ステガノグラフィとは? わかりやすく解説

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ステガノグラフィ

【英】steganography

ステガノグラフィとは、データ秘密状態でやり取りするための技術一種で、あるデータを他のデータ中に埋め込んで所在秘匿する技術のことである。

ステガノグラフィでは、画像データのように冗長性持ったデータ中に隠したデータ織り込ませることで所在を隠す手法取られる一般的な情報秘匿手段である暗号化とは異なり情報存在自体を外からは判別できなくすることができる長所持っている。ステガノグラフィの技術は、画像データ著作権情報追加する電子透かし技術などに応用されている。

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暗号化方式:  量子暗号  SECOQC  ゼロ知識証明  ステガノグラフィ  TKIP  Triple DES  Toyocrypt

ステガノグラフィー

(ステガノグラフィ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 01:41 UTC 版)

ステガノグラフィー: 隠写術: steganography)とは、情報隠蔽英語版技術の一つであり、情報を他の情報に埋め込む技術のこと、あるいはその研究を指す。暗号(cryptography)が平文の内容を読めなくする手段を提供するのに対して、ステガノグラフィーは存在自体を隠す点が異なる。


  1. ^ [1]
  2. ^ [2]
  3. ^ 冗長性から見た情報技術, 青木直史, BlueBacks, 講談社, 2011, ISBN 9784062577199
  4. ^ 第2次世界大戦中にドイツで開発された技術である。きわめて小さな写真フィルムに文章を記録する。それを手紙の中の句読点に貼り付けて、検閲を免れたため、微小ドットと呼ばれた。
  5. ^ 意図的にノイズの多い画像を選ぶと良い。
  6. ^ 埋め込み場所を無作為に選べばさらに検出が困難になる


「ステガノグラフィー」の続きの解説一覧

ステガノグラフィ (Steganography)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/28 08:31 UTC 版)

コンピュータ・フォレンジクス」の記事における「ステガノグラフィ (Steganography)」の解説

データ隠蔽する手法として、ステガノグラフィがある。これは、画像などのバイナリファイル中にデータ埋め込んで隠す手法である。使用例としては、児童ポルノなどの違法なデータ隠蔽挙げられるこの手法への対策としては、ハッシュ値比較がある。証拠物の中の一見無害なファイルハッシュ値と、そのオリジナルファイル入手できれば)のハッシュ値比較し相違があればファイル内容にも相違があり、違法データ埋め込まれている可能性があると看破できる。

※この「ステガノグラフィ (Steganography)」の解説は、「コンピュータ・フォレンジクス」の解説の一部です。
「ステガノグラフィ (Steganography)」を含む「コンピュータ・フォレンジクス」の記事については、「コンピュータ・フォレンジクス」の概要を参照ください。

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