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テラゾシン

分子式C19H25N5O4
その他の名称テラゾシン、Terazosin、1-(4-Amino-6,7-dimethoxyquinazolin-2-yl)-4-[(tetrahydrofuran-2-yl)carbonyl]piperazine
体系名:4-(4-アミノ-6,7-ジメトキシキナゾリン-2-イル)ピペラジノ[(テトラヒドロフラン)-2-イル]ケトン、1-(4-アミノ-6,7-ジメトキシキナゾリン-2-イル)-4-[[(テトラヒドロフラン)-2-イル]カルボニル]ピペラジン


テラゾシン

【仮名】てらぞしん
原文】terazosin

前立腺肥大症による排尿症状治療用いられる薬物高血圧治療にも使用されているほか、その他の病態対す治療薬としても研究されている。テラゾシンは血管筋組織前立腺筋組織弛緩させるα遮断薬一種である。「terazosin hydrochloride(塩酸テラゾシン)」、「hytrin」とも呼ばれる

テラゾシン

(terazosin から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 00:35 UTC 版)

テラゾシン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
販売名 Hytrin
Drugs.com monograph
MedlinePlus a693046
法的規制
投与経路 経口
薬物動態データ
血漿タンパク結合90-94%
半減期12 hours
識別
CAS番号
63590-64-7 
ATCコード G04CA03 (WHO)
PubChem CID: 5401
IUPHAR/BPS 7302
DrugBank DB01162 
ChemSpider 5208 
UNII 8L5014XET7 
KEGG D08569  
ChEBI CHEBI:9445 
ChEMBL CHEMBL611 
別名 [4-(4-amino-6,7-dimethoxy-quinazolin-2-yl)piperazin-1-yl]-tetrahydrofuran-2-yl-methanone
化学的データ
化学式C19H25N5O4
分子量387.433 g/mol
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テラゾシン(Terazosin)は交感神経α1受容体遮断薬で、前立腺肥大症[1]の治療に使用する。また、血圧を下げる効果もあるため、高血圧[1]と前立腺肥大症を併発している場合に有効である。商品名ハイトラシン、バソメット。

テラゾシンは、アドレナリン膀胱血管平滑筋に作用するのをブロックする。

よく見られる副作用は、めまい、ねむけ、頭痛、便秘、食欲不振、だるさ、鼻づまり、目のかわきであるが、通常は2~3日服用を続けると解消される。

処方開始時は、少量の服用から開始して、初回投与効果を避けることが重要である。

効能・効果

  1. 本態性高血圧症,腎性高血圧症,褐色細胞腫による高血圧症[1]
  2. 前立腺肥大症に伴う排尿障害[1]

出典

  1. ^ a b c d ハイトラシン錠0.25mg/0.5mg/1mg/2mg 添付文書” (2015年11月). 2016年8月4日閲覧。


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