技術デモンストレーション
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/08 02:25 UTC 版)
技術デモンストレーション(ぎじゅつデモンストレーション、英: technology demonstration)とは、製品のアイデア、性能、原理、機能の紹介を第一の目的に組み立てられた、製品の試作品、大まかなサンプル、不完全な段階にあるものを指す。 略して技術デモ(ぎじゅつデモ、英: tech demo)ともいう。 これらは(製品で)採用した手法の有効性を、投資家、共同事業者、報道関係者、潜在的顧客に対してデモンストレーションし、納得させるため用いられる。
コンピュータ技術デモは、デモシーンのデモとは別物である。後者は、しばしば新しいソフトウェア技術のデモンストレーションに用いられはするが、スタンドアローンコンピュータを使ったコンピュータアートを指す。
まやかし
技術デモが只の間に合わせだったり、完全なでっち上げと判明することが時々ある。例として以下のようなものがある。
- 点滅するLEDをとりつけただけの空のケース(ドンガラ、ハリボテ)を製品として提示する。
- インターネットサービス品質ソフトウェアのデモを、手動でトラフィック調整したLAN上で行なう。
- 際立って高品質なモデリングやレンダリングを事前に施した動画・静止画を、実際のゲーム画面と称して提示する。
関連項目
- 体験版 - 体験版は製品版とは通常区別される。それは体験版が未完成・未テストということではなく、製品版の機能の一部しか使えないよう、意図的に機能が限定されている点にある。体験版は製品の広告として、また見込まれる顧客に対し製品の品質を明らかにするためリリースされる。
- 研究開発
- 概念実証
外部リンク
- The mother of all demos - Douglas Engelbart's demonstration
- 3dfx technology demos - from 1997 "Wizard of Tower" demo for Voodoo1 to 2000 "Rocketburger" demo for Voodoo5.
技術デモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 21:02 UTC 版)
単一トランジスタ7nmデバイスは2000年代初めに研究者によって最初に作製された。2002年、IBMが6nmトランジスタを作製した。 2003年、NECは5nmトランジスタを作製した。 2015年IMECとケイデンスは、5nmテストチップを作製した。作製されたテストチップは十分に機能的なデバイスではないが、配線層のパターニングを評価できるものであった。 インテルは5nmノードのためのラテラル・ナノワイヤ(または全周ゲート)FETのコンセプトを描いた。 2017年、IBMは通常のFinFETデザインではなく全周ゲート構造(GAAFET)でのシリコンナノシートを用いて、5nmシリコンチップを作製したことを明らかにした。
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