鬼怒川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 14:28 UTC 版)
産業
鬼怒川の支流のひとつ大谷川の上流にある日光市清滝地区では、足尾銅山の銅鉱石と周辺の豊富な水力発電の電力を利用した古河電工日光電気精銅所が1906年(明治39年)に開設され、旺盛な送電など電線需要に対応した[26]。続いて1913年(大正2年)1月には当時日本最大級の最大3万1,200キロワットの電力を発生する鬼怒川水力電気下滝発電所(現・東京電力鬼怒川発電所)が現在の鬼怒川温泉の辺りで運転を開始し、東京市電気局に電力を供給した。この時建設に利用された軌道が後の下野軌道となり、現在の東武鬼怒川線に受け継がれている[27]。
支流
橋梁
上流より記載
- 奥鬼怒大橋(奥鬼怒林道)
- (奥鬼怒林道)
- 女夫渕橋
- 噴泉橋
- 川俣大橋(栃木県道23号川俣温泉川治線)
- 渡らっしゃい吊橋
- 野門橋(栃木県道23号川俣温泉川治線)
- 開運橋
- 青柳大橋(栃木県道23号川俣温泉川治線 バイパス)
- 竹の上橋(栃木県道23号川俣温泉川治線)
- 野尻大橋(栃木県道23号川俣温泉川治線)
- 戸中大橋(栃木県道23号川俣温泉川治線)
- 八汐大橋(栃木県道23号川俣温泉川治線)
- 第二鬼怒川橋梁(野岩鉄道会津鬼怒川線)
- 黄金橋
- 第一鬼怒川橋梁(野岩鉄道会津鬼怒川線)
- 小網大橋(栃木県道23号川俣温泉川治線)
- 浜子橋
- むささび橋(吊橋)
- 虹見橋
- 龍王峡大橋(龍王峡ライン)
- 鬼怒岩橋(国道121号・国道352号)
- 滝見橋
- 黒鉄橋
- ふれあい橋
- 立岩橋(国道121号・国道352号)
- 鬼怒楯岩大吊橋
- 万年橋
- おおとろ橋
- 新大瀞橋
- 鬼怒川橋梁(東武鬼怒川線)
- 中岩橋(国道121号・国道352号)
- 鬼怒川水路橋(水管橋)
- 大渡橋(国道461号)
- 観音橋(栃木県道77号宇都宮船生高徳線)
- 小林橋(栃木県道62号今市氏家線)
- 上平橋(栃木県道63号藤原宇都宮線)
- 鬼怒川橋(東北自動車道)
- 鬼怒川橋梁(東北新幹線)
- 氏家大橋(国道293号)
- 阿久津大橋(栃木県道125号氏家宇都宮線)
- 鬼怒川橋梁(東北本線)
- 鬼怒川橋(国道4号)
- 新鬼怒川橋(国道4号)
- 板戸大橋(栃木県道64号宇都宮向田線)
- 柳田大橋(栃木県道64号宇都宮向田線 鬼怒通り)
- 鬼怒川橋梁(宇都宮ライトレール宇都宮芳賀ライトレール線/都市計画道路宇都宮芳賀ライトレール線[28])
- 鬼怒橋(国道123号旧道)
- 新鬼怒橋(国道123号)
- 桑島大橋(国道121号)
- 喜楽橋
- 宮岡橋(栃木県道193号雀宮真岡線)
- 鬼怒川橋(北関東自動車道)
- 蓼沼橋
- 鬼怒川大橋(栃木県道47号真岡上三川線)
- 砂ヶ原大橋(栃木県道310号下野二宮線)
- 大道泉橋(栃木県道44号栃木二宮線)
- 中島橋(茨城県道・栃木県道204号結城二宮線)
- 鬼怒川橋梁(水戸線)
- 川島橋(国道50号)
- 新川島橋(国道50号結城バイパス)
- 栄橋(茨城県道15号結城下妻線)
- 鬼怒川大橋(茨城県道23号筑西三和線)
- 駒城橋(茨城県道233号山王下妻線)
- 鬼怒川橋(国道125号旧道)
- 新鬼怒川橋(国道125号)
- 大形橋(茨城県道56号つくば古河線)
- 鬼怒川水管橋(水管橋)
- 石下橋(茨城県道24号土浦境線)
