川﨑麻世 川﨑麻世の概要

川﨑麻世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 23:23 UTC 版)

かわさき まよ[1]
川﨑 麻世
本名 川﨑 麻世(同じ)
生年月日 (1963-03-01) 1963年3月1日(61歳)
出生地 日本 京都市北区上賀茂
大阪府枚方市育ち[1]
身長 182 cm
血液型 B型
職業 俳優、タレント、歌手
ジャンル 舞台、テレビドラマ、映画
活動期間 1976年 -
事務所 プラチナムプロダクション
公式サイト 公式サイト
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人物・来歴

  • 両親の故郷である京都に生まれる。1歳の時、両親が離婚。一人っ子。母に連れられ、祖父母と共に枚方で育つ。実家は枚方公園駅そばの喫茶店・コハク[2][3]で、実母が経営している[4]。当時の同級生には恩地食品の社長である恩地宏昌がいる。
  • 12歳だった1975年、『プリン&キャッシーのテレビ!テレビ』(横山プリン司会、よみうりテレビ)内の素人参加コーナー『パクパクコンテスト』(通称「パクコン」)で、西城秀樹の振り真似でグランドチャンピオンになる(同コーナーの過去の優勝者には松原秀樹草川祐馬などがいる)。その姿を目にしたジャニーズ事務所の社長ジャニー喜多川によって、1976年の夏休みにスカウトされて枚方から上京。その夏休み中に、早くも不二家の「ハートチョコレート」のCMの撮影を行う。この頃、石野真子文通をしていた[5][6][出典無効]。二人ともデビュー前に平尾昌晃歌謡学院(現・平尾昌晃ミュージックスクール)の大阪校に通っていたことによる。
  • 1976年10月に正式に上京。親戚のプロカメラマン・島津久純(母方叔母の夫。佐土原島津家12代島津忠亮伯爵)の二男健之助男爵)の孫)の家に下宿しながら、練馬区立石神井中学校を卒業。その後、堀越高等学校卒業。同級生には曾我泰久5代目三遊亭金馬がいる。
  • 14歳の1977年7月1日に、CBSソニーから『ラブ・ショック』でレコードデビュー。ブロマイドがヒットし人気アイドルとなる。同期デビューは榊原郁恵荒木由美子など。美少年で鼻が高く、特に脚が長い事で有名だった(現在の身長は182 cmであるが、身長177 cmの時点で股下が93 cmあり、当時の芸能界では一番脚が長いと言われた)。またファンによる親衛隊も数多く作られ、代表的なグループは「まよねーず」である。
  • NHKの人気音楽番組『レッツゴーヤング』に「サンデーズ」のメンバーとして起用され、最長の5年半在籍(田原俊彦松田聖子も、デビュー時はサンデーズの一員だった)。
  • 自著によれば、アイドル時代からジャニーズ事務所には「麻世を杉良太郎のような舞台俳優として成功させたい」という計画が存在し、メリー喜多川の口癖でもあった。当時から事務所は川﨑を舞台俳優に育て上げるのを将来の目標に、人脈作りなど着々と準備をしてくれたという。そしてたのきんトリオ登場後、アイドル歌手として存在感が薄くなり往時ほど利益を生み出せなくなった川﨑に対し、諸費用を全てジャニーズ事務所が負担し、ニューヨークへ本場のミュージカルを学びに行かせる投資もした。
  • 1983年、歌手の仕事の傍らで東京工芸大学短期大学部画像技術科グラフィックデザインコースを卒業。また同年から劇団四季キャッツ』など舞台俳優として活躍し、渡米後に国際的俳優へ成長。1988年11月から1989年1月の間、ミュージカル『スターライト・エクスプレス』に「新幹線・ハシモト」役として出演。日本人では唯一の出演だった。
  • 1998年千葉県松戸市の「ミューラスアクターズスクール」の特別講師に着任。
  • 1990年カイヤと結婚。その後夫婦間の様々なトラブルが報道される中、離婚訴訟を経て2020年に離婚を認める判決があり、2023年に確定[7][8]
  • 元妻・カイヤの留守中に舞台女優を自宅に連れ込んだと、『東京スポーツ』(2001年2月13日発売)で報道された。これに対し、川﨑は事実無根に基づく記事で名誉を傷つけられたとして、東京スポーツ新聞社と執筆者の梨元勝に計1100万円の損害賠償などを求めた。そして、2002年11月8日に、東京地方裁判所は「記事は川﨑の社会的評価を低下させる」と名誉毀損を認定した上で、「記事は真実と認められず、確実な根拠のないまま執筆したと評価せざるを得ない」として、計110万円の支払いを命じた。
  • 元妻・カイヤがエチオピア人の男性と不倫をしていたと報道された為、「W不倫」と報道された。また、2001 - 2002年頃から別居していることが判明。なお、不倫報道については2人とも否定している[9]
  • 2018年10月12日、川﨑が東京家庭裁判所に離婚を求める裁判を起こしていることをブログに発表。2017年から始まっており、2020年に川﨑が勝訴したが、カイヤが控訴した。
  • 2019年10月30日のブログにてスポニチを相手に事実無根の記事を掲載したとして裁判を起こしたことを公表[10]
株式会社スポーツニッポン新聞社は、本年3月、私がカイヤをDVしたなどという全く内容虚偽の連載を行い、再三にわたる連載中止と訂正、削除の申し入れにもかかわらず、4回も連載を続け、私の名誉を棄損しました。また、今回の離婚裁判において、カイヤは、同社の取材内容を、一般に公開されるよりも前の段階(スポニチ紙上等に掲載されるより前の段階)で入手し、乙第68号証として証拠提出していました。そのため、もともとスポーツニッポン新聞社は偏った立場にあり、その記事に公平性、公益性は存在しないのでないかとの疑念も生じました。

