月亭方正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 09:35 UTC 版)
略歴
デビュー
1988年、軌保博光と「GSX(ガスペケ)」を結成しデビューする。
1989年、東京進出を機にコンビ名を「TEAM-0」へ改名。東京進出はダウンタウンよりも3か月早い。同年に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(以下「ガキ使」と表記)放送2回目から前説として参加、26回目に出演。後に初のレギュラー出演番組となる。
1991年、第12回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞。
ピン芸人へ
1993年、「TEAM-0」を解散。ピン芸人として活動を開始する。
1998年、『天才てれびくん』→『天才てれびくんワイド』でリサ・ステッグマイヤーと共に3代目MCを務め、2000年度まで3年間担当。テレビ東京系で放送されていたアニメーション『学級王ヤマザキ』の主題歌『ヤマザキ一番!』を歌い、CD化される。
1999年、『ヨシモトムチッ子物語』に登場する「ヤマザキゴキブリ」の元ネタとなる。
2001年、11歳年下の一般女性とのできちゃった結婚を発表。結婚式の模様は『ガキ使』内で放送される。
2002年、ヨシモトファンダンゴTVで放送された『邦正音楽工房』から女性アイドルデュオ「AiAi」をデビューさせる。
2005年、TOKYO FMで芸能生活17周年を記念し、3時間の生放送特別番組が放送される。『M-1グランプリ2005』にカンニング竹山とのコンビ「竹山崎」として参加、3回戦まで進出した。中村うさぎとの共著『うさぎ・邦正の人生バラ色相談所―苦悩の泥沼にハマッてしまった人へ』を出版。
2006年、『M-1グランプリ2006』に竹山との「竹山崎」へたむらけんじを新たに加えた「たむらけんじと竹山崎」として参加、去年と同じく3回戦まで進出した。同年に生殖器の海綿体が硬質化する陰茎疾患の一種であるペイロニー病を患う。
2007年、村田あゆみのセカンドアルバム「Happy Candy」の中の「Birthday」と「伝説の狼」の作詞・作曲を務める。同年に大腸憩室炎を患い約3週間の入院後、復帰。
2008年、正月特番として初の冠番組『祝 山崎邦正20周年 ホンマは正月よりもめでたいでぇ!』が関西テレビにて放送。同年に自身初の写真集&エッセー「奇跡」を出版。
「月亭方正」への改名
2008年5月、月亭八方から「月亭方正」を名乗ることを許可され、5月11日の八方の勉強会で落語「阿弥陀池」を演じる。同年12月8日京橋花月にて落語家として高座に上がる。
スコップ三味線第2回世界大会(2008年12月21日)で、初出場ながら個人の部第3位[4]の好成績を収める。
2011年1月15日から月亭八方と「全国行脚、月亭二人旅」をよしもと浅草花月からスタート。
2012年9月、落語活動へ専念するため拠点を大阪に移す[2]。2012年12月17日、翌2013年元日より全ての活動を「月亭方正」として活動することを発表[5]。(詳細は後述する月亭方正としてを参照)
2013年、芸名を本名の「山崎邦正」から高座名の「月亭方正」に改名。改名後もガキ使メンバーの松本人志(ダウンタウン)からは「やまざき」一部では「方正」、浜田雅功(ダウンタウン)からは「山ちゃん」と呼ばれ、ココリコ(遠藤章造・田中直樹)からは「ザキさん」[注釈 2]と呼ばれている時期もあったが字幕では概ね「方正」に直される。
2019年、方正とたむらの共同プロデュース及び総合MCによる大型野外イベント『大阪パフェ』が11月9日-10日の2日間に亘り、大阪・万博記念公園で開催される。
注釈
出典
- ^ a b 吉本興業株式会社 芸人プロフィール 月亭方正
- ^ a b 山崎邦正、落語に本腰で大阪へ引っ越し(サンケイスポーツ 2012年8月21日11:22配信 2013年1月1日閲覧)
- ^ エキサイトニュース 大学受験した芸能人の現在」 (2017.10.5)
- ^ 東奥日報・2008年12月22日朝刊、スコップ三味線"世界大会"開催(Web東奥) (2008.12.21)
- ^ a b <私の恩人>月亭方正 落語家転身は東野幸治さんの助言がきっかけ、THE PAGE、2014年1月26日
- ^ 倉科遼・ナカタニD. 「んなアホな!」第6話 『コミックヨシモト』Vol.6 ヨシモトブックス
- ^ 松本人志『プレイ坊主 : 松本人志の人生相談』集英社、2002年、111-112p頁。ISBN 4087803643。
- ^ a b c d 「月亭方正」で一本化 「山崎邦正」年内で卒業(大阪日日新聞 2012年12月29日配信 2013年1月9日閲覧)
- ^ a b 「40歳でみつけた男の夢」 - ヘタレ芸人・山崎邦正、落語家人生を語る
- ^ 山崎邦正「月亭方正」に改名、ガキ使は…(日刊スポーツ 2012年12月17日配信 2013年1月9日閲覧)
- ^ 月亭方正、ついに弟子を取る「精進してまいります」にファンは「よっ、方正師匠!」(デイリースポーツ 2021年5月17日配信 2021年6月15日閲覧)
- ^ 2020年9月16日放送の「明日をつくろう」の合唱企画に参加。
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