サーモグラフィー【thermography】
サーモグラフィ
物体の温度に依存して放射される赤外線を検出して、温度分布を知る方法。応用例としてもっとも身近なものは、人体やその他の物体の温度をカラーで表示して視覚化することである。自動車の生産現場では、鍛造やダイキャストの金型の温度分布を視覚化して高温部を検出し、効果的に冷却して型の摩耗を低減する対策につなげている。別の活用例として、物体に応力を付与すると変形して発熱する現象を利用し、発熱を検出して応力分布を求めることが可能である。
熱画像法、サーモグラフィ
サーモグラフィー
(thermography から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 13:20 UTC 版)
サーモグラフィー[1][2][3](英: thermography)は、物体から放射される赤外線を分析し、熱分布を図として表した画像、またはその画像を取得する装置である。
- ^ 文部省、日本物理学会編『学術用語集 : 物理学編』培風館、1990年。ISBN 4-563-02195-4 。
- ^ 文部省、日本分光学会『学術用語集 : 分光学編』(増訂版)培風館、1999年。ISBN 4-563-04567-5 。
- ^ 日本語での正式名称はサーモグラフィと書き、最後の長音を表記しない。「サーモグラフィ」は一般社団法人日本赤外線サーモグラフィ協会の登録商標である(第5327592号)。
- ^ 広がる感染症、難しい水際対策日本経済新聞(2018年11月14日)2020年2月29日閲覧
- 1 サーモグラフィーとは
- 2 サーモグラフィーの概要
- 3 関連項目
- thermographyのページへのリンク