三省堂 大辞林 |
だに 2 【▼蜱/〈壁蝨〉】
(2)社会に寄生し、市民に害を与えるきらわれもの。
「町の―」
だに 1 【駄荷】
だに
体言またはそれに準ずる語、およびそれらに助詞の付いたもの、副詞などに接続する。
(1)最小限の物事・状態を取りあげて、それが限度であることを示す。下に命令・希望・意志・打ち消し・仮定などを表す語を伴うことが多い。せめて…だけでも。だけでも。
「言繁み君は来まさずほととぎす汝(なれ)―来鳴け朝戸開かむ/万葉 1499」「人しれずたえなましかばわびつつもなきなぞと―いはましものを/古今(恋五)」
(2)軽重いずれかの方向について、その程度のはなはだしい事柄・状態を取りあげて、他を類推させる。「すら」と同じ用法で、中古以降のもの。さえ。でさえ。
「白雲のたえずたなびく峰に―すめばすみぬる世にこそありけれ/古今(雑下)」「その後永く鏡を恐れて手に―取らず/徒然 134」
(3)事態がさらにその範囲・程度を増すということを表す。「さへ」と同じ用法で、中世前期以降のもの。までも。
「後生(ごしよう)で―悪道へおもむかんずる事の悲しさよ/平家 1」
〔上代では、「だに」は、「すら」「さへ」とそれぞれ意味を分担して並び行われ、(1) の意で多く用いられた。中古から中世前期にかけては(2) の用法が中心となり、「すら」に代わって用いられるようになる。中世後期になると、「だに」は勢力を失い、「さへ(さえ)」がこれに代わって用いられるようになる〕→すら
→さえ
だに
〔断定の助動詞「だ」に接続助詞「に」の付いたもの〕
(1)順接的な関係での接続を表す。だから。
「久しぶり―、鳥渡(ちよつと)参らうかと思ひやす/洒落本・辰巳之園」
(2)逆接的な関係での接続を表す。なのに。
「髪結床といふものは早く起きる筈(はず)―、馬鹿馬鹿しい/滑稽本・浮世床(初)」
甲州弁辞典 |
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ダニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/22 06:04 UTC 版)
(だに から転送)
ダニ(壁蝨、蜱、蟎、螕)とは、節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目に属する動物の総称である。世界で約2万種と言われている。比較的小型のものが多く、大きいものでも1cm程度。
非常に多様性に富み、様々な面で人間生活にも関わりがある。動物について吸血するものがイメージとして強いため、転じて人間社会の中で、他人の稼ぎを巻き上げて生活するものなどに「社会のダニ」というなどの使い方をすることがある。
- ^ 尚学図書編、『日本方言大辞典』、小学館、1989年
- ^ Plorde, JJ (1994), “Spirochetes”, in Ryan, KJ et al, Sherris Medical Microbiology, Stamford: Appleton & Lange, pp. 385-400, ISBN 0838585418
- ^ Drew, WL (1994), “Rickettsia, Coxiella, Erlichia, and Rochalimaea”, in Ryan, KJ et al, Sherris Medical Microbiology, Stamford: Appleton & Lange, pp. 431-438, ISBN 0838585418
- ^ 日本にもいる!中国「殺人ダニ」衝撃度…33人死亡 ZAKZAK 2010.10.02
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
蜱
螕
蟎
蟎 |
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