なるトモ! 番組概要

なるトモ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/16 07:52 UTC 版)

番組概要

情報満載 ひるまで!すっぴん!』の後番組として2004年5月10日に放送開始。番組コンセプトは「ネタのコンビニ 楽しく『なるトモ!』」。若手・中堅のお笑い芸人をレギュラーやゲストに迎え、芸能情報や芸人による企画などを放送。前番組からはメッセンジャー海原やすよ・ともこ橋下徹西川ヘレン西川かの子・芸能担当の駒井千佳子・森岡真一郎が引き継ぎ、新しくなるみ陣内智則の2人を司会に迎えて始動した。番組名は司会の2人の名前からとられている。

2005年9月30日までは関西ローカル番組だったが、同年10月3日より日本テレビ中京テレビ広島テレビくまもと県民テレビでも放送。その後日テレでは2006年3月31日で打ち切られている。

番組の変遷

2005年1月10日には、平均視聴率13.7%を記録(当時の最高)、瞬間最高視聴率も16%台だった(ビデオリサーチ・関西地区調べ)。

陣内と藤原紀香が結婚(その後、陣内と紀香は2007年4月に結婚するも、2009年3月に離婚)するという情報が一斉に流れた直後の2006年11月16日の放送では、陣内のコメントを聞こうと、平均視聴率が10.1%と、通常の倍近くになり、オープニングにおける瞬間最高視聴率は12.8%となった。婚約会見が行われた翌日の2006年12月27日の放送では、冒頭から40分間陣内と紀香とのアツアツのエピソードが披露され平均視聴率が13.1%になった。瞬間最高視聴率は16.9%[要出典]

最高視聴率は2007年1月4日の14.6%。番組の好調を受けてytvは放送時間枠の拡大を検討していた[1] が、2007年5月7日から『なるトモ!』自体の放送時間はそのままに、その直前に『もうスグ!なるトモ!』なるプレ前座番組を9:36 - 9:55に設けた。このため「スッキリ!!」は9:36で飛び降りになった。しかし、2008年3月28日をもって『もうスグ!なるトモ!』は終了し、3月31日からは再び『スッキリ!!』を9:55まで放送しフルネットとなった。

2007年4月4日から西日本放送でも放送されるようになった(編成上の都合により月曜・火曜の放送はない)。1年半ぶりの新規ネット局である。

2008年8月19日放送のオープニングで、陣内が9月をもって降板することを発表。その後、2008年9月23日放送を以って降板した。陣内降板後の9月29日放送分からは後任の司会者を加えず、なるみの単独司会という体制となった。番組タイトルの「トモ」の部分についても、共演者をなるみの「ともだち」として捉える形に変えた[2]

2009年3月27日を以って放送終了。読売テレビではこの時間帯の自社製作を取り止めた(一方、夕方のローカルニュース枠が拡大され『かんさい情報ネットten!』を開始。本番組から三浦と虎谷がこちらに移る)。4月以降は同時期に10:25まで拡大された前座番組『スッキリ!!』の第2部(9:30 - 10:25)と日本テレビが同時期に開始した『おもいッきりDON!1025』(10:25 - 11:25)をネット受けすることとしたが、後者については低視聴率のため、2009年5月28日でネットを打ち切り、2009年6月以降は再放送やテレビショッピングを放送している(月 - 木。金曜日は本番組直後の通販番組等をこの時間帯に集約させる。なお、陣内は『おもいッきりDON!』で水曜コメンテーターを務めていた)。本番組のネット局では広島テレビと西日本放送は本番組ネット受け以前のような各局独自編成(後者では『スッキリ!!・第2部』に限ってはネット受け)に戻ったが、中京テレビとくまもと県民テレビでは金曜日も含めて『スッキリ!!・第2部』と『おもいッきりDON!1025』を完全ネットする形を取った。中京テレビは本番組終了後、それに代わる番組として読売テレビで土曜日の午前中に放送されているハイヒール司会の情報番組『あさパラ!』のネット受けを開始した。

放送時間の変遷

期間 放送時間(JST
月曜 - 木曜 金曜
2004.5.10 2004.9.30 9:55 - 11:20(85分) (放送無し)
2004.10.4 2005.3.31 9:55 - 10:25(30分)
2005.4.1 2006.3.31 9:55 - 10:55(60分)
2006.4.3 2008.3.28 9:55 - 11:20(85分)
2008.3.31 2008.9.26 9:55 - 11:18(83分)
2008.9.29 2009.3.27 9:55 - 11:14(79分)

『なるトモ!ラーメン』の発売

番組と日清食品が連動して、2005年11月15日、「なるトモ!ラーメン」を近畿2府4県限定で店頭販売した(他地域はインターネットで購入可能。ただし三重県でも近畿地方の流通を使っていた店では買えた)。味の種類は「にんにくパンチの黒とんこつ」と「豆乳仕立ての鳥鍋風白スープ」の2種類で、レギュラーメンバーのアイデアがもりこまれている。それぞれを「陣内のおすすめ」・「なるみのおすすめ」と銘打つ。

2006年11月20日からは、『なるトモ!』オリジナルのカップ麺第2弾として、神戸長田名物の「ぼっかけ」を具材に使った「ぼっかけ焼そば」(パッケージにはなるみ・陣内と山崎邦正も登場)と和歌山名産の「南高梅」を具材に使った「紀州南高梅うどん」が前回と同様近畿2府4県で発売された(いずれも生タイプ)。今回の企画は、"地産地消"をテーマとして、関西の素材を生かした食文化にスポットを当てた。「ぼっかけ焼そば」にはオリバーソース、「紀州南高梅うどん」には日本の醤油発祥の地とされる和歌山・湯浅産の醤油を使用している。

2008年1月21日からは第3弾として、"新ご当地ラーメンの開発!"をテーマに、大阪府下で焼肉店を経営しているたむらけんじによる「大阪篇 焼肉風味ラーメン」と京都府出身のサバンナによる「京都篇 ベジタフルらーめん」が近畿2府4県で発売された(いずれも生タイプ)。


  1. ^ 紀香効果? 陣内「なるトモ!」枠拡大 2007年3月10日 スポーツニッポン Archived 2007年3月14日, at the Wayback Machine.
  2. ^ 「なるトモ!」陣内“卒業”で司会はなるみ1人に 2008年9月17日 スポーツ報知大阪版 Archived 2008年9月24日, at the Wayback Machine.
  3. ^ 元々はローカル番組であった。2007年5月7日 - 2008年3月28日は9:36 - 9:55に「もうスグ!なるトモ!」を放送していた。
  4. ^ 2005年10月3日から2006年3月31日まで放送。
  5. ^ 2005年10月3日からネット開始。愛・地球博閉幕に伴うネット。
  6. ^ 2007年4月6日より金曜日もネット開始。2005年 - 2007年3月『いただきマッスル!』と『中町スタイル』とテレビショッピングを放送2007年度はフルネットで放送。2008年3月31日より10:55 - 11:25はテレビショッピング(月曜 - 水曜)または『もっきんCafe』(木曜・金曜)を放送。
  7. ^ 2008年10月6日より月・火もネット開始。2007年4月4日から2008年9月までは、月曜はテレショップ、火曜は民教協製作『いきいき!夢キラリ』(2008年4月以降はytv『遠くへ行きたい』)やテレショップを放送。また、2008年9月26日までは9:55 - 11:20までの放送で、2008年10月1日から現在の放送時間に。
  8. ^ 2005年から。金曜は自社製作番組『週刊!生活快増倶楽部』を放送。






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