ウォルト・ディズニー・ジャパン ディズニー・モバイル事業

ウォルト・ディズニー・ジャパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 03:04 UTC 版)

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社: The Walt Disney Company (Japan) Ltd.)は、ウォルト・ディズニー・カンパニーの日本法人である。


  1. ^ 光をくれた人』の公開後の2017年時点で閉鎖され、廃止された。それ以来、他の幾つかのディズニー部門は『ターナー&フーチ/すてきな相棒』・『ハイフィデリティ』、『スリーメン&ベビー』・『天使にラブ・ソングを…』・『リアル・スティール』など、これまでの作品をベースにしたテレビシリーズや映画を製作したり、開発したりしている為[2][3][4][5]、日本では2018年6月20日にDVDで発売された『ピープル・ライク・アス』ではディズニーレーベルとして取り扱うのは1986年10月5日にポニー(現:ポニーキャニオン)から字幕版のビデオが発売されていた『恐竜伝説ベイビー』以来となる。
  2. ^ DEATH GAME デスゲーム英語版』(2006年)・『カニング・キラー/殺戮の沼』(2007年)・『臨死』(2007年)の3作品の公開後にハリウッド・ピクチャーズレーベルでの製作と配給を中止し、主要な映画スタジオであるタッチストーン(2016年まで)、ABCESPN、ピクサーなどの中核ブランドに焦点を当てることを発表した[6]。閉鎖後、ディズニーはタッチストーン・ピクチャーズと同様に主力の「ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ」ブランドの下で幾つかのハリウッド・ピクチャーズ作品のブランドを変更した。
  3. ^ 日本では2019年4月24日に『ミスター・ガラス ブルーレイ+DVDセット』として発売された時はブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントレーベルが復活した為、2010年12月以前のミラマックス・フィルムズ製作作品はディズニーレーベルでは無く、ブエナ・ビスタレーベルとして取り扱うことになった[7]
  4. ^ 2019年にアメリカの20世紀スタジオがウォルト・ディズニー・カンパニーに買収(ディズニーによる21世紀フォックスの買収を参照)されて以降は映画配給(『ターミネーター:ニュー・フェイト』以降(本作は元々20世紀フォックスでの配給予定だった))をウォルト・ディズニー・ジャパンが担当している。
  5. ^ ただし、MARVEL提携による東映アニメーション作品『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』のみの提供は東北新社/スター・チャンネルが担当しており、1985年10月に東北新社と提携し、東映ビデオが権利を持つ『エクスタミネーター2』・『殺人鬼』などの映画作品をビデオで販売した以来となる[13][14]
  6. ^ 自社配給最初の作品は『エディ・マーフィーのホワイトハウス狂騒曲』。
  7. ^ 角川書店には1966年の大学卒業と同時に入社していた弟・角川歴彦2022年11月4日、KADOKAWA会長の辞任後も留任していた取締役を辞任し、兄・角川春樹のコカイン密輸事件以降率いてきたKADOKAWAの経営から完全に退くことになった為[15]、現在株式会社KADOKAWA代表取締役社長である夏野剛が関わっている。
  8. ^ 現在は東宝がウォルト・ディズニー・ジャパンにおける映画パンフレットの発行と劇場販売商品を担当している。
  9. ^ トロン』など、それ以前にも「東宝チャンピオンまつり」で『ピーター・パン』と短編アニメが一編として公開されたことがある。
  10. ^ ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)設立後も『シックス・センス』などの一部の作品の配給も行っていた。
  11. ^ 東映まんがまつり」で『白雪姫』、『101匹わんちゃん大行進』、『ミッキーマウスとドナルドダック』が公開されたことがあり、「夢のファンタジーワールド」で『シンデレラ』、『ミッキーのたつまき騒動』(何れもワーナー・ブラザースと共同配給)も公開されたことがある。
  12. ^ ワーナー ブラザース ジャパン合同会社(WBJ)を展開していたワーナーメディア・ジャパンは、後に2022年6月22日ディスカバリー・ジャパンと統合し、ワーナーブラザース・ディスカバリー・ジャパンとして新体制に移行している[17]
  13. ^ ロジャー・ラビット』、『リトル・マーメイド』、『美女と野獣』など。2022年9月21日4K UHDで発売された『ヒート』のコピーライト表記においては20世紀スタジオではなく、ワーナー・ブラザース・エンターテインメントとなった。その為、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンによる2012年9月26日発売の「ヒート コレクターズ・エディション〈初回生産限定2枚組〉」[Blu-ray]と同様、2022年9月21日に4K UHDで発売された『ヒート』の裏ジャケットに記載されているクレジット表記も「WARNER BROS. PRESENTS」「IN ASSOCIATION WITH REGENCY ENTERPRISES」に変更された。
  14. ^ 2024年1月、日本国内によるワーナー・ブラザース公式サイトにおいては、日本国外とは異なり、2019年から2023年まで使用されたワーナー・ブラザースの企業ロゴから2023年以降に使用されているワーナー・ブラザースの企業ロゴに変更され、2023年以降に使用されているワーナー・ブラザースの企業ロゴの商標登録もワーナー・ブラザース・エンターテインメントからワーナー・ブラザース・ディスカバリーに変更された。これは1987年から1992年まで、(スチール写真を除く)日本のディズニーによるワーナー・ブラザースとの提携において、このポリシーで注目すべきは、ポスターとパンフレットのワーナー・ブラザースの表記が不明瞭で、非常に小さな文字でクレジットされている。
  15. ^ アニメ作品においては、1984年 - 2002年にかけてCIC・ビクター ビデオ(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、現:パラマウント・ジャパン)が発売元を担当して以来20年振りとなる。
  16. ^ 2022年3月9日より、CDで発売された楽曲作品「Luce Twinkle Wink☆/“FA”NTASYと!<初回限定盤・通常盤A・B> TVアニメ「異世界美少女受肉おじさんと」エンディングテーマ」、同年3月26日より、Blu-rayで発売されたアニメーション作品「終末のハーレム 第1巻 〈初回限定版〉」、同年4月20日より、DVDで発売された韓国TVドラマ作品「ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~ BOX1・2 <コンプリート・シンプルDVD‐BOX5,000円シリーズ>【期間限定生産】」「リセット~運命をさかのぼる1年~ BOX1・2 <コンプリート・シンプルDVD‐BOX5,000円シリーズ>【期間限定生産】」の音楽・映像レーベルはNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンからユニバーサル・ピクチャーズ・ホームエンターテイメントに変更した為[注 15]、レーザーディスク版や2000年代初頭頃までに発売されたDVD版(どちらもジブリ作品は除く)において、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンにおける日本独自の映像レーベルを使用することは無くなった。
  17. ^ その為、一部のディズニーストアでも映像ソフト(旧作含む)が発売されている。

