上総清川駅 上総清川駅の概要

上総清川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 01:09 UTC 版)

上総清川駅*
駅出入口(2022年1月)
かずさきよかわ
Kazusa-Kiyokawa
祇園 (1.6 km)
(1.9 km) 東清川
所在地 千葉県木更津市菅生799
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 久留里線
キロ程 4.2 km(木更津起点)
電報略号 キヨ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
254人/日(降車客含まず)
-2006年-
開業年月日 1912年大正元年)12月28日[1]
備考 無人駅(乗車駅証明書発行機 有)
* 1923年に清川駅から改称[1]
テンプレートを表示

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは5両編成までに対応する。

久留里駅管理の無人駅乗車駅証明書発行機が設置されている。

プラットホーム改善問題

当駅のホームは北側に設置されており、改札口も同じく北側に設置されているが、駅周辺は南側に多くの住宅地が点在する。しかし南側にはホームに繋がる連絡道路が無いため、南側の利用者の多くは車道の踏み切りから列車軌道上を歩く、或いは南側にあるネット柵を飛び越えるなどしてホームに入ると言うリスクを伴う問題が生じた[6]。この問題は木更津市議会議員である佐藤多美男による答弁で取上げられた。市やJRの対応として木更津駅の指導員が不定期で巡回し、同様の行為を発見した場合の注意指導、車道の踏切からの通行を遮断、利用者に対しルールを遵守するよう呼び掛け、線路脇に注意看板を設置するなどの策を講じ、この問題は概ね改善された[7]。一方、この問題を取上げた佐藤市議会議員は周辺利用者から不便の声が出ていると言うことを理由に同駅の南側にプラットホームを移設することを提案しているが、JR東日本千葉支社は移設工事をする予定は無いと言う回答をしており、南側に移設する目途は立っていない[8]。駅入口の周囲に案内看板の類は一切無く、民家と個人商店の間から入構する。


記事本文

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、26頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、627頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「日本国有鉄道公示第264号」『官報』、1954年9月11日。
  4. ^ 「通報 ●木原線及び久留里線の営業範囲の変更に伴う旅客の取扱方について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1954年9月11日、4面。
  5. ^ Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。 オリジナルの2020年5月25日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200524150337/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2020年5月25日閲覧 
  6. ^ 平成17年12月定例会(第3号) 本文 98 : ◯24番(佐藤多美男君) による答弁
  7. ^ 平成25年3月定例会(第4号) 本文 328 : ◯26番(佐藤多美男君)による答弁
  8. ^ 平成25年3月定例会(第4号) 本文 334 : ◯企画部長(渡辺知尚君)による答弁

利用状況

  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
  2. ^ 木更津市統計書 - 木更津市


「上総清川駅」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「上総清川駅」の関連用語

上総清川駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



上総清川駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの上総清川駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS