FNNニュース555 ザ・ヒューマン FNNニュース555 ザ・ヒューマンの概要

FNNニュース555 ザ・ヒューマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 20:04 UTC 版)

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FNNニュース555 ザ・ヒューマン
ジャンル 報道番組
出演者 下記を参照
オープニング 作曲:篠崎正嗣
エンディング 同上
製作
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域 日本
FNNニュース555 ザ・ヒューマン【平日版】
出演者笠井信輔
笹栗実根
ほか
放送期間1997年3月31日 - 1998年3月27日
放送時間平日 17:55 - 19:00
放送枠フジテレビ系列夕方ニュース枠
放送分65分
FNNニュース ザ・ヒューマン【週末版】
出演者川端健嗣
木幡美子
ほか
放送期間1997年4月5日 - 1998年3月29日
放送時間【土曜】18:00 - 18:30
【日曜】17:30 - 18:00
放送枠フジテレビ系列夕方ニュース枠
放送分共に30分
番組年表
前作FNNスーパータイム
次作FNNスーパーニュース
FNNスーパーニュースWEEKEND

特記事項:
平日版も、特別編成により17:55開始とはならない場合には『FNNニュース ザ・ヒューマン』と題して放送していた。
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概要

  • この番組から、フジテレビと一部地域のFNN系列局では、現在の『Live News イット!』に至るまで、夕方ニュース枠においての時刻表示を実施している。
  • 平日版のタイトルには、午後5時55分開始であることを意味する「555」が入っている。そのため、開始時刻が異なる週末版には「555」が入らなかった。また、平日版も特別編成により17時55分開始とならない場合には『FNNニュース ザ・ヒューマン』と題して放送されていた[注釈 2]
  • しかし、初回の放送は笠井信輔笹栗実根両メインキャスターの滑舌が悪くちぐはぐになったり、進行を勘違いしてそのままCMに入ってしまう場面があるなど幸先の良いスタートとは言えないものだった。また、生活情報や親しみやすさを掲げていた他局とは違い、それらを排除した硬派な特集を売りにしたことが受け入れられなかったのか、視聴率は同時間帯トップレベルの『ニュースプラス1』(日本テレビ)、『JNNニュースの森』(TBSテレビ)に大きく水を開けられていた。ただ、本番組と同時期に始まったテレビ朝日の『スーパーJチャンネル』にだけは視聴率で大きく上回っていた[注釈 3]。しかし、結果としては『プラス1』や『ニュースの森』の牙城を崩すことが出来ず1年の短命[注釈 4]に終わり、放送期間は前番組『スーパータイム』の12年半を大きく下回る結果となった[注釈 5]。笠井は番組終了後、平日朝の情報・ワイドショー番組『ナイスデイ』の総合司会に就任し、その翌年にスタートした後継番組『情報プレゼンター とくダネ!』のサブ司会兼メインアシスタント→ニュースデスクを2019年9月27日に降板、フジテレビを退社するまで21年半、平日朝のワイドショー番組にレギュラー出演した。

出演者

  • 肩書きは出演当時のもの。特記の無い人物は出演当時のものを含め全員フジテレビアナウンサー
  • コメンテーターと松岡以外の人物は全期間通して出演。
  • ○印の人物は『FNNスーパータイム』からの続投。
  • ●印の人物は『FNNスーパーニュース』および同番組の週末版『FNNスーパーニュースWEEKEND』にも続投。

平日版

メインキャスター

  • 笠井信輔
  • 笹栗実根(当時フジテレビ報道局記者)
    • 2人の若々しい風貌から、報道局では「七五三コンビ」と呼ばれていた。

コメンテーター

スポーツコーナー担当

お天気コーナー担当

  • 三井良浩●(フジテレビ報道局所属の気象予報士) - 担当コーナーのタイトルは「三井さんの体感お天気」。

週末版

メインキャスター

スポーツコーナー担当

お天気コーナー担当

  • 岩谷忠幸○●(気象予報士) - 担当コーナーのタイトルは「Weekend Journey」→「岩谷さんのお天気ジャーニー」。

出演者不在時の代役

  • 笠井の夏期休暇時には、当初は『FNNスーパータイム』時代の末期と同様に堺正幸(『FNNスピーク』を兼務)が代理を務めていた。しかし、この時笹栗は堺とやりにくかったそうで、その後の不在時には福原直英が代理を務めていた。
  • 笹栗の夏期休暇時には、近藤サト(『FNNスピーク』を兼務)が代理を務めていた。
  • 川端の夏期休暇時(1997年9月第4週)には、智田裕一が代理を務めていた。
  • 木幡の夏期休暇時(1997年9月第3週)には、阿部知代(『産経テレニュースFNN』を兼務)が代理を務めていた。

その他


注釈

  1. ^ 両局では『スーパータイム』もネットしていたが、これはサービス放送期間中のネット受けであった。
  2. ^ 番組タイトルには含まれていなかったが、週末版のセット壁面には『WEEKEND』の文字が設置されていた。
  3. ^ 当時、同番組が前年の「不倫は文化」発言で大バッシングを受けていた石田純一をメインキャスターに据えていたことも影響していた(月曜日~木曜日。金曜日のメインは田代まさし)。結局、視聴率不振や前述のバッシングの影響もあり、石田は本番組終了直後の1998年4月2日を以て降板。後任には、当時同局で平日夜に放送されていた『ニュースステーション』で長年サブキャスターを務めてきた小宮悦子が抜擢され、2010年3月26日まで12年間出演した。
  4. ^ 後年、同じフジテレビ系で放送された夕方の報道番組では『プライムニュース イブニング』(2018年4月2日 - 2019年3月31日)が同じく1年で終了している。一方、当時視聴率で大きく水を開けられていた『スーパーJチャンネル』は令和になった現在も続いており、民放キー局の夕方の報道番組としては『JNNニュースコープ』(TBSテレビ・1962年10月1日 - 1990年4月1日)に次いで歴代2位の長寿番組となっている。
  5. ^ 後番組『FNNスーパーニュース』は、2015年3月27日まで17年続いた。

出典

  1. ^ フジテレビ新報道番組 - ウェイバックマシン(1997年7月14日アーカイブ分)
  2. ^ 笠井信輔『生きる力 引き算の縁と足し算の縁』KADOKAWA、2020年11月20日、15-16頁。 


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