女芸人No.1決定戦 THE W 女芸人No.1決定戦 THE Wの概要

女芸人No.1決定戦 THE W

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 13:36 UTC 版)

女芸人No.1決定戦
THE W
受賞対象女性のお笑い芸人
開催日毎年12月(決勝戦)
会場日本テレビ(決勝戦)
日本
主催吉本興業
日本テレビ放送網
報酬賞金1,000万円ほか
初回2017年
最新回2023年
初代受賞者ゆりやんレトリィバァ
最新受賞者紅しょうが
女芸人No.1決定戦
THE W
ジャンル 特別番組バラエティ番組
演出 井上将司・錦織信彦
吉川真一朗(総合演出)
司会者 後藤輝基フットボールアワー
水卜麻美(日本テレビアナウンサー)
製作
プロデューサー 川口信洋・渡邊菜月
宮本誠臣(統轄P)
原司(CP)
制作 日本テレビ
放送
音声形式音声多重放送[1]※2019年はなし
放送国・地域 日本
公式サイト
第1回
放送期間2017年12月11日
放送時間月曜 20:00 - 22:54
放送分174分
公式サイト
第2回
放送期間2018年12月10日
放送時間月曜 20:00 - 22:54
放送分174分
公式サイト
第3回
放送期間2019年12月9日
放送時間月曜 20:00 - 22:54
放送分174分
公式サイト
第4回
放送期間2020年12月14日
放送時間月曜 20:00 - 22:54
放送分174分
公式サイト
第5回
放送期間2021年12月13日
放送時間月曜 20:00 - 22:54
放送分174分
公式サイト
第6回
放送期間2022年12月10日
放送時間土曜 19:00 - 21:54
放送分174分
公式サイト
第7回
放送期間2023年12月9日
放送時間土曜 19:00 - 21:54
放送分174分
公式サイト
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概要

M-1グランプリ』(朝日放送テレビ制作、テレビ朝日制作協力)や『R-1グランプリ[注 1]関西テレビ制作)、『キングオブコント』(TBSテレビ制作)及び過去にコンテストとして実施された『THE MANZAI』(フジテレビ制作)に次ぐ吉本興業主催のお笑い王座決定戦で、史上初の女性芸人による日本一を決めるお笑いコンテストである。

出場資格は女性のみでプロアマ・芸歴・芸種・人数を問わず、上記の大会では出場条件は大会に沿った形式(例:M-1は漫才、R-1はピン芸など)があるもののTHE Wは参加条件が女性だけでネタの条件は特にない。こういったことから本大会は「何でもありの、異種格闘技戦」とも謳われている[5][6]

日本テレビ制作のお笑いコンテストは2010年に『S-1バトル』、2013年に『ワラチャン!』が開催されるもいずれも1回で終了したため[注 2]、常設のお笑いコンテストをテレビ東京と共に持っていなかったが、同局制作の『世界の果てまでイッテQ!』での森三中イモトアヤコなど女芸人の活躍を受けこの大会が新設された[注 3]。なお、女性芸人が他局のコンテストで優勝した事例は本大会創設当時2002年の第1回『R-1ぐらんぷり』のだいたひかるが唯一[注 4]となっており、「1番面白い女性芸人を決める大会」をという女性芸人からの要望を受けて本大会が誕生したとされている[8]。2018年には第2回大会が開催され、日本テレビ制作で複数回開催されたお笑いコンテストもこれが初めてである。

本大会のメインロゴは、大岩Larry正志が手掛けている[9]

参加規定

  • 上記の通り出場できるのは女性のみで[注 5]、男女コンビは出場不可であるものの、男女コンビの女性メンバーがピン芸人として出場することは可能。また通常活動しているものとは異なる即席コンビ・グループでも出場可。
  • プロアマ不問、そして所属事務所・芸歴・人数・芸種・芸風も制限はないが、コントで参加する場合はエントリーの際にコントの内容と使用する楽曲を記入しなければならない。
  • 小道具・大道具・音響の使用が認められている(Aマッソが2020年の第4回大会でプロジェクションマッピングを用いた映像漫才を披露した[11]ように、事実上漫才についてもこれらの使用が認められている。よって本大会ではM-1グランプリでは不可とされる漫才が見られる場合がある)。
  • 第3回(2019年)からは、1人が「コンビとピン」「グループとコンビ」のように2エントリーまで併願が可能になった(ただし同じピン芸人、同じコンビが異なるキャラクターで2エントリーするなどということは不可)。またこの回においては、1回戦の予選会場(東京、大阪)に行くのが困難な遠方の人や舞台慣れしていないアマチュア出場者に配慮して「動画エントリー」が設けられた[12][13](動画審査は1回戦のみ、2回戦以降は会場審査へ)。
  • エントリー料は1組2000円。第3回で設けられていた動画審査へのエントリーにも、2000円を指定の口座に払い込むこととなっていた[13]。なお1回戦が全て動画審査になった第4回(2020年)以降は1回戦出場のエントリー料が不要、2回戦以降の出場者のみ支払いを義務付けている[14]

