地球連合 (ガンダムシリーズ) 主な開発兵器

地球連合 (ガンダムシリーズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 09:25 UTC 版)

主な開発兵器

モビルスーツ登場以前、宇宙軍は宇宙戦闘機であるモビルアーマーを主力とし、陸軍や海軍はC.E.年代以前からの兵器形態を継承していた。モビルスーツ実用化後も引き続き運用と新規開発を続けており、結果としてモビルスーツ偏重主義のザフトとは対照的に多様である。しかし、モビルスーツにおいてはストライカーパックの成功により一部試作機や局地戦専用機を除きダガータイプとその派生機を、重点的に開発・配備している。一方、大型モビルアーマーをも次世代の主力兵器とする構想を持ち、大型機動兵器が総じて量産されているという点では他シリーズにない特色がある。

脚注

関連項目


注釈

  1. ^ ただし、南アメリカ合衆国は当初親プラント国家であったが、第1次連合・プラント大戦時に大西洋連邦の軍事侵攻で合併された後に、独立戦争を経て自治権を獲得した後、再び地球連合軍に吸収された経緯がある[1]
  2. ^ 『SEED』第6話に登場したユーラシアの宇宙要塞「アルテミス」に駐留しているユーラシア連邦兵の軍服はデザインこそ共通だが、白色の大西洋連邦軍の軍服と異なりやや青み掛かったグレーであり、また同要塞に停泊しているアガメムノン級宇宙母艦は茶色に塗装されているなど差異が認められる。ただし、その後にアラスカ基地でザフトと交戦したユーラシア連邦兵や、モーガン・シュバリエ大尉の軍服は大西洋連邦軍と同様の白色の軍服であるほか、『SEED DESTINY』に登場するアガメムノン級後期型のネタニヤフなど、ユーラシア連邦軍のアガメムノン級もブルーに塗装された艦船しか確認できない。
  3. ^ 『SEED』シリーズにおいて設定を担当した森田繁によれば、『SEED DESTINY』において地球連合の勢力が拡大した背景として、ロゴスやブルーコスモスの活動が露骨になった点を言及している[1]
  4. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY OFFICIAL FILE メカ04』に掲載された独自考察のアートストーリー「Daydream of DESTINY GSD OFFICIAL FILE」においては、ロゴスを失い急激に衰退した大西洋連邦を離れ、同時代の大戦後に強国となったオーブに反抗するダガーL集団の姿が描かれた。
  5. ^ 「エイプリール・フール・クライシス」。地球連合国家市民の間では餓死者が続出、一説によると被害者は全人口の10%にあたる約10億人にのぼったとされる[8]
  6. ^ 公式年表においては、本編開始前において世界樹攻防戦や新星攻防戦では拠点を破壊・奪取されるなど宇宙では敗退が続き、月面のグリマルディ戦線もプトレマイオス基地こそ維持したが、重要な資源採掘施設であるエンデュミオン基地はサイクロプスシステムの人為的な暴走・自爆により喪失し、地球連合は次々と宇宙での拠点を失っていたことが説明されている[9]
  7. ^ ただし、『SEED DESTINY』の時代では再び地球連合に加盟している[1]
  8. ^ しかし、それ以前からデュランダル主導のザフトによる救助、支援と比較して難癖のように開戦した連合をマリュー・ラミアスはブルーコスモスも含めて『バカ』と称している
  9. ^ 小説版においてはロゴス壊滅により地球連合軍は袂を分かったコープランド大統領がデュランダルとの接近を図った形となっている[10]
  10. ^ フォトストーリー「SEED DESTINY MSV戦記」においては、ザムザザーゲルズゲーなどのMAも動員されており、この際の地球連合残存部隊が臨時的にオーブ軍の旗下に組み込まれていた事が語られている[11]

出典

  1. ^ a b c d 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、2006年5月、168-171頁。(ISBN 978-4812426876
  2. ^ 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、215頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
  3. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、216頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
  4. ^ a b c d e 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED 上巻』メディアワークス、2004年10月15日初版発行、69頁。(ISBN 4-8402-2817-5)
  5. ^ 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、232頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
  6. ^ 『モビルスーツインアクション ダガーL』バンダイ、2005年2月発売、付属データカード。
  7. ^ 『HG 1/144 オオワシアカツキガンダム』バンダイ、2006年4月、取扱説明書。
  8. ^ 『「機動戦士ガンダムSEED」コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月、244頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
  9. ^ 「コズミック・イラ年表」『機動戦士ガンダムSEEDモデルVol.3 SEED MSV編』ホビージャパン、2004年5月31日初版発行、148-149頁。(ISBN 4-89425-336-4)
  10. ^ 後藤リウ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY5 選ばれた世界』角川スニーカー文庫、2006年4月1日初版発行、239-240頁。(ISBN 4-04-429112-8)
  11. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデル VOL.2 DESTINY MSV編』ホビージャパン、2006年3月、198-199頁。ISBN 4-89425-415-8


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