- 石下大橋(茨城県道24号土浦境線)
- 三妻橋(茨城県道123号土浦坂東線)
- 水海道大橋(水海道有料道路)
- 豊水橋(国道354号)
- 鬼怒川水管橋(水管橋)
- 玉台橋(茨城県道・千葉県道3号つくば野田線)
- 滝下橋(茨城県道58号取手豊岡線)
鬼怒川の画像
- ^ a b c d e 国土交通省 関東地方整備局 鬼怒川ダム統合管理事務所 流域とダムの紹介
- ^ a b c d e f 国土交通省 関東地方整備局 下館河川事務所公式ホームページ 鬼怒川・小貝川の紹介
- ^ a b c 環境省 第7回水生生物保全環境基準類型指定専門委員会 資料3-1
- ^ a b c 「鬼怒川・小貝川」『日本歴史地名大系 8 茨城県の地名』 平凡社、1982年
- ^ a b c 茨城県霞ヶ浦環境科学センター公式ホームページ 霞ヶ浦への招待
- ^ a b c スーパーマップル 広域首都圏道路地図(昭文社)
- ^ a b c Yahoo! Japan 地図 鬼怒川
- ^ 栃木県鬼怒川漁業協同組合公式ホームページ
- ^ 宇都宮市公式ホームページ おすすめスポーツ情報 サイクリングモデルコース サイクリングモデルコース全体図(鬼怒川編)
- ^ 栃木県公園&観光ガイド とちぎナビ 鬼怒川緑地運動公園
- ^ 鬼怒グリーンパーク 公式ホームページ
- ^ 栃木県 鬼怒水道事務所 公式ホームページ
- ^ 古くは758年(天平宝字2年)に鬼怒川鎌庭付近の洪水被害の記録が残され、「毛野川氾濫して二千余頃の良田を荒廃に帰せしめ」と記されている(土木学会(1973):『明治以前 日本土木史』)。
- ^ 768年(神護景雲2年)、鬼怒川筋での流路付け替えの記録が残されている。
- ^ 現在の下妻市中郷には鬼怒川の土砂が小貝川を堰き止めて湖を作った騰波の江があった。
- ^ これ以前の経路は香取海を稲敷市柴崎付近で渡船した。
- ^ 「鬼怒川」『日本歴史地名大系 9 栃木県の地名』 平凡社、1982年
- ^ ただし『茨城県の地名』(平凡社)「鬼怒川・小貝川」項では、江戸時代の史料(寺田家文書)に「新鬼怒川堀割、寛永元甲子年也」とあるとする。
- ^ a b c d e f 明治9年ごろまで、鬼怒川を「絹川」「衣川」と書いたようだが、なぜ変更されたのか。昔は洪水で度々氾濫する川であったと見たが、関係があるか。 レファレンス協同データベース
- ^ a b c d 利根川中・下流域水害史・治水・利水史略年表 千葉県立中央博物館大利根分館
- ^ a b c d e f 鬼怒川洪水の記録 下館河川事務所
- ^ a b 関東・東北豪雨:太陽光装置設置工事で堤防削る 鬼怒川越水部分 毎日新聞 2015年09月12日 東京朝刊
- ^ 栃木県公式ホームページ 県土整備部 日光土木事務所 激動とともに生きる五十里
- ^ 土木学会 関東支部栃木会 栃木県の土木遺産 鬼怒川橋梁上り線(東北本線)
- ^ [1]『平成27年9月関東・東北豪雨』の鬼怒川における洪水被害等について、2015年10月29日、国土交通省 関東地方整備局
- ^ 古川電気工業株式会社公式ホームページ 会社案内 沿革
- ^ 水力ドットコム 東京電力鬼怒川発電所
- ^ “LRT事業に係る都市計画決定(変更)の手続きについて”. 宇都宮市公式webサイト. 2022年1月9日閲覧。
鬼怒川と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 鬼怒川のページへのリンク