しゅこうとは? わかりやすく解説

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手交

読み方:しゅこう

手交(しゅこう)とは、物品書類などを直接相手に渡す行為を指す言葉である。この行為は、物品受け渡しにおいて確実性確保するために行われる。手交は、郵送配送とは異なり直接相手物品を渡すことで、受け取ったことを確認することができる。

趣向

読み方:しゅこう

「趣向」とは、物事工夫アイデア凝らすこと、またはその工夫アイデアのことを指す言葉である。例えば、イベントパーティー企画商品デザイン文章構成などさまざまな分野で趣向が凝らされる。趣向は、物事をより魅力的興味深いものにするために重要な要素であり、独自性創造性発揮することが求められる

「趣向」の漢字

「趣向」の「趣」は「おもむき」とも読み、「味わい面白み心から自然にそう感じられる景色様子」といった意味を持つ。「趣向」の「向」は「その方向へ進む・顔をむけること」や「相手とする・はむかう」、あるいは「相当する匹敵する」といった意味を持つ。

「趣向」の語源・由来

「趣向」の語源定かでない漢語一般的な語彙であり、特に故事成語の類というわけではないと考えられる

「趣向」と「嗜好」と「好み」の違い

「趣向」と似た言葉として「嗜好」や「好み」という表現あげられる。ただし意味・ニュアンス使い所それぞれ異なる。

「趣向」は、物事工夫アイデア凝らすことやその工夫アイデアを指す。

嗜好」は、個人が好むもの、好み傾向、および、趣味愛好物として嗜むものなどを指す。

好み」は、個人が好むものや、好み傾向を指す。その意味で「嗜好」と同義ともいえるが、「好み」は「自分自身がよいと思う物事」という主観ニュアンス色濃く含まれやすい。

「趣向」を含む熟語・言い回し

「趣向を変える」とは

趣向を変える」とは、すでに何度繰り返して行っている物事について、従来とは方針変え従来とは異な面白みが見いだせるように工夫する、といった意味で用いられる言い回しである。恒例のイベントも趣向を変えれば参加者飽きさせない。 

「趣向を凝らす」とは

趣向を凝らす」とは、「あるものが、より面白く、あるいはより風情が出るように、創意工夫盛り込むこと」を意味する表現である。思いつき程度安易な工夫ではなく、よく練り込まれアイデア手間暇をかけた準備演出など、労力注ぎ込まれている(その分だけ感動一入である)様子形容する表現として用いられる

「趣向が合う」とは

「趣向が合う」とは、「面白さを出すために工夫する方向性が同じである」といった意味で用いられる場面考えられるが、おそらく大抵の場合は「趣味が合う」か「嗜好が合う」の誤用である。

「趣向が違う」とは

「趣向が違う」とは、過去の事例比べていつもの趣向ではない」と述べ場面で用いられることのある表現である。主催者側イベントの趣向を変えて趣向を凝らした場合感想として「いつもとは趣向が違う」と評する、といった使い方ができる。

あるいは、単に「好みが違う」「好きなものの傾向異なる(一致しない)」という意味で用いられている場合あり得る

「趣向を取り入れる」とは

「趣向を取り入れる」とは、既存物事モチーフ題材)や創意工夫の手がかりとして趣向を変える、という意味で用いられる言い回しである。「貴族文化の趣向を取り入れる」という風にもっぱら「~の」と対象明示する形で用いられる

「趣味趣向」とは

趣味趣向」とは、おおむね好きな物事や、どういう物事を好むかという傾向など」を指す意味で用いられる表現である。

たとえば、共通の趣味があって好み似通う人について「趣味趣向が合う」のように表現されることがある。この「趣味趣向」という表現は、日本語として誤りというわけではない(中里介山牧野富太郎といった明治昭和作家が「趣味趣向」という言葉用いた例も確認できる)が、あまり一般的な表現ともいいがたい。

「一趣向」とは

「一趣向」とは、「ひとつの趣向」「ちょっとした趣向」くらいの意味用いられることのある表現である。おおむね一工夫と言い換えられる。「一趣向」の読み方は、文脈にもよるが、「ひとしゅこう」と読まれる場合が多い。「ひと趣向」と表記される場合ままある

「一趣向」は動詞として用いられることが多い。たとえば「今夜のパーテイはちょっと一趣向をしようと考えてゐる」といった具合である。いつもとは少し趣を変えてみよう、あるいは、多少創意工夫加えてみよう、と述べている文章解釈できる

「趣向品」とは

「趣向品」は「嗜好品」の誤字誤用である。

しゅ‐こう【主公】

読み方:しゅこう

主人また、主君

「—の言真に然るや」〈織田訳・花柳春話

物語など主人公

滑稽小説には是等種類の—を用いて」〈逍遥小説神髄


しゅ‐こう〔‐カウ〕【手交】

読み方:しゅこう

[名](スル)直接相手に渡すこと。手渡しすること。「決議書を—する」


しゅ‐こう【手工】

読み方:しゅこう

手先使ってする工芸

小・中学校の旧教科の一。現在の小学校工作中学校技術にあたる。


しゅ‐こう〔‐カウ〕【手稿】

読み方:しゅこう

手書き原稿また、写本


しゅ‐こう【殊功】

読み方:しゅこう

特にすぐれた功績殊勲


じゅこう〔ジユクワウ〕【珠光】

読み方:じゅこう

村田珠光(むらたじゅこう)


しゅ‐こう【珠孔】

読み方:しゅこう

種子植物胚珠(はいしゅ)の先端にある小さい穴。受精のとき、 花粉管がここを通って胚嚢(はいのう)に達する。


しゅ‐こう〔‐カウ〕【珠江】

読み方:しゅこう

中国南部大河雲貴高原東流する、長さ1957キロ西江主流とし、北江東江とともに広州付近大きなデルタ形成し南シナ海に注ぐ。粤(えつ)江。チューチアン


しゅ‐こう〔‐カウ〕【趣向】

読み方:しゅこう

[名](スル)

おもむき意向趣意。「いつもとは—の異なパーティー

味わいおもしろみが出るように工夫すること。また、その工夫。「—を凝(こ)らす」

夫れから袴の股立を取て進退都合好いように—して」〈福沢福翁自伝

歌舞伎・浄瑠璃で、戯曲背景となる類型的な世界5に対して戯曲新し変化与えるための工夫

俳諧で、句の構想

「趣向」に似た言葉

しゅ‐こう〔‐カウ〕【酒×肴】

読み方:しゅこう

酒と肴(さかな)。また、酒の肴。「—を調える


しゅ‐こう【首功】

読み方:しゅこう

戦場で敵の首をとった手柄

第一の手柄。

事成るの日に之を—と為したるも」〈福沢文明論之概略


しゅ‐こう【首肯】

読み方:しゅこう

[名](スル)うなずくこと。納得し賛成すること。「—しかねる意見


酒向

名字 読み方
酒向さこう→しゅこう
酒向しゅこう→さこう
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

執行

読み方
執行しゅこう

酒向

読み方
酒向しゅこう

酒匂

読み方
酒匂しゅこう

しゅこう

出典:『Wiktionary』 (2021/11/22 03:59 UTC 版)

同音異義語

しゅこう



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