としている。

  • 2022年1月11日のブログにてスポニチへの名誉毀損裁判の終了を報告[11]
【ご報告】

以前、当ブログでご報告しておりました名誉棄損の裁判が、昨年12月に終了しましたので、この場を借りてご報告させていただきます。

この裁判は、川﨑麻世の名誉を毀損する記事が掲載されたことを問題とするものです。 

提訴から2年かかりましたが、 虐待・DV・不倫していたこと等の記事内容は、いずれも真実とは認められないし、真実だと信じる相当な理由もないとして、

最終的に先方から記事に対する謝罪を受け、相当の慰謝料を支払うということで和解致しました。
  • 2020年11月12日のブログにて、婦人公論に掲載されていた記事が事実無根であった為抗議し、削除されたことを報告[12]
『婦人公論2020年2月15日号に掲載され、婦人公論.jp上で公開されていたカイヤと岡野あつこさんの対談記事について、DV、親子関係その他離婚訴訟の判決内容等に矛盾する 明らかに事実無根の発言が非常に多く存在した為婦人公論さんに抗議しました。今般、婦人公論さんの判断で当該記事が削除されることになりましたので、ここにご報告させていただきます。』

 と記載。

  • 2020年4月5日発売の『FRIDAY』では元タレントの新恋人(釣りアイドルの花音)との様子が掲載されている。裁判でも交際について認めていることから交際については事実であると言える。
  • 2020年7月1日ブログにおいて所属事務所をそれまでのオフィスのいりを退所し、プラチナムプロダクション所属となった事を明らかにした[13][14]
  • 2023年10月19日のブログでカイヤと離婚が成立したことを報告した[15]

