霊長目
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霊長目(れいちょうもく、Primates)は、哺乳綱に分類される目。別名サル目[6]、霊長類[7]。
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サル目(霊長目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 21:10 UTC 版)
「哺乳類レッドリスト (環境省)」の記事における「サル目(霊長目)」の解説
哺乳類レッドリスト(サル目)和名学名1991年版1998年版2007年版2012年版備考オナガザル科 北奥羽・北上山系のホンドザル Macaca fuscata fuscata 地域個体群 地域個体群 地域個体群 地域個体群 1991年版では東北地方のニホンザル個体群(下北半島の個体群を除く)で、1998年版では「東北地方のホンドザル」で評価した。 金華山のホンドザル Macaca fuscata fuscata 地域個体群 地域個体群 地域個体群 地域個体群 1991年版では東北地方のニホンザル個体群(下北半島の個体群を除く)で、1998年版では「東北地方のホンドザル」で評価した。 ヤクシマザル Macaca fuscata yakui 希少種 準絶滅危惧 - - 下北半島のホンドザル Macaca fuscata fuscata (population in Shimokita Peninsula) 地域個体群 地域個体群 - - 1991年版では「下北半島のニホンザル個体群(青森県)」で評価した。
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サル目(霊長目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 14:52 UTC 版)
「日本の哺乳類一覧」の記事における「サル目(霊長目)」の解説
〔在来2科〕 オナガザル科 Cercopithecidae ニホンザル Macaca fuscata 【固】ホンドザル(亜種) M.f.fuscata 【本/絶滅のおそれのある地域個体群(環境省レッドリスト):北奥羽・北上山系、金華山/固】 種子島には人為分布。下北半島の群れはサル類の世界北限。生息地5か所が天然記念物。 ヤクシマザル (ヤクザル)(亜種) M.f.yakui 【島(屋)/固】 【移】 タイワンザル Macaca cyclopis 【本】 台湾原産。伊豆半島・和歌山県・青森県で野生化。ニホンザルと交雑。「日本の侵略的外来種ワースト100」に選定。 【移】 アカゲザル Macaca mulatta 【本】 房総半島南部で野生化。ニホンザルと交雑。 ヒト科 Hominidae ヒト (ホモ・サピエンス) Homo sapiens 【ほぼ全国】 各地に広く分布。
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サル目
出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:29 UTC 版)
名詞
- 《分類学》 哺乳綱(wp)獣亜綱(wp)真獣下綱(wp)の下位に分類される哺乳類の1目(一タクソン、一分類群(wp))。樹上棲の小動物として新生代暁新世(wp)(wp)の北アメリカ(wp)に出現したあと、揺籃地では絶滅しながらも世界の熱帯・温帯地域に適応放散(wp)していったグループで、鮮新世(wp)にはアフリカ大陸(wp)にて人類を進化させた。現生は約220種で、食性(wp)など生態(wp)は多様性に富む。現世(wp)では、現生人類を例外として、サル目全体は絶滅を危惧される種が多く、勢力的に斜陽のグループとなっている。
由来
「霊長目」の「霊長」に替えて、代表的な生物の名を冠する試み、すなわち、一般人がイメージしやすい種を同グループの代表として選び出し、グループ名に冠するよう、文部科学省(変更当時は文部省)が推奨している名称。学術的特徴とは無関係に、「同グループの中で最もそれらしいと(一般人が)イメージするであろう種」にグループを代表させるという命名法に基づき、「サル」に霊長類を代表させて作られた名称。[要出典]
類義語
関連語
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