注釈

  1. ^ スパイダーマンのみソニー

出典

  1. ^ a b c d e ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 第33期決算公告
  2. ^ Barnes, Brooks (2018年8月5日). “Disney's Streaming Service Starts to Come Into Focus”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2018/08/05/business/media/disney-streaming-service-ricky-strauss.html 2020年7月12日閲覧。 
  3. ^ “Every Disney+ Announcement and More From the Disney Investor Day”. D23. (2020年12月10日). https://d23.com/every-disney-announcement-and-more-from-the-disney-investor-day-2020/ 2020年12月15日閲覧。 
  4. ^ Otterson, Joe (2022年1月13日). “‘Real Steel’ Series in Early Development at Disney Plus”. Variety. https://variety.com/2022/tv/news/real-steel-series-disney-plus-1235148275/ 2022年2月12日閲覧。 
  5. ^ Jackson, Angelique (2020年12月10日). “Whoopi Goldberg to Return for Disney Plus’ ‘Sister Act 3,’ Produced With Tyler Perry”. Variety. https://variety.com/2020/film/news/whoopi-goldberg-sister-act-3-disney-plus-1234851212/ 2022年2月12日閲覧。 
  6. ^ Sciretta, Peter (2007年4月26日). “Disney Drops Buena Vista”. /Film. https://www.slashfilm.com/738918/will-there-be-a-cruella-sequel-heres-what-we-know/ 2022年1月20日閲覧。 
  7. ^ シンデレラマン』・『すべてはその朝始まった』・『最終絶叫計画4』・『こわれゆく世界の中で』の4作品を含む。
  8. ^ 放送権契約締結に関するお知らせ”. WOWOW (2005年12月5日). 2022年10月23日閲覧。
  9. ^ 東北新社&スター・チャンネル ウォルト・ディズニー・ジャパンとの協力関係強化”. 東北新社 / スターチャンネル (2021年9月8日). 2021年9月13日閲覧。
  10. ^ ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2022年3月10日). “ディズニーが日本テレビと戦略的協業に関する合意書を締結”. ディズニー公式. 2022年3月10日閲覧。
  11. ^ ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックとHYBEが グローバル・コンテンツ配信において提携を発表”. Disney+公式 (2022年7月12日). 2022年7月14日閲覧。
  12. ^ ディズニー、講談社とアニメ作品の配信を含む戦略的協業の拡大を発表 第一弾として『東京リベンジャーズ 聖夜決戦編』をディズニーの動画配信サービスにて見放題世界独占配信”. ディズニー公式 (2022年11月30日). 2022年12月1日閲覧。
  13. ^ アニメ[ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ]の全話無料視聴方法と動画配信サイト”. スターVOD (2022年7月25日). 2022年9月3日閲覧。
  14. ^ “東映ビデオ、東北新社作品のビデオソフト発売。”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): p. 7. (1985年10月6日) 
  15. ^ 角川歴彦被告が取締役を辞任 「責任重い」とKADOKAWA”. 共同通信 (2022年11月4日). 2022年11月8日閲覧。
  16. ^ a b “東宝、東映、ディズニー映画を肩代わり配給―55年春以降、年間5本公開予定。”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 10. (1979年11月20日) 
  17. ^ WBDiscoveryより新体制のご案内”. ワーナーブラザース・ディスカバリー・ジャパン (2022年6月22日). 2022年7月1日閲覧。
  18. ^ 株式会社インプレス (2020年3月6日). “「フォードvsフェラーリ」5月2日UHD BD化。特典「レースシーンの舞台裏」”. AV Watch. 2020年3月15日閲覧。
  19. ^ ディズニー公式、8月9日に「なんでもない日おめでとう」と投稿し物議”. ねとらぼ. 2023年3月27日閲覧。
  20. ^ ディズニー公式、長崎原爆の日に「なんでもない日おめでとう」”. ハフポスト (2015年8月9日). 2023年3月27日閲覧。


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