セメンテーション

デジタル大辞泉

セメンテーション【cementation】

読み方：せめんてーしょん

１ 金属の表面層に異種の元素を浸透・拡散させて、表面を硬く、または、さびにくくすること。鉄の表面に炭素をしみ込ませて焼入れする滲炭など。

２ トンネル・坑道工事などで、湧水を阻止するため、地層の裂け目にセメントモルタルやコンクリートを注入すること。

石油/天然ガス用語辞典

セメンテーション

読み方： せめんてーしょん
【英】: cementation

ルーズな堆積物｛たいせきぶつ｝が固定した岩石に変わる主要な続成作用の一つであり、堆積物の粒子間空げき（隙）に鉱物質が沈殿し、粒子を結合する現象。膠結｛こうけつ｝作用と呼ばれ、これによって沈殿した鉱物質をセメントまたは膠結物という。セメント鉱物として、方解石、苦灰石、石英などがあり、いろいろな因子によって決まる。セメンテーションは沈積後急激に、あるいは埋没、圧密または続成作用の後期に起こり、貯留岩の孔げき率、浸透率を低下させる。

Weblio日本語例文用例辞書

「セメンテーション」の例文・使い方・用例・文例

• セメンテーションという,金属の表面処理方法