サクセス荘の住人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 23:11 UTC 版)
「テレビ演劇 サクセス荘」の記事における「サクセス荘の住人たち」の解説
ゴーちゃん(102号室) 演 - 和田雅成 イメージカラーは赤。夢はお笑い芸人。コントオブドリームで優勝することが当面の目標で、現在はお笑い事務所の養成所に通っている。元々は漫才をしていたが相方に逃げられた。ポジティブで明るい、いかにもお笑い芸人然とした関西人の青年だが、本当はさびしがり屋で涙もろい一面もある。サクセス荘のまとめ役でありツッコミ役。ボケたがりのサーとは名物コンビのような間柄。 ミスター(203号室) 演 - 高橋健介 イメージカラーは青。夢は弁護士。私学の法学部に通う学生。論理的な思考の頭脳派を自称しているが、知識を鼻にかけたような喋り方でほかの住人から煙たがられることもあり「悪意なき上から目線」と評されている。アンテナとよく衝突しているほか、ケニーに離れて暮らす妹を重ね見て少々異常な方法でかわいがっている。 ノブ(204号室) 演 - 高野洸 イメージカラーは水色。夢はアクション俳優。高校時代に時代劇で織田信長を演じたことをきっかけに俳優を目指す。努力家で礼儀正しい好青年で、周りから天然扱いされることがあるが本人は至って真面目。好物はキノコ。『2』ではサクセス荘を卒業し、ハリウッドの大人気映画・スパイスマンシリーズの主演を努めるなどして海外セレブの仲間入りを果たしたが、サクセス荘のことはずっと大切に思っている。 ユッキー(205号室) 演 - 髙木俊 イメージカラーはピンク。夢は南極料理人。映画「南極物語」に憧れて南極料理人を目指した。サクセス荘では古参の住人で、新入りが来る度に先輩風を吹かすのだが一瞬で舐められる。いい加減な性格で、サクセス荘のトラブルメーカー。大事な話の最中でもすぐに居眠りをしてしまうほか、大家さんのペットのインコを逃してしまったときには他人に罪をなすりつけようとするなど姑息な言動も目立つ。本名は「ユキオ」。 ケント(206号室) 演 - 黒羽麻璃央 イメージカラーは緑。夢は漫画家。少年が主人公の冒険活劇マンガを描いており、自身の漫画の続きやアイデアなどを他の住人に提案してもらったり、演じてもらって再現してもらっていたりする。機嫌が良いときにはオタクらしい早口で喋るが、締切に追われるとイライラしがち。『2』では商業誌デビューを果たし、以降は作品を連載したりドキュメンタリー番組・情熱アイランドで密着取材されるなど、人気漫画家として着実に成長している。 虎次郎(207号室) 演 - spi 『2』から登場する新住人。イメージカラーは金。夢は演歌歌手。硬派で真面目な性格なのだが時間にだけはルーズで、サクセス荘にはなぜか二か月遅れで入居。初めの挨拶でリビングの壁を突き破って現れたため、住人全員を驚愕させた。物を乱暴に扱うことが多く、本人いわく体が最初に動いてしまうタイプ。演歌の師匠に師事しており、物を紛失するなどしては怒られることを恐れている。子守唄を歌うだけで巨大ワニを眠らせてしまうほどの歌唱力を持つ。 マカロン(208号室) 演 - 立石俊樹 イメージカラーはボルドー。夢はビューティーアドバイザー。メイクだけではなく、美に関することであれば総合的にアドバイスできると語るが、センスが非常に独特で妙なものを「美しい」と形容することがある。おっとりとした物腰の柔らかい美青年なのだが、美容を追求するあまり悪意なくほかの住人と衝突してしまうこともしばしば。『映画演劇』では虎次郎とケニーと共に「チーム演歌」を結成する。特殊メイクの類も得意。本名は「マカベ」。 アンテナ(209号室) 演 - 有澤樟太郎 イメージカラーは白。夢は人気YouTuber。常に自撮り棒をつけたスマホを持ち歩き、「アンテナくん」の名で人気YouTuberを目指して日々動画を作り続けている。「ビンビン!」が合言葉。HIKAKINや米津玄師に憧れていて、その影響で眼鏡をかけるようになった。何でも面白がる好奇心の強い性格。自身のチャンネルであるアンテナTVはチャンネル登録者数3万人だが、まれに話題になり再生数が爆発的に跳ね上がることもある。 サー(302号室) 演 - 荒牧慶彦 イメージカラーは茶。夢は英国貴族。本気で英国貴族を目指している変人で、「エリザベス」という名前の白馬を飼っている。浮世離れした性格で世間の常識があまり通用せず、本人いわく「杉並区から外に出たことがない」とのこと。『3』ではドーバー海峡を泳いで渡り、見聞を広めてサクセス荘に帰ってきた。ゴーちゃんとは漫才コンビのような間柄だが、まれにバイオレンスな喧嘩をすることもあり、『映画演劇』では互いの信念を賭けて剣戟で死闘を繰り広げもした。 チャップ(303号室) 演 - 定本楓馬 イメージカラーはオレンジ。夢は映画監督。自主制作映画が海外の小さな映画賞などで評価を受けており、ノブがハリウッドデビューするきっかけとなった。かわいらしい見た目に反して気性が荒く、キレるととても凶暴。特にユッキーと喧嘩になるとすぐ手や足や歯が出てしまう。また現代っ子らしいドライな性格でもあり、他人への共感性などにやや乏しいところもある。 ムーさん(304号室) 演 - 玉城裕規 イメージカラーは紫。夢は占い師。水晶などの占い道具を駆使して未来の出来事を言い当てることができる。奇妙な抑揚をつけた口調が特徴で、スリッパを履かずに裸足で縦横無尽に駆け回るなど奇行が目立つが、サクセス荘のことを誰よりも案じる優しい性格。顔が瓜二つの母親がいるが、家業である医者の道を諦めて占い師になったことをまだ認めて貰えていないなど少々確執を抱えている。本名は「向山(むこうやま)達郎」。 ヒッピ(305号室) 演 - 寺山武志 イメージカラーは黄。夢はプロボウラー。70年代ヒッピーファッションが好きでいつも「カラフルアンモナイト」と呼ばれる虹色の派手な服を着ている。調子に乗りやすい性格が災いしてか、サクセス荘で起こるさまざまなトラブルでさんざんな目に合うことが多い。オリエンタル大学文学部8年生という裏設定があり、最近また別の大学に入ろうと勉強を始めたらしい。ユッキーとは「アディオスアミーゴス」というコンビを結成している。 ケニー(306号室) 演 - 小西詠斗 『2』から登場する新住人。イメージカラーは銀。夢はマジシャン。「物体をまったく別のものに変質させる」「人間を別の場所に転送させる」「何もない場所から物体を召喚する」など科学では説明できない超能力を何度も披露するが、本人はあくまでもイリュージョン(手品)だと認識している。そそっかしい性格で、よくマジックにも失敗しているがまったくへこたれない。生き別れの父親がサクセス荘出身のマジシャンらしい。 百鬼(401号室) 演 - 唐橋充 『3』から登場する新住人。イメージカラーはライトグリーン。夢はテーマパークプロデューサー。実は以前からサクセス荘に住んでいたが、一度作業を始めると夢中になってしまう癖があり、長い間ずっと部屋にこもりきりだった。かつてはサラリーマンとして働いており、脱サラしてサクセス荘にやってきたことが伺える。誰に対しても丁寧な敬語で話すが、興奮すると目の前のことしか見えなくなりトラブルを招くような余計なことをしてしまう。名前の読み方は「なぎり」。
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