語部

デジタル大辞泉

かたり‐べ【語^▽部】

読み方：かたりべ

１ 古代、古伝承を語り伝え、公式の場で奏した部。平安時代には践祚(せんそ)大嘗祭(だいじょうさい)のとき、美濃・丹波・丹後・但馬(たじま)・因幡(いなば)・出雲・淡路の7か国から召されて古詞を奏した。かたらいべ。

２ ある物事を後の代に語り伝える人。「戦争の—」

歴史民俗用語辞典

語部

読み方：カタリベ（ｋａｔａｒｉｂｅ），　カタライベ（ｋａｔａｒａｉｂｅ）

大嘗祭のとき諸国から招致、古詞を奏でさせた者。

世界宗教用語大事典

かたりべ 【語部】

日本で、上代に文字のなかった頃、語り伝えられてきた史実や伝説を語ることを職とした人たち（部は職能をもって朝廷に仕えた集団）。神話や宗教伝説は語部の口伝であった。平安期以後は語部が衰え、物語僧・談義僧が出てきて仏教の物語・因縁談を語って聞かせた。

ウィキペディア

語り部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/26 17:27 UTC 版)

語り部（かたりべ）とは、昔から語り伝えられる昔話、民話、神話、歴史などを現代に語り継いでいる人を指していう。語り手と呼ぶ場合もある。

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「語部」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は英語部に入った。
• マサルは英語部に入りたがっています。