(wp)では、現生人類例外として、サル目全体絶滅危惧される種が多く勢力斜陽グループとなっている。

由来

霊長目」の「霊長」に替えて、代表的な生物冠する試みすなわち一般人イメージしやすいグループ代表として選び出しグループ名に冠するよう、文部科学省変更当時文部省)が推奨している名称学術特徴とは無関係に、「同グループの中で最もそれらしいと(一般人が)イメージするであろう種」にグループを代表させるという命名基づき、「サル」に霊長類を代表させてられた名称。[要出典]

類義語

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類義語

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