岩国市交通局 岩国市交通局の概要

岩国市交通局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/14 16:49 UTC 版)

一般路線用車両(日野・レインボーRJ
岩国市交通局(本局)と表札
(2007年2月23日撮影)
貸切車

歴史

旧本局跡地の現況
左端:交差点通用口跡
上側:国道2号側出入口跡
(2007年1月26日および2007年3月18日撮影(組写真)
旧塗装車(1996年撮影)
岩国市交通局のバスロケーションシステム対応のバス停留所
左:緑ヶ丘、右:国病下(現・
岩国医療センター口;拡大)
(2007年1月26日撮影)
  • 1938年昭和13年)10月1日 - 当時の玖珂郡岩国町による町営バスが発足(所管は土木係)。路線権や車両等は民営バス(青バス、陰陽自動車)より譲り受けたもの。発足時の所有バス台数は8輌。
  • 1940年(昭和15年)3月 - エビス自動車商会からの路線権や車両等の買収追加を岩国町議会が決議。
  • 1940年(昭和15年)4月1日 - 合併による市制移行により岩国市営バスに改称(所管は運輸課)。事務所は岩国市錦見大名小路に置く。改称時の所有バス台数は12輌。
  • 1943年(昭和18年)9月 - 周防自動車からの路線権や車両等の買収を、岩国市議会が決議。
  • 1949年(昭和24年)6月 - 事務所および車庫を、岩国駅通り三笠橋地区(現在の岩国市今津町一丁目2番)に移す。錦帯橋通り(大名小路)にあった車庫は廃止。
  • 1950年(昭和25年) - 省営バス(この時点で既に国直営から国鉄自動車部に改組済み)に坂上線の路線を譲渡。一般貸切事業の認可を受ける。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 地方公営企業法の適用を受け、地方公営企業組織である岩国市公営企業局のバス事業に移行。
  • 1957年(昭和32年)9月 - 岩国市公営企業局を廃止し、バス事業を担っていた運輸課と管理課のバス事業関連部分が、岩国市交通局として独立。
  • 1958年(昭和33年)9月 - 事務所と車庫(本局)を岩国市麻里布町七丁目9番に移転。
  • 1966年(昭和41年)10月 - 切符販売方式による運賃収受を廃止。翌11月より整理券方式となる。
  • 1969年(昭和44年)3月10日 - ワンマンバスの試行運転が始まる。
  • 1973年(昭和48年) - 事業経営の悪化により法再建の適用を受ける。再建計画の開始および最終の年度は1973年度(昭和48年度)から1978年度(昭和53年度)。
  • 1987年(昭和62年)1月5日 - 財団法人岩国市交通局サービス公社を設立。
  • 1993年平成5年)4月1日 - 事務所と車庫(本局)を現在地に移転。麻里布町七丁目に残った跡地の一部は、株式会社ダイイチ(デオデオを経て現・エディオン)と大蔵省(現・財務省中国財務局に売却され、現在はエディオン岩国店および岩国税務署の庁舎用地となっている。
  • 1998年(平成10年)10月30日 - 貸切用車両にマーキングデザインバス(岩国市の観光資源の認知を広めるデザインを施したラッピングバス)を導入。この時に導入された車両のデザインは、錦帯橋周辺の四季と岩国城。
  • 1999年(平成11年)3月25日 - バスロケーションシステムを導入。
  • 2000年(平成12年)2月29日 - バスカードを導入。同時に山口県共通乗車カードに参加。
    図案は錦帯橋といちすけ号を組み合わせたもの。発売当初は実写のいちすけ号を用いていたが、現在はデザインイラスト化されたものを用いている。発売券種は、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円(発売額)の4種。ただし、2,000円券は発売当初には存在しなかった。
  • 2002年(平成年)10月頃 - 公式webページを開設[2]
  • 2006年(平成18年)3月4日 - 高速バス「錦帯ブルーライナー」を運行開始
  • 2007年(平成19年)春 - 岩国市交通局の発行する山口県共通バスカードのうち、発売金額が1,000円のものについて、使用デザインが高速バス「錦帯ブルーライナー」の利用案内(使用車両および路線図)に変更される(3代目のデザイン)。
  • 2009年(平成21年)10月1日 - 全額出資の子会社「いわくにバス株式会社」を設立。本社は交通局本局内に置かれ、一部の車両・乗務員が新会社へ異動。
  • 2010年(平成22年)4月1日 - 岩国市交通局所管路線のうち、「錦帯ブルーライナー」を含む一部路線をいわくにバスに移管および運行委託開始。
  • 2011年(平成23年)4月1日 - 貸切バス事業をいわくにバスに移管。
  • 2015年(平成27年)4月1日 - 全路線をいわくにバスへ移管[1]。交通局廃止[1]

本社および営業所

各営業所(車庫)の所在地

岩国市交通局(本局)
岩国市日の出町
岩国駅前営業所
岩国市麻里布町
錦帯橋バスセンター
岩国市岩国町

車両の配置は本局のみ。


  1. ^ a b c 大山典男(2015年4月1日). “岩国市:民営移管、市バスに幕 きょうから便数2割減”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ 岩国市コミュニティ課広報係 (2002). 市報いわくに 平成14年10月1日号. 岩国市. pp. 5 
  3. ^ a b c d e 岩国市交通局 (2008-3). 市営バス時刻表(平成20年3月15日改正). 岩国市交通局 
  4. ^ a b c d 岩国市交通局 (2009-11). 市営バス時刻表(平成21年11月1日改正). 岩国市交通局 
  5. ^ a b c 岩国市コミュニティ課広報係 (2002). 市報いわくに 平成14年9月1日号. 岩国市. pp. 4-5 
  6. ^ 中国みなとオアシス協議会. “潮風公園みなとオアシスゆう”. 中国みなとオアシス協議会. 2008年4月15日閲覧。
  7. ^ a b 今井健太 (2006年12月1日). “由宇町にバス路線 岩国市営 4年ぶり乗り入れ”. 中国新聞 (中国新聞社): pp. 朝刊 ワイドやまぐち. "G-Search 新聞・雑誌記事横断検索経由にて取得" 
  8. ^ a b 岩国市コミュニティ課広報係 (2004). 市報いわくに 平成16年8月15日号. 岩国市. pp. 5 
  9. ^ 岩国市交通局 (2006-12). 市営バス時刻表(平成18年12月1日改正). 岩国市交通局 
  10. ^ "一般乗合バス路線の一部区間の路線廃止および休止届出について" (PDF) (Press release). いわくにバス. 28 September 2017. 2023年3月27日閲覧
  11. ^ 岩国市コミュニティ課広報係 (2003). 市報いわくに 平成15年12月1日号. 岩国市 
  12. ^ 岩国市コミュニティ課広報係 (2003). 市報いわくに 平成15年9月1日号. 岩国市. pp. 11 
  13. ^ 岩国市総合政策部コミュニティ課広報係, ed (2009-03-15). “バスの運行が変わります” (日本語) (PDF). 広報いわくに 平成21年3月15日号. 岩国市. pp. 10-11. http://www.city.iwakuni.lg.jp/www/contents/1236902186711/files/bus.pdf 2009年4月27日閲覧. "2009年4月1日より岩国市生活交通バスとして統合再編され運行開始となる変更概要" 






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