TVPaint Animation
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 23:44 UTC 版)
開発元 | TVPaint Développement |
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初版 | 1.0 / 1991年 |
最新版 | |
対応OS |
Windows Mac OS X Linux Android AmigaOS(1.0, 2.0のみ) |
種別 |
ペイントソフト 2Dアニメーション制作ソフト |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | TVPaint Developpement |
かつては「Bauhaus Mirage」(バウハウス ミラージュ)や「NewTek Aura」(ニューテック オーラ)という名前で発行された。
液晶ペンタブレットで入力し、設定画やコンテ制作づくりから、原画・動画、彩色、撮影、完成動画の書き出しまで2Dアニメーション制作に特化した機能とインターフェースを備わっている[1][2]。
使用例・評価
世界70ヶ国で使用されており、日本の多くのアニメスタジオで紙と鉛筆を使うアナログ作画工程がデジタル化されるようになった[3]。
CG専門雑誌・CGWORLDの2019年5月16日の記事では、日本のアニメ映画『海獣の子供』の制作現場において、本ソフトが動画検査などに用いられていることが取り上げられている[4]。独自の線のニュアンスを再現するに当たっては本ソフトとの相性が良かったとされている一方で、本ソフトはプレビューした状態で停止すると最初のコマに戻ってしまう点が指摘されている[4]。また、CGWORLDによる別の記事では、ゲーム『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』と『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』での使用例(Ver.10、10.5)が紹介され、本ソフトの利点として、ライトテーブル機能と、音声の読み込みの対応、プレビュー画面の軽さの3つが挙げられた[5]。
関連項目
脚注
- ^ “『メカウデ』の作者がお届けするアニメ制作ソフトのマニュアル本!”. antenna*. (2020年11月6日) 2020年11月11日閲覧。
- ^ “続・アニメーターが紙と鉛筆を捨てるとき:ACTFでみた、デジタル作画戦国時代の到来”. WIRED.jp. (2016年3月23日) 2020年11月11日閲覧。
- ^ “デジタル作画を加速させるか!? フランス発の2Dアニメーションツール「TVPaint Animation」に迫る!”. CGWORLD. (2018年4月13日) 2020年11月11日閲覧。
- ^ a b “デジタル作画も導入! STUDIO4℃が描く映画『海獣の子供』におけるこだわりの画づくり | 特集 | CGWORLD.jp”. CGWORLD.jp (2019年5月16日). 2020年12月6日閲覧。
- ^ “CGとデジタル作画で描き出すOPムービー『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』&『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』前篇 | 特集 | CGWORLD.jp”. CGWORLD.jp. 2020年12月6日閲覧。
外部リンク
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