趣味

  • 趣味は腕時計の収集[1]
  • マツダ・CX-8のユーザーで、ボンネットリフレクションというボンネットアートを確立している。

注釈

  1. ^ デュエット:三美

出典

  1. ^ a b c d 【私のThe Best】歌手・俳優 川崎麻世さん/自身の「存在」刻んだ腕時計『朝日新聞』土曜朝刊別刷り「be」2020年12月19日(7面)2020年12月31日閲覧
  2. ^ 喫茶コハク”. Twitter. 2022年10月25日閲覧。
  3. ^ 枚方公園/喫茶店 - コハク”. 食べログ. 2022年10月25日閲覧。
  4. ^ モモコのOH!ソレ!み〜よ! 【枚方の麻世実家(秘)カレー&極秘再会の男とは!?】”. goo tv(関西版) (2017年9月30日). 2017年10月1日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ 川﨑麻世、石野真子と文通してた「好きだけどお互い立場があって…」”. デイリースポーツ (2013年11月11日). 2016年4月2日閲覧。
  6. ^ 2008年1月12日関西テレビプライスバラエティナンボDEなんぼ』談
  7. ^ カイヤとのドロ沼離婚劇から3年、川崎麻世がやっと見つけた“安住の地”に忍び寄る“モンスター”の影(週刊女性PRIME)」Yahoo!ニュース
  8. ^ 川崎麻世、離婚届提出を報告 長きにわたる“争い”に終止符「ようやく新しい一歩を」(オリコン)”. Yahoo!ニュース. 2023年10月19日閲覧。
  9. ^ 川﨑麻世、カイヤと「別居8年」告白…W不倫報道は否定” (2012年3月9日). 2012年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月13日閲覧。
  10. ^ 報道機関各社様”. 川﨑麻世オフィシャルブログ『麻世仲の猫たち』 (2019年10月30日). 2021年6月18日閲覧。
  11. ^ 裁判結果のご報告”. 川﨑麻世オフィシャルブログ『麻世仲の猫たち』 (2022年1月11日). 2022年1月11日閲覧。
  12. ^ 婦人公論 掲載記事に関するご報告”. 川﨑麻世オフィシャルブログ『麻世仲の猫たち』 (2020年11月12日). 2022年1月11日閲覧。
  13. ^ ご報告”. 川﨑麻世オフィシャルブログ『麻世仲の猫たち』 (2020年7月1日). 2020年7月4日閲覧。
  14. ^ 川﨑麻世、30年所属の事務所を退所 「長年の御恩は忘れません」”. ORICON NEWS (2020年7月1日). 2020年7月4日閲覧。
  15. ^ "川崎麻世、離婚届提出を報告 長きにわたる"争い"に終止符「ようやく新しい一歩を」". ORICON NEWS. oricon ME. 19 October 2023. 2023年10月19日閲覧
  16. ^ “「bare」増田有華初のキスシーン、相手の鯨井康介は「光栄です!」”. ステージナタリー. (2016年6月30日). https://natalie.mu/stage/news/192834 2016年7月1日閲覧。 
  17. ^ “「ヒッチハイク」特報解禁、川崎麻世がカウボーイ姿のジョージ役で出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年4月27日). https://natalie.mu/eiga/news/522600 2023年4月27日閲覧。 
  18. ^ “もう会社行かなくていい!赤楚衛二主演のゾンビコメディ「ゾン100」配信日が決定”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年6月14日). https://natalie.mu/eiga/news/528551 2023年6月14日閲覧。 
  19. ^ “藤原紀香、夫・片岡愛之助と結婚後初共演 映画『翔んで埼玉』で夫婦役「茶番劇に乗っかってみようと決意」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年8月24日). https://www.oricon.co.jp/news/2292032/full/ 2023年8月24日閲覧。 
  20. ^ 加藤小夏がメイド店員×名探偵に、主演作「コーヒーはホワイトで」2月公開”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年12月18日). 2023年12月18日閲覧。
  21. ^ 映画『コーヒーはホワイトで』公式サイト > キャスト”. 映画『コーヒーはホワイトで』公式サイト (2023年12月18日). 2023年12月18日閲覧。


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