針入度
読み方: しんにゅうど
【英】: penetration
【英】: penetration
石油アスファルトや石油ワックスの硬さを示すもので、一定温度に保った試料に規定の針が垂直に進入した長さ(mm)の 10 倍で表す。針入度が大きい試料ほど軟質ということになる。針入度の試験方法は、日本工業規格(JIS)K2207(石油アスファルト)および K2235(石油ワックス)に規定されている。針入度では温度、荷重、時間の三つが重要であるが、この規定では温度は石油アスファルトが 25 ℃、石油ワックスでは 25 ℃または 35 ℃、荷重はいずれも 100g 、時間は 5 秒に決められている。針入度は用途決定に重要な役割を果たしており、例えばストレート・アスファルト(針入度 0 ~ 300)のうち、40 以下の硬質のものは工業用に用いられ、舗装用の主力は 60 ~ 80 のものである。 |
針入度
針入度(しんにゅうど)
針入度試験(鋼製標準針が一定温度の試料の中に進入する長さで表示する。標準試験条件は25℃で、100gの荷重をかけ、5秒間の貫入長さを測定する)により求めた針の貫入深さを1/10mm単位で表わした値、この値が小さいほど硬いアスファルトである事を表わす。
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