優勝と副賞

  • 優勝賞金:1000万円
  • 副賞
    • (第2回まで)日テレ100%券(日本テレビ系レギュラー番組の中から視聴率合計100%分の番組に出演できる[15]
    • (第3回)日テレ系指定10番組[注 7]+任意1番組出演権[16]
    • (第4回)日テレ系指定14番組[注 10]出演権[17]
    • (第5回)日テレ系指定22番組[注 11]出演権
    • (第6回)日テレ系指定26番組[注 12]出演権・東京ドームでの始球式・『東京カレンダー』2023年4月号の特集ページ掲載
    • (第7回)日テレ系指定13番組[注 13]出演権・東京ドームでの始球式・『東京カレンダー』2024年4月号の特集ページ掲載
    • 冠番組(第2回大会から)
タイトル 主演 放送日時 備考
2(2018年) 阿佐ヶ谷姉妹のおばさんだってできるわよ 阿佐ヶ谷姉妹 2019年11月26日 23:59 - 0:54 全国ネット
3(2019年) 3時のヒロインmeets ガールズクリエイター 3時のヒロイン 2020年12月8日 23:59 - 0:54
4(2020年) 吉住のアナタとコント 吉住 2021年12月8日 0:59 - 1:29 一部地域のみ。
5(2021年) オダウエダの成り上がり同窓会 オダウエダ 2022年7月19日 0:59 - 1:29
6(2022年) 天才ピアニストのおばチャンピオン 天才ピアニスト 2023年6月27日 0:59 - 1:29
7(2023年) 紅しょうが 2024年

歴代優勝者

  • 大会期間の最終日が決勝戦開催およびテレビ放送日。
  • 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
大会期間 優勝者
所属事務所(当時)
決勝出場回数 結成・デビュー エントリー数 視聴率(関東地区)
1 2017年
10月13日-12月11日
ゆりやんレトリィバァ
よしもとCA[注 14] 大阪
初出場 2013年 636組[18] 13.1% [19]
2 2018年
9月22日-12月10日
阿佐ヶ谷姉妹
ASH&Dコーポレーション
2007年 606組[20] 11.5%[21]
3 2019年
8月20日-12月9日
3時のヒロイン
吉本興業 東京
2017年 627組[22] 11.6%[23]
4 2020年
9月14日[注 15]-12月14日
吉住
プロダクション人力舎
2年ぶり2回目 2015年 646組[24] 10.1%[25]
5 2021年
9月13日[注 15]-12月13日
オダウエダ
吉本興業 東京
2年連続2回目 2014年 700組[26] 8.9%[27]
6 2022年
9月20日[注 15]-12月10日
天才ピアニスト
吉本興業 大阪
2016年 735組[28] 7.3%[29]
7 2023年
9月15日[注 15]-12月9日
紅しょうが
吉本興業 東京
4年連続5回目 2014年 863組[30] 8.2%[31]

歴代優勝者に関するデータベース

  • 最年少優勝記録:ゆめっち(3時のヒロイン) - 25歳23日(1994年11月17日生まれ、優勝大会決勝日時2019年12月9日)
  • 最年長優勝記録:渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹) - 46歳149日(1972年7月15日生まれ、優勝大会決勝日時2018年12月10日)

所属事務所別優勝回数

優勝回数 所属事務所(当時) 名前/コンビ名
5回 よしもとCA[注 14] 大阪 ゆりやんレトリィバァ
吉本興業 東京 3時のヒロイン
オダウエダ
紅しょうが
吉本興業 大阪 天才ピアニスト
1回 ASH&Dコーポレーション 阿佐ヶ谷姉妹
プロダクション人力舎 吉住

出身都道府県別優勝者人数

人数 都道府県 出身者
3人 大阪府 福田麻貴(3時のヒロイン)
植田紫帆(オダウエダ)
稲田美紀(紅しょうが)
2人 奈良県 ゆりやんレトリィバァ
ますみ(天才ピアニスト)
1人 栃木県 渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)
東京都 かなで(3時のヒロイン)
神奈川県 木村美穂(阿佐ヶ谷姉妹)
京都府 竹内知咲(天才ピアニスト)
兵庫県 熊元プロレス(紅しょうが)
愛媛県 小田結希(オダウエダ)
福岡県 吉住
熊本県 ゆめっち(3時のヒロイン)

優勝までの決勝進出回数

回数 名前/コンビ名
1 ゆりやんレトリィバァ
阿佐ヶ谷姉妹
3時のヒロイン
2 吉住
オダウエダ
天才ピアニスト
5 紅しょうが






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