mouse Trapとは? わかりやすく解説

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ねずみ捕り

(mouse Trap から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/07 17:27 UTC 版)

ばね式のネズミ捕り

ねずみ捕り(ねずみとり、英語: mousetrap)とは、ネズミ捕獲駆除するためのの総称。ネズミは病原菌媒介し家財などに被害を及ぼすため、捕獲・駆除の対象となる。物理的にネズミを捕獲する捕鼠器と化学的な薬品を用いる殺鼠剤に分かれる。

捕獲・駆除の手法

捕鼠器

罠(ねずみ捕り器)に掛かったネズミ

機械式のねずみ捕り器は、ばね式になっているものが多い。この罠の中央部におびき寄せるための残飯を置いて、ネズミの通りそうな場所に設置する。食品に気づいたネズミが食べようとして罠に触れると、ばねが動いて捕獲する。

画像(右)のようにオリ状になったものや、木板にばねを取り付けただけの物や、粘着テープ式もある。

殺鼠剤

一度の食餌で致死する急性毒剤と徐々に蓄積する累積毒剤があるが、毒性が強く幼児愛玩動物家畜が誤食する危険性があるため、後者を用いるのが一般的。また、法規制と用途では、薬事法による家ネズミ用と農薬取締法による野ネズミ用に分かれており、成分・販売・取り扱いに規定があるほか、「農業用殺鼠剤の家庭での利用」など、目的外利用を禁止している。

江戸時代には猛毒のヒ素を含む砒石すなわち硫砒鉄鉱(ヒ酸鉛を成分とするミメット鉱とも)を焼成して製造した亜ヒ酸を主成分とする「石見銀山ねずみ捕り」または「石見銀山」「猫いらず」が使われていた。実際は「笹ヶ谷鉱山」産だが、販売戦略上、知名度の高い石見銀山の名が用いられたため、一部混乱が生じている。猛毒のため現在は使用されていない。

テーブル上のねずみを見つめる猫

かつては勝手にねずみを捕獲してくれるため、ペット兼ねずみ捕りとしてを飼うことが多かったが、殺鼠剤などの一般化によりねずみ捕り目的で飼うことは少なくなった。

田代島のように養蚕が行われていた地域では、カイコ天敵であるネズミを駆除してくれる猫を大切にする風習が残っている。

イギリスの首相が暮らす官邸のあるダウニング街10番地では伝統的な習慣として、首相官邸ネズミ捕獲長という身分の猫を飼っている。また、イギリス外務省にも「ネズミ取り長官」という身分を持つ猫の「パーマストン」がいる[1]

派生

交通取り締まりの様子

「エサ(速度の出やすい路線)を使って罠を張る(物陰に隠れて速度を測定する)」の意味から、警察による交通取り締まり俗称[2]にもなっている。

測定器や測定員に気づいた運転者の急ブレーキが事故の引き金となることもあることから、現在では遮蔽物の影からの測定は行われておらず、注意力、速度、車間距離が適当であれば事前に目視で認知できるようになっている。また、測定箇所の少し先に設けられ、違反者が誘導されて交通違反告知票に署名を行う場所は「サイン会場」とも呼ばれる。

関節遊離体(関節鼠)を手術して取ることを『ネズミとり』と呼ぶ場合がある。

その他

ギネス世界記録認定種目としては「1分間にねずみ捕りを舌に挟んだ回数」という種目がある[3]

脚注

  1. ^ 野良から英外務省のネズミ捕り長官に Archived 2016年4月19日, at the Wayback Machine.BBCニュース2016年4月14日
  2. ^ 免許を守れ!スピード違反で泣かないために」、All About、2005年9月5日。
  3. ^ クレイグ・グレンディ『ギネス世界記録 2014』p111(2013年9月12日初版、KADOKAWA)

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、ねずみ捕りに関するカテゴリがあります。




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