南四日市駅
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南四日市駅 | |
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駅舎(2024年5月) | |
みなみよっかいち Minami-Yokkaichi | |
◄CJ11 四日市 (3.2 km) (3.7 km) 河原田 CJ13► | |
所在地 | 三重県四日市市日永東三丁目15 |
駅番号 | CJ 12 |
所属事業者 | |
所属路線 |
関西本線(名古屋地区) (伊勢鉄道伊勢線直通含む) |
キロ程 | 40.4 km(名古屋起点) |
電報略号 | ミヨ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
715人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1963年(昭和38年)10月1日 |
備考 | 無人駅 |
関西本線の運行形態の詳細は「関西線 (名古屋地区)」を参照。
概要
名古屋駅と亀山駅を結ぶJR関西本線の中間駅のひとつで、四日市市の南部に位置する。周囲には規模の大きい工場が点在し、旅客のほかにも工場向けの貨物を取り扱う役割を長年担っていた。日本国有鉄道(国鉄)時代の1963年(昭和38年)に開業。1987年(昭和62年)の分割民営化で旅客営業はJR東海、貨物営業はJR貨物が担当するという現在の形態に変わった。
関西本線の四日市駅・河原田駅間には、河原田駅と津駅を結ぶ伊勢鉄道伊勢線に直通する同社の普通列車も停車する。この伊勢線は、1973年(昭和48年)の開業時はこの南四日市を起点としていたが、1987年(昭和62年)に国鉄から伊勢鉄道へ移管された際に河原田起点に変更された。
伊勢鉄道の駅番号は当駅には付けられていないが、改札口の脇(構内)にかつて伊勢線が当駅起点だった名残で伊勢線の0キロポストが建てられている。
例年、四日市始発のF1臨時快速列車が当駅で側線に入り、快速みえを待避することがある。
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伊勢線0キロポスト
歴史
- 1928年(昭和3年)7月1日:鉄道省関西本線の四日市・河原田間に日永信号場(ひながしんごうじょう)開設[1]。
- 1934年(昭和9年)9月20日:専用線発着貨物の取り扱いを開始[1]。
- 1963年(昭和38年)10月1日:日永信号場が駅に昇格し南四日市駅が開業、旅客の取り扱いを開始[1]。
- 1966年(昭和41年)10月1日:専用線発着の発送コンテナ貨物の取扱いを開始。
- 1973年(昭和48年)9月1日:国鉄伊勢線が、南四日市・津間で開業[2]。
- 1975年(昭和50年)7月1日:コンテナ貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)
- 1992年(平成4年)11月:みどりの窓口営業開始[3]。
- 1993年(平成5年)9月1日:コンテナ貨物の取り扱いを再開[1]。
- 2011年(平成23年)
- 3月12日:この日のダイヤ改正で、定期貨物列車の設定がなくなる。
- 4月1日:簡易委託終了により無人化。
- 2018年(平成30年)5月31日:JSR発送の臨時貨物列車の発着が終了。
- 2019年(平成31年)3月2日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる[4]。
- ^ a b c d e f 『停車場変遷大事典』2、p337
- ^ a b 『停車場変遷大事典』1、p183
- ^ 『JR時刻表』1992年11月号と12月号の比較から
- ^ 『「TOICA」のサービス拡充について 〜2019年3月2日(土)からご利用エリアを拡大します!〜』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2018年12月12日。 オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブ 。2020年12月23日閲覧。
- ^ 「南四日市駅 発駅時刻表上り (PDF) ・下り (PDF) 」(JR東海ウェブサイト、2011年4月4日閲覧)
- ^ a b c 『鉄道ピクトリアル』通巻845号(2011年3月号)
- ^ 『2006 JR貨物時刻表』、pp73-74
- ^ 『2008 JR貨物時刻表』、pp73-74・『2010 JR貨物時刻表』、pp73-74 ほか
- ^ 『2011 JR貨物時刻表』、pp73-74
固有名詞の分類
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