金山駅 (愛知県)
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利用状況
金山駅の総合駅化によって利便性が向上したため、1989年(平成元年)から1993年(平成5年)にかけてJR、名鉄、地下鉄ともに利用者が急増した。以降はほぼ横ばいで推移したが、名鉄は1993年(平成5年)以降一時的に減少に転じた。これは同年に実現した上小田井駅経由の犬山線・鶴舞線相互乗入れによる交通流動の変化が影響したと考えられる[39]。
名鉄交通広告の公式サイトによると、JR・名鉄・地下鉄を含めた金山総合駅全体の利用者数は、2010年現在1日平均396,038人である[40]。
『名古屋市統計年鑑』によると、JR・名鉄・地下鉄を含めた金山総合駅全体の乗降客数は、2013年現在1日平均430,298人である。
各駅ごとの利用状況
(以下、出典の関係から「乗降人員」と「乗車人員」が混在しているため、比較の際は注意を要する)
名古屋鉄道
名鉄の駅では名鉄名古屋駅に次いで2番目に多い。改札を通る利用のほか、同一方向の乗り継ぎを行う客も多いため、改札を通らない客を含めると利用客は名鉄名古屋駅よりかなり多くなる。
- 「移動等円滑化取組報告書」によると、2019年度の1日平均乗降人員は172,387人である[41]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は156,516人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中2位、名古屋本線(60駅)中2位であった[42]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は139,989人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中2位、 名古屋本線(61駅)中2位であった[43]。
- 『名鉄時刻表 1990 Vol.7』によると、1989年度下半期の1日平均乗降人員は105,947人であり、この値は名鉄全駅中2位であった[44]。
- 『名鉄 1983』によると、1981年度当時の金山橋駅の1日平均乗降人員は85,311人であり、この値は名鉄全駅中2位であった[45]。
- 『創立70周年記念 今日と明日の名鉄』によると、1960年度当時の金山橋駅の1日平均乗降人員は46,631人であり、1963年度の値は60,175人であった[46]。
- 『岡崎市戦災復興誌』掲載の統計資料によると、1948年(昭和23年)11月1日 - 1949年(昭和24年)4月30日間の半期における一日平均乗降人員は14,451人であり、この値は名鉄全駅中4位であった[47]。
JR東海
2020年度の1日の平均乗車人員は52,408人である。これはJR東海の駅では名古屋駅に次いで第2位であり、同社の在来線のみの駅としては最多、在来線に限れば名古屋駅に次いで第二位の数字である[48]。
名古屋市交通局
『交通局事業概要(令和元年度)』によると2019年度当時の1日平均乗車人員は82,211人であり、この値は名城線では栄駅に次いで2位、名港線では1位、地下鉄全駅では名古屋駅(1位)が加わるため3位である[49]。
1日平均乗車人員
「名古屋市統計年鑑」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り推移している。
年度 | 名鉄乗車人員(人/日) | JR乗車人員(人/日) | 地下鉄乗車人員(人/日) |
---|---|---|---|
1999年(平成11年) | 62,372 | 45,725 | 56,283 |
2000年(平成12年) | 59,785 | 44,897 | 53,948 |
2001年(平成13年) | 58,463 | 45,343 | 56,505 |
2002年(平成14年) | 56,947 | 45,670 | 54,331 |
2003年(平成15年) | 56,267 | 46,336 | 54,881 |
2004年(平成16年) | 63,988 | 47,292 | 61,581 |
2005年(平成17年) | 70,049 | 51,285 | 67,629 |
