etcd
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 02:38 UTC 版)
「Cloud Native Computing Foundation」の記事における「etcd」の解説
etcdは、マシンのクラスター全体に渡ってデータを信頼性の高い方法で保存できる分散キーバリューストアである。CNCFのシアトルで開催されたKubeCon+CloudNativeCon North America 2018でincubatingプロジェクトになることが発表された。2020年11月にgraduatedプロジェクトになった。
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etcd
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 22:46 UTC 版)
「Kubernetes」の記事における「etcd」の解説
etcdは、CoreOS(英語版)により開発された、永続的な軽量な分散キーバリューストアである。クラスタの設定データを確実に保存し、任意の時点でのクラスタ全体の状態を保存する。Apache ZooKeeperと同様、etcdは、ネットワーク部分のイベントにおいて、可用性(Availability)よりも一貫性(Consistency)を重視するシステムである(CAP定理を参照)。この一貫性は、正しいスケジューリングとサービスのオペレーションにとって非常に重要である。Kubernetes APIサーバーは、etcdのwatch APIを用いて、クラスターや重要な設定の変更を監視したり、クラスタの状態にデプロイ時に宣言された状態との齟齬が生じた時、宣言された状態になるように修復する。一例として、もしデプロイ時に特定のポッドのインスタンス3つが実行している必要があると指定すると、この情報はetcdに保存される。もし、実行中のインスタンスが2つしか見つからなかった場合、この違いがetcdのデータと比較され、Kubernetesはこの情報を用いて、追加のポッドインスタンスを作成するスケジュールを立てる。
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