れい
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れい | |
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出生名 | 大石 麗子(おおいし れいこ) |
生誕 | 日本 |
学歴 | フェリス女学院大学 |
ジャンル | J-POP |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ヴォーカル、ウクレレ |
活動期間 | 2004年- |
レーベル |
Coriolis Records(2004年-2006年) rei-music(2007年-2010年) BounDEE(バウンディ)(2010年-) |
公式サイト | シンガーソングライターれい公式サイト |
東京都港区出身、血液型O型。東京都立小石川高等学校、フェリス女学院大学国際交流学部卒業。2006年にインディーズデビューし、都内のライブハウスを中心に音楽活動を行う。難病(膠原病)を抱え、左膝は人工関節に。関節破壊の進行は、週一回の自己注射により寛解状態。音楽への可能性を信じ、難局と闘う全ての人たちへの応援歌を歌う。[1]
来歴
3・4歳の頃にクラシックバレエを習い、数回の発表会の場を踏む。発表会の入場曲は、毎回必ずチャイコフスキーの『くるみ割り人形』を使用し、後の音楽にも影響を与える思い入れの深い曲となる。小学校低学年時代に周囲の友達の影響により、「自分もピアノを習いたい」と強く願うが直ぐには叶わず、小学校5年の時にピアノを与えられ練習に没頭する。練習を重ね、初めての発表会ではメンデルスゾーンの『春の歌』を演奏する。その後、リチャード・クレイダーマンのピアノ曲に魅せられ、クラシック音楽から離れポピュラー音楽の路線に走るが、中学時代にピアノ教室を止めたことにより、しばらく音楽から遠ざかる。高校時代の選択科目で音楽を選び、合唱を経験したことにより再び音楽への情熱が呼び覚まされる。アルトを担当したこの時代に、ハーモニーの歌唱法を会得する[2][3]。
- 2003年:大学編入時代、ハワイ出身の英語講師からウクレレの基本コードを習う。
- 2004年:音楽プロダクションユニゾンのオーディションで、『地上の星』を歌い合格となる。
- 2005年:レーベル主催ライブ「音答無用」にてライブ初出演。ウクレレのアルペジオ弾きを編み出し、ユニゾン内のピックアップアーティストに選抜される。
- 2006年:コリオリレーベル新人発掘オムニバスCD第16弾『Stand.↑』に『君にファイト』が収録されインディーズデビュー。
- 2007年:七沢更生ホーム(重度障害者が社会復帰を目指して生活するリハビリ施設)で、ワンマンクリスマスコンサートを行う。同年、コロムビアのweb人気投票オーディション音レボリューションにおいてTop10アーティストに選ばれ[4]、『君にファイト』が、モバイルコロムビアから着うたフル配信開始。
- 2008年:第25回全国緑化ぐんまフェアのステージに5回立ち、その直後から、7週間の入院で大阪遠征を一度は見送るが、秋に大阪ライブを行う[5]。同年9月、過去にリリースされたシングルをすべて収めたベスト・アルバム的アルバム『KISEKI〜輝石・軌跡・奇跡〜』を発売。
- 2009年:音楽の更なる向上心から打ち込みを独学でマスターし、自ら編曲を手掛ける。
- 2010年:前半は、CD『虹を織る』をセルフプロデュースで制作。同アルバムが、ダイキサウンドより全国流通(HMV・Amazon・タワーレコード他)。また、BounDEEからはレコチョク・LISMO・iTunes Store・mora win・mora・オリコン・onkyo music store・MySound・リッスンジャパン・OnGen・millmo・Musico・mero.jp他、大手配信会社にてネット配信。後半は、チャリティーイベントや病院や施設への慰問や、ボランティア・コンサートなどへの積極的に出演。8月19日、順天堂東京江東高齢者医療センターにてボランティアコンサート出演。11月26日、盛岡・マニラ育英会主催チャリティーライブVol.13に出演。
- 2011年:7月9日、順天堂大学医学部附属順天堂医院癒しのコンサート出演。7月17日&12月16日、盛岡(銭湯)梅の湯にて、「東日本大地震緊急支援!チャリティー銭湯ライブ」に出演。9月23日、盛岡・マニラ育英会主催チャリティーライブVol.14に出演。
- 2012年:8月10日&11日、東京&川崎にて、盛岡の仲間達と共に「2daysの震災復興支援チャリティーライブ」を開催。両日出演・司会・仕切りをこなし、大成功を収めた。8月24日と12月14日は「震災復興支援チャリティーライブin盛岡」、9月23日は盛岡市内11箇所で行われる市内最大の音楽イベント「いしがきミュージックフェスティバル」、12月1日は「第20回岩手県障がい者文化芸術祭記念式典」に出演。
- 2017年:2枚目のCD全国流通開始。(CD-Rミニアルバム『KISEKI 〜輝石・軌跡・奇跡〜』がプレスCD『七色のKISEKI』としてリニューアル)
音楽性
- 影響を受けたアーティストは、岡村孝子、小田和正、Taimane Gardner。
- 3オクターブ4音の声域を持つ。
- 楽曲は、ウクレレ弾き語り、もしくは、本人作成の打ち込み音源+ウクレレによって演奏される。
ウクレレ
所持しているウクレレは4本である。
- Fluke(フルーク)
- Fluke=クジラの尾ヒレの意。形状がそれに似ているため、ホルダーなしで床に立つことが特徴。背面は樹脂製で、案外と音が良い。米国コネチカット州(Flea Market)製。
- 生まれて初めての「海外通販」で買った品。最も使用頻度が高く、ボディーに紫の花(デンファレ=デンドロビウム)のペイントがされているこのウクレレは、れいのトレードマークにもなっている。
- Sweet Heart(スイートハート)
- ネック&ボディー一体型(一本の木から、中をくり抜いて作られている)のため、非常に音が良い。ホール(穴)の形状にも特徴があり、2つのハートが重なり合った形となっている。ボリビア(Fedaro)製。
- インターネット上の外国のサイトで見つけ、一目ぼれした品。しかし購入方法も値段も分からず、入手は困難と考えられた。ある日通院時の待ち時間、ふらっと入ったお茶の水の楽器店で1品限りの品に遭遇し、迷うことなく即購入。その時の感激は、本人がブログやライヴ後の打ち上げ会でしばしば口にする。
- Rock Uke(ロック ウケ)
- エレキギター(フェンダー・テレキャスター)の形状を真似て作られている。白×黒のボディー。シールドでアンプにつなげば、音をライン出力することが可能。中国製。(廃盤)
C 本人は、この音質が気に入っていないため、めったに使用されることがない。
- VOX(Hello Kitty)
- ホール(穴)がハローキティ型になっている。2016年3月に行われたボランティアコンサートで一度だけ披露された。
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