2006年(平成18年) | 70,947 | 53,081 | 69,074 |
2007年(平成19年) | 72,077 | 55,382 | 70,501 |
2008年(平成20年) | 73,167 | 56,759 | 71,313 |
2009年(平成21年) | 71,893 | 56,244 | 70,125 |
2010年(平成22年) | 72,178 | 56,291 | 70,807 |
2011年(平成23年) | 73,371 | 56,364 | 72,536 |
2012年(平成24年) | 74,674 | 58,377 | 74,295 |
2013年(平成25年) | 77,351 | 61,704 | 76,094 |
2014年(平成26年) | 77,939 | 63,319 | 77,041 |
2015年(平成27年) | 81,039 | 66,078 | 79,350 |
2016年(平成28年) | 82,648 | 68,057 | 80,769 |
2017年(平成29年) | 83,446 | 69,010 | 80,728 |
2018年(平成30年) | 85,408 | 70,421 | 82,964 |
2019年(令和元年) | 85,894 | 70,874 | 82,211 |
2020年(令和2年) | 52,408 |
注釈
- ^ 金山橋・高座橋(金山総合駅の東側に位置する大津通の跨線橋、JR東海道本線・名鉄名古屋本線を跨ぐ橋は高座橋(たかくらばし)、JR中央本線を跨ぐ橋は金山橋と称する)と沢上跨線橋の間に存在した。
- ^ 神宮前駅方のみ非常時用に渡り線が残された。
- ^ 但し「北アルプス」の特急昇格当初など通過する列車も僅かに存在した。旧駅は本線(2・3番線)にカントの低い曲線があり、通過列車でも50 km/hの速度制限がかかった。
- ^ 会議には愛知県、名古屋市、商工会議所、国鉄名古屋鉄道管理局、岐阜工事局、名古屋鉄道のほか近畿日本鉄道も参加していた。付近に路線がないにもかかわらず近鉄の事項が含まれているのはそのためである。
- ^ ただし、当駅付近を通るように計画されていた名古屋市営地下鉄5号線(金山線)と近鉄名古屋線との相互直通運転が検討されていたことはあった。
- ^ 地下鉄駅は決議と異なり2面4線となった。
- ^ 地上駅時代の堀田駅跨線橋を流用して構内踏切が1970年に解消されたが、それ以外は特に移転まで大きな変化はなかった。
- ^ 現在駅に移転した当初は、旧ホームや跨線橋が完全に撤去されるまでほんの暫くの間だが旧駅の神宮前駅方分岐器を残し、そこから新駅へ旧駅の4本の線路をそのまま繋いで営業運行していた。現在、旧線路敷は名鉄の複々線に転用され、東芝テック中部支社が進出している駅舎跡地も含めて、旧駅の遺構は全く残っていない。
- ^ 書類上は古渡信号場を移設した上で駅に格上げしたとされている。
- ^ システム自体は都営地下鉄・京浜急行電鉄等と同じ。
- ^ 同線の金山駅は富良野駅 - 新得駅廃止に伴い、2024年(令和6年)4月1日に廃止された。
- ^ 他には福岡市営地下鉄七隈線にも同じく金山駅が存在するものの、筑肥線との連絡乗車券では単に「金山」表記となる。
- ^ 尾頭橋駅は当駅より後の1995年の開設である。
- ^ 金山駅を通過する特急「しなの」への名古屋駅での発着利用などが想定される。
- ^ うち3月下旬までは終電後、その後は営業時間中に実施予定。
- ^ 金山駅は3番線が2021年3月に、4番線が2021年12月に実施予定[27]。なお、刈谷駅は改修工事実施時(実施年度未定)。
- ^ 空港線開業前は現在と逆向きの渡り線があり、2番線から神宮前駅方向へ発車することができた。
- ^ (佐屋7:28発普通常滑行き(須ケ口 - 名鉄名古屋間は準急)、先頭の4両が常滑行き、後方の4両が東岡崎行き)
出典
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- ^ 【金山駅(南口)】乗降場所変更のお知らせ ジェイアール東海バス(2022年8月30日)(2022年10月1日閲覧。)
- ^ 金山駅(南口) |バスのりば ジェイアール東海バス(2022年10月1日閲覧。)
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