岐阜県立岐阜高等学校 概要

岐阜県立岐阜高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 07:01 UTC 版)

概要

開校

  • 1873年明治6年)11月4日に開校。
    • 通称は岐高、読み方は“ぎこう”である。
    • 創立以来、自主・自律を旨とし、文武両道を目標としている。

校訓

  • 百折不撓(幾度失敗しても志をまげないこと)
  • 自彊不息(自ら努め励んでやまないこと)

校章

  • の花と「髙」(はしご高)の文字を組み合わせたデザインである。1948年昭和23年)に現在の校章となった。

アクセス

沿革

岐阜中学校

  • 1873年2月 - 岐阜米屋町尾張藩支庁跡に創立して仮中学と称し、11月4日に開校式を挙行。
  • 1874年5月30日 - 遷喬館と改称し、9月7日に開校。
  • 1878年5月11日 - 岐阜県第一中学校と改称。今泉村に移転。
  • 1891年10月29日 - 濃尾地震で校舎5棟倒壊。
  • 1899年4月1日 - 中学校令の改正にともない、岐阜県岐阜中学校と改称し、分校であった斐太大垣東濃の3つの中学校が独立。
  • 1912年2月 - 校歌完成。
  • 1938年4月14日 - 大縄場現在地に移転。
  • 1945年7月9日 - 岐阜空襲により校舎の大半を消失。
  • 1946年10月25日 - 昭和天皇が行幸する(戦災状況及び勉学状況視察のため)。
  • 1948年4月1日 - 新学制実施により岐阜県岐阜第一高等学校となり、女子の入学可に。

岐阜高等女学校

  • 1900年4月 - 岐阜市立高等女学校が認可され、本科と技芸専修科を設置。5月15日に開校式。
  • 1903年4月1日 - 岐阜県立岐阜高等女学校に変わり開校。6月25日に開校式。
  • 1942年3月15日 - 岐阜市雲雀ヵ丘校舎に移転。
  • 1945年7月9日 - 岐阜空襲により記念館以外の全校舎を消失。
  • 1947年4月1日 - 学制改革により中学校を併設。
  • 1948年4月1日 - 新学制実施により岐阜県岐阜女子高等学校となる。

岐阜高等学校

特色

学区

岐阜県では、平成30(2018)年度の県立高校入試から学区を廃止[5]したため、県内全域から進学が可能である。平成29(2017)年度までは、岐阜県は岐阜、西濃、東濃、美濃、飛騨、可茂の6地区に学区が分けられており、岐阜高校は岐阜学区に属していた。岐阜学区は岐阜市だけでなく各務原市笠松町岐南町羽島市瑞穂市北方町本巣市山県市とされていた。

教育面の特色

岐阜県の高校では一般的な二期制を実施している。また、2018年度入学生より単位制高等学校(全日制課程普通科)として改編され、それとともに2002年度まで行われていた授業時間確保のため65分×5限の授業が、60分×6限の授業へと変更になった。一般的な進学校に見られる授業時間外に全員参加で行う補習や課外などは一切なく、朝や放課後はもちろんのこと土曜日や長期休暇なども完全な休日となっている(但し、年に3回以上休日に学年単位で全員参加の校外模試で登校することがある)。一方、意欲のある者には放課後の課題講座が開講されていたり、「朝の読書」の実施(2014年度より一定期間のみとなった)、「総合的な学習」の時間(校内ではFuture Planning Time、略してFPTと称す)に大学研究やフィールドワーク・小論文学習の実施などが行われている。夏季休業中の課題講座は高校で行われ、各科目ごとの講座のほか、センター試験対策や東大攻略、京大攻略、名大攻略といった大学別の講座も開かれており、これらの講座は個人で自由に受講できるシステムになっている。








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