thermal recoveryとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ビジネス > 新語時事用語辞典 > thermal recoveryの意味・解説 

サーマルリサイクル

別名:サーマルリカバリー
英語:Thermal Recovery

ごみの焼却処理において、焼却炉から発せられる熱エネルギー発電などの用途利用しエネルギー回収行おうという概念

サーマル‐リカバリー【thermal recovery】

読み方:さーまるりかばりー

サーマルリサイクル


熱攻法

読み方ねつこうほう
【英】: thermal recovery

油層熱エネルギー与えることにより、原油粘度下げて採収率増加させる方法をいい、地上発生させた熱エネルギー水蒸気の形で油層圧入する水蒸気圧入法(steam injection)と、油層内において原油一部燃焼させることにより熱エネルギー発生させる火攻法(fire flood)に大別される。熱攻法はその原理から、オイルサンド・オイル、重質油といった粘度の高い原油の採収に適用されることが多い。水蒸気攻法は、さらに狭義水蒸気攻法steam flood)と水蒸気刺激法steam stimulation)に分類される前者パターン組んだ圧入井より水蒸気油層圧入し、生産井より原油採取する方法である。後者は、1 坑井にある期間水蒸気圧入後、数日密閉し生産切り替える方法steam soak 法や huff-and-puff 法とも呼ばれる水蒸気刺激法により、坑井間の流体移動が可能となると水蒸気攻法切り替えるのが一般的である。水蒸気攻法変形として水蒸気代わりに熱水圧入する熱水攻法hot water injection)もあるが、効果蒸気場合比して劣る。火攻法は油層内燃焼法(in-situ combustion)とも呼ばれ、以下の 3 種大別される前進火攻法(forward combustion)は圧入井より空気連続圧入着火に伴う燃焼帯の移動に伴い原油生産井駆逐する方法湿式火攻法は空気圧入 ―燃焼の後に効果的な熱の移動をねらい、空気交互に圧入する方法wet combustion 、COFCAW 法とも呼ばれている。後退火攻法(reverse combustion)は空気圧入井より圧入するものの着火生産井で行う方法で、熱による原油粘度低下割合大きいことが特徴である。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「thermal recovery」の関連用語

thermal recoveryのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



thermal recoveryのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
新語時事用語辞典新語時事用語辞典
Copyright © 2024 新語時事用語辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JOGMECJOGMEC
Global Disclaimer(免責事項)
本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、 機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。 また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。 したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。 なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
※Copyright (c) 2024 Japan Oil, Gas and Metals National Corporation. All Rights Reserved.
